上野千鶴子と考える、これからの生き方(?):著作から学ぶ、老後、家族、そして自分自身上野千鶴子の思想と生き方を紐解く
日本のフェミニズムを牽引する上野千鶴子さんの思想に触れる4冊を紹介!『サバイバル語録』から、老後、ジェンダー、家族観まで、上野さんの鋭い視点と思想が詰まった著作を厳選。自分らしい生き方を模索するヒントがここに。人生100年時代の終活についても、上野さんと樋口恵子さんの対談からヒントを得よう。
💡 上野千鶴子さんの著作は、女性の生き方、老後、家族など多岐にわたるテーマを扱い、現代社会の問題点を鋭く指摘しています。
💡 『おひとりさまの老後』は、老後を一人で過ごすことを前提に、具体的な準備や心の持ち方を解説し、多くの人々に影響を与えました。
💡 上野千鶴子さんと樋口恵子さんの対談からは、人生の終末期における考え方や、後悔しない生き方について学ぶことができます。
上野千鶴子さんの著作を通して、現代社会における女性の生き方や、老後、家族というテーマについて、深く掘り下げていきましょう。
上野千鶴子さんの著作から学ぶ、女性の生き方
上野千鶴子の本、最初に読むならどれ?
『上野千鶴子のサバイバル語録』
本書は、上野千鶴子さんの著作から、人生、仕事、老後、女性に関する様々なテーマについて、上野さん独特の鋭い視点とユーモアで語られています。
公開日:2024/05/27

✅ 社会学者の上野千鶴子氏は、高齢者の単身での最期を不幸とは捉えず、親子の距離が離れた「親不孝介護」に注目が集まっている現状に対して「何を今さら」と述べている。
✅ 30年間で世帯構成が大きく変化し、三世代同居が減少した背景には、年金制度の普及による親の経済的自立と、介護保険制度の開始がある。これにより、親は子の経済的支援を必要としなくなり、家計分離が進んだ。
✅ かつては親の「呼び寄せ同居」が親孝行とされていたが、実際には親も子も幸福度が低く、社会規範や義務感によるものであった可能性が高い。
さらに読む ⇒マネーポスト出典/画像元: https://www.moneypost.jp/1145852上野さんの著作は、現代社会における女性の生きづらさや、老後の問題について考えさせられる内容で、示唆に富んでいます。
上野千鶴子さんは、日本のフェミニズム運動を牽引する社会学者であり、その著作は女性の生き方、老後、性差別など、多岐にわたるテーマを扱っています。
本書では、上野千鶴子さんの代表的な著作から、上野さんの思想に触れられる4冊を紹介します。
まず、上野さんの著作を初めて手に取る方におすすめなのが『上野千鶴子のサバイバル語録』です。
本書は、上野さんの著作から抜粋された140の言葉が収録されており、人生、仕事、老後、女性に関する様々なテーマについて、上野さん独特の鋭い視点とユーモアで語られています。
この本を読めば、上野さんの考え方の奥深さと、現代社会における女性の生きづらさに対する洞察力に気づくことができます。
次に紹介するのは、2007年に発表され、日本中に「おひとりさま」という言葉のブームを巻き起こした『おひとりさまの老後』です。
結婚してもしていなくても、最後は誰もがひとりになるという現実を受け止め、老後をどのように過ごすかについて、具体的な方法や考え方、そして心の準備について解説しています。
高齢者施設選びのポイントや、介護される側の心得など、具体的な事例を交えながら、女性の老後に対する不安を解消するヒントを与えてくれます。
さらに、上野さんの著作の中でも特に注目を集めているのが、性とジェンダーに関する著作です。
その中でも特におすすめなのが、『性とジェンダー』です。
本書では、社会における性差別の歴史や構造、そして現代社会におけるジェンダーの問題について、学術的な視点から解説しています。
性とジェンダーに関する誤解や偏見を解き明かし、読者のジェンダーに対する理解を深める一冊となっています。
最後に紹介するのは、最新刊『家族という名の牢獄』です。
本書では、家族のあり方、特に結婚や出産という伝統的な価値観が、現代社会においてどのように女性を束縛しているのかについて分析しています。
上野さんは、結婚や出産は個人の自由意志に基づいた選択であるべきであり、女性は家族という名の牢獄から解放されるべきだと主張しています。
上野千鶴子さんの著作は、どれも女性の生き方について深く考えさせられるものばかりです。
これらの本を通して、自分自身の人生について改めて考えてみる機会になるのではないでしょうか。
上野さんの本は、昔の価値観にとらわれず、自分の人生を自分で決めることの大切さを教えてくれる。素晴らしいですね。
上野千鶴子と樋口恵子の対談:老母の介護、家族のあり方
介護問題、正解は?上野千鶴子氏の提案とは?
息子夫婦の引っ越し、それが正解かもしれません。
上野千鶴子さんと樋口恵子さんの対談では、介護問題における家族のあり方、そして「やめどき」について議論されています。
公開日:2024/11/02

✅ 上野千鶴子氏は、家族にとって介護のやめどきは親を施設に入れた時、樋口恵子氏は施設に入っても介護は続くという考えを示している。
✅ 上野氏は、施設への面会を介護と呼ぶことに否定的な意見を持ち、金銭的な支援はしても、手足は出さない状態を「介護のやめどき」と捉える考えを示している。
✅ 著書『最期はひとり 80歳からの人生のやめどき』において、家族は介護のやめどきを選ぶ権利があるとしている。
さらに読む ⇒婦人公論|芸能、事件、体験告白……知りたいニュースがここに!出典/画像元: https://fujinkoron.jp/articles/-/14501?page=4介護問題に対する二人の考え方の違いは興味深く、家族のあり方について、改めて考えさせられる内容です。
上野千鶴子さんと樋口恵子さんの対談では、103歳の老母を施設に入れた息子の妻の選択について議論されました。
上野さんは、息子夫婦が家を出て老母と世帯分離すべきだと主張しました。
老母が自分名義の家から追い出されるのではなく、70代の妻が夫を説得してふたりで家を出てしまえば良いと提言しました。
樋口さんは、置き去りにするのと施設に入れるのとどちらがむごいかという疑問を呈しました。
上野さんは、置き去りの方がマシだとし、息子夫婦が引っ越したとしても家族であることに変わりはないと主張しました。
また、息子がマザコンであれば、老母の元に通えば良いと述べています。
この対談では、高齢者の介護問題をめぐる複雑な倫理的な側面が浮き彫りになっています。
うーん、介護って難しい問題ですよね。どちらの意見も理解できるけど、実際に直面したらどうするんだろう…。
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91歳樋口恵子×75歳上野千鶴子。人生の「やめどき」を語る。散骨、遺書…最期への準備と思いを赤裸々に。過去を許し、心穏やかに生きるヒント。