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『ムスコ物語』デルスさんとヤマザキマリさんの子育て論?世界を旅する母と息子の軌跡

国際色豊かな幼少期を過ごし、現在はフリーフォトグラファーとして活躍するデルス。漫画家・ヤマザキマリの息子であり、自由な生き方を追求しています。世界各地を転々とした幼少期の経験、いじめや多様性への理解、そして母親との絆。最新刊『ムスコ物語』では、デルスの成長を通して、経済至上主義への疑問や精神性の重要性を問いかけます。子育て、生き方に迷うすべての人へ、自由と多様性のヒントが詰まった一冊。

『ムスコ物語』デルスさんとヤマザキマリさんの子育て論?世界を旅する母と息子の軌跡

📘 この記事で分かる事!

💡 ヤマザキマリさんの息子、デルスさんの幼少期の遍歴と、多様な文化に触れた経験。

💡 ヤマザキマリさんの息子を思う愛情と、型にはまらない子育て観。

💡 息子デルスさんと母親ヤマザキマリさんの、それぞれの個性と、そこから生まれる共感。

それでは、ヤマザキマリさんの著書『ムスコ物語』を通して、デルスさんの生い立ちや、彼女の子育て観について見ていきましょう。

世界を旅するフォトグラファー、デルスさんの生い立ち

ヤマザキマリさんの息子、デルスさんはどんな人生を送ってきた?

世界中を転々とし、自由な生き方を志す

デルスさんの生い立ちから、ジェイクとの出会いと別れ、その後のデルスさんの心情の変化について触れています。

ページ目)ヤマザキマリシカゴに生まれ育ち、息子と仲良くしてくれた彼がいてくれたから、私たち家族はなんとか頑張れた。息子の友人・ジェイクの思い出扉の向う側

公開日:2023/11/16

ページ目)ヤマザキマリシカゴに生まれ育ち、息子と仲良くしてくれた彼がいてくれたから、私たち家族はなんとか頑張れた。息子の友人・ジェイクの思い出扉の向う側

✅ ジェイクは息子の高校卒業後に地元の工科大学に進学し、息子はハワイ大学へ進学しました。

✅ その後、息子から送られた海の写真に「Beautiful」と返信したのを最後に、ジェイクとの連絡が途絶えてしまいましたが、後にジェイクが持病をこじらせて亡くなっていたことがわかりました。

✅ 息子は冷静にこの悲しい出来事を伝え、作者はジェイクとの思い出を振り返りながら、ジェイクの存在が家族にとってどれほど支えになっていたかを息子に語りました。

さらに読む ⇒婦人公論|芸能、事件、体験告白……知りたいニュースがここに!出典/画像元: https://fujinkoron.jp/articles/-/10133?page=4

ジェイクとの別れは悲しい出来事でしたが、デルスさんが冷静に受け止め、母親に語る姿に、親子の絆を感じます。

著者のジェイクとの思い出を振り返る様子も印象的でした。

ヤマザキマリさんの息子、デルスさんは、イタリア人とのハーフで、イタリア生まれ。

2021年現在26歳。

幼少期はフィレンツェ、札幌、ダマスカス、リスボン、シカゴ、ハワイ、京都など世界各地を転々とし、ハワイ大学マノア校機械学部を卒業した

高校時代には、ジェイクという友人と出会い、彼の友情により、困難な高校生活を乗り越えた。

デルスさんは、理数系が得意でエンジニアを目指していたが、大学卒業後はネパールへ旅に出るなど、自由な生き方を志す。

現在はフリーランスのフォトグラファーとして活動しており、写真、絵画、執筆など多岐にわたる才能を持つ。

うーん、ジェイクさんとの別れは辛かったでしょうね。でも、デルスさん、立派に成長されて…。子供の成長って、本当に早いものですなぁ。

『ムスコ物語』に綴られた、ヤマザキマリさんの子育て観

ヤマザキマリさんはなぜ息子と世界を旅したのですか?

人生の面白さを教えるため

『ムスコ物語』で語られる、ヤマザキマリさんの子育て観と、息子デルスさんとの関係性について掘り下げていきます。

ムスコ物語幻冬舎文庫ヤマザキマリ
ムスコ物語幻冬舎文庫ヤマザキマリ

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シングルマザーとして世界を旅しながら子育てをするという、ヤマザキマリさんの生き方は、とても刺激的ですね。

子供の可能性を信じ、色々な経験をさせるという姿勢に感銘を受けました。

ヤマザキマリさんは、シングルマザーとして世界を放浪しながら子育てをしてきた経験を『ムスコ物語』にまとめた。

この本の中で、彼女は、息子が様々な困難に直面するであろうことを予見し、子供時代だけでも「人生は面白いことも楽しいことも嬉しいこともたくさんある」ということを身をもって示したいと考え、息子と共に世界を旅してきたことを語っている。

デルスさんの父親は、ヤマザキマリさんがイタリア留学中に付き合っていた4歳年上のイタリア人。

自称詩人で生活力に乏しかったため、ヤマザキマリさんは同棲生活10年後に別れている。

ヤマザキマリさんは、デルスさんに父親について否定的なことを一切聞かされていない。

なるほど、子育てを通して見えてくるものがあるんですね。私も、色々な本を読んで勉強してみようかしら。

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ヤマザキマリ最新刊!息子との異文化子育てエッセイ。経済至上主義に疑問を投げかけ、多様性や精神性を語る。生き方を見つめ直すヒント満載!