山口小夜子の美学とは？時代を超えて愛されるモデルの秘密に迫る！山口小夜子の美の軌跡：ファッション、メイク、そして生き方
アジア人初のトップモデル、山口小夜子。70年代に世界を魅了し、イヴ・サンローランも虜にしたミステリアスな美しさ。彼女の美学は、個性際立つメイクと丁寧なケアに。資生堂広告で時代を象徴し、写真家やクリエイターとの協働で新たな美を創造。晩年はDJとしても活躍し、常に新しい美を追求した。その生き方、美意識は現代女性にも影響を与え続けている。2024年、新刊記念展覧会も開催。
資生堂広告とクリエイターたちとの協働
山口小夜子の広告で印象的なのは？そのスタイルとは？
切れ長の目、黒髪、白肌。資生堂広告で個性を発揮。
資生堂とのコラボレーションは、山口小夜子の美しさをさらに際立たせました。
彼女の個性を最大限に引き出す広告は、今見ても新鮮で、時代を超えた魅力を感じます。
✅ 資生堂の広告企画「SHISEIDO MUSEUM」のバックナンバーとして、1978年の広告ポスター「資生堂練香水 舞」を紹介。
✅ モデルは山口小夜子で、彼女のミステリアスな目元と、グラフィックデザイナーによる大胆なトリミングが印象的な作品。
✅ アートディレクター中村誠による、印刷技術を駆使したグラフィック表現と、ミニマルながらも力強い表現が特徴。
さらに読む ⇒ 資生堂出典/画像元: https://hanatsubaki.shiseido.com/jp/museum/7473/資生堂の広告で、山口小夜子さんの表現力が光っていますね。
写真家やアートディレクターとの協働も、彼女の美を最大限に引き出す力となりました。
広告を通して、香りの世界観を表現する姿は、本当に魅力的です。
山口小夜子は、資生堂の香水広告で、その個性を際立たせました。
大胆なトリミングや表現が用いられ、特に切れ長の目、黒髪、白肌というスタイルは、現代の若い世代からも支持を集めています。
資生堂の香水シリーズ「ZEN」（1964年）、「舞」（1967年）、「錦」（1973年）、「すずろ」（1976年）などの広告に登場し、ブランドのイメージ向上に貢献しました。
彼女は、写真家やアートディレクターなど、才能あるクリエイターたちと協働し、彼らの思いを汲み取って香りの世界観を表現する広告を作り上げました。
モデルの仕事はデザイナーとのコラボレーションと考え、服に込められた意図を全身で表現していました。
山口小夜子の広告、カッコいいですよね！ 昔の広告って、なんか独特の雰囲気があって好きなんですよ。今の若い世代にも、刺さるものがあると思います。
時代を超えた美へのインスピレーション
山口小夜子の美意識、三吉彩花がオマージュで何に挑戦？
従来のメイク概念を覆す新しいメイク
山口小夜子の美意識は、現代のアーティストたちにも影響を与えています。
その中でも、ヘア＆メイクアップアーティストの小田切ヒロ氏と、女優の三吉彩花さんの取り組みは、非常に興味深いです。
✅ ヘア＆メイクアップアーティスト小田切ヒロが、女優の三吉彩花をモデルの山口小夜子をオマージュしたメイクルックで表現。
✅ 小田切ヒロは、メイクの既成概念を壊し、チークを目の周りに使用したり、ファンデーションの使用を最小限に抑えるなど、斬新なメイクテクニックを提案。
✅ 三吉彩花は、自分の゛好き゛を大切にし、自分を信じるマインドが魅力であると小田切ヒロと三吉彩花が語っている。
さらに読む ⇒GINGERジンジャー出典/画像元: https://gingerweb.jp/timeless/myself/makeup/20220228-hiro_odagiri-5小田切ヒロ氏と三吉彩花さんのコラボレーションは、山口小夜子さんの美学を現代的に解釈し、新しい美の表現を生み出していますね。
自分らしさを大切にするというメッセージは、響きますね。
山口小夜子の美意識は、多様な表現活動にも現れています。
コンテンポラリーダンスグループ「山海塾」の舞台に積極的に参加し、新しい挑戦を厭わない姿勢が多くの人々を魅了しました。
また、晩年にはDJとしても活躍し、常に新しい美を追求しました。
最近では、ヘア＆メイクアップアーティスト小田切ヒロ氏による連載企画で、女優の三吉彩花さんが山口小夜子さんにオマージュを捧げたメイクルックを披露しました。
三吉さんは、山口小夜子の「私は私」という強いマインドに共感し、従来のメイクの概念を覆す新しいメイクに挑戦。
小田切氏は、自分だけのスタイルを見つけることが輝きの秘訣だと語っています。
山口小夜子さんの影響力は、すごいですね。こうして、時代を超えて、色々な人に影響を与え続けているなんて。
展覧会とイベント情報
山口小夜子の魅力が詰まった展覧会、見逃せないポイントは？
ファッション、写真、映像で多角的に魅力を探求！
山口小夜子は、着物に関しても独自の美学を持っていました。
伝統を守りながらも、自由に楽しむ着こなしを提案し、着物をより身近なものにしました。
公開日:2024/07/01
✅ 山口小夜子は、ファッションモデルとして活躍するかたわら、着物に対する独自の考えを持っており、伝統的な着物の形を守りつつ、洋服のように自由に、そして気軽に楽しめる着こなしを提唱していた。
✅ 彼女は、着物の決まり事に縛られず、素材や着方を工夫することで、より身近なものとして着物を楽しむことを推奨し、大正・昭和初期の着方や、子供の頃の祖母の日常的な着こなしを参考にしていた。
✅ 山口小夜子にとって着物は特別なものではなく、いつでも着たい普段着であり、着物を通して自分らしいイメージを表現することを大切にしており、着物を着る際のちょっとした仕草や、着物ならではの優雅さを愛していた。
さらに読む ⇒with digital 親密な時を届けるヴィジュアルインタビュー誌（講談社）出典/画像元: https://with.kodansha.co.jp/article/culture-sayoko_yamaguchi着物に対する彼女の考え方も、非常に興味深いですね。
伝統にとらわれず、自由に楽しむという姿勢は、現代の私たちにも通じるものがあります。
展覧会で、その世界観を堪能したいですね。
山口小夜子の多岐にわたる活動を紹介する展覧会が、2015年に東京都現代美術館で開催されました。
雑誌、写真、スクラップブックなど貴重な資料や、資生堂のアーカイヴを通じて、彼女の軌跡を辿りました。
会期中は、メーキャップ・ワークショップ＆トークも開催され、山口小夜子の美の世界観をより深く理解できる機会となりました。
また、2024年7月には山口小夜子の新刊発売を記念した展覧会がスパイラルガーデンにて開催されます。
本展覧会は、彼女のファッション、写真、映像などを通して、多角的にその魅力に迫るものとなります。
着物を普段着として楽しむって、素敵ですね。私も、もっと着物に親しんでみたいと思いました。展覧会、行ってみたいですね。
山口小夜子さんの美学は、時代を超えて多くの人々に影響を与え続けているんですね。
彼女の生き方、美への探求心、本当に素晴らしいです。
💡 山口小夜子は、ファッションモデルとしてだけでなく、ウェアリスト、DJとしても活躍し、多岐にわたる才能を発揮しました。
💡 彼女の美学は、メイクアップ、スキンケア、着物など、あらゆる面で表現され、独自のスタイルを確立しました。
💡 彼女の美意識は、時代を超えて多くの人に影響を与え、現代の女性にもインスピレーションを与え続けています。
