樋口恵子さんの提言:人生100年時代をどう生きる? (老い、高齢者、幸福?)90代現役評論家・樋口恵子の『老い』と『生き方』
90代、今なお輝き続ける女性運動家・樋口恵子氏。人生100年時代を「楽しげに」生きる秘訣を伝授!「ヨタヘロ期」をユーモラスに語り、老いを受け入れながら、50代からの積極的な活動を推奨。食事・家事の整理、デジタル活用、そして「ヘルプ・ミー」と伝える力。樋口流、自分らしく人生を終えるためのヒントが満載。老いを恐れず、笑顔で生きるためのバイブル!
💡 樋口恵子氏は、90代にしてなお現役で活躍されており、高齢者の生き方について発信を続けている。
💡 著書では、老いを受け入れ、積極的に活動することで、年齢に関わらず「楽しげに生きる」ことを推奨している。
💡 デジタル終活や健康管理など、具体的なアドバイスを通して、幸せな老後を送るためのヒントを提供している。
それでは、樋口恵子さんの著作を通して、人生100年時代を豊かに生きるためのヒントを探っていきましょう。
人生100年時代の幕開けと、樋口恵子の提言
樋口恵子氏が提唱する、人生100年時代の過ごし方は?
50-70代を「老いの働き盛り期」と位置づけ活動を推奨。
人生100年時代が到来し、高齢期のあり方が問われる中、樋口恵子さんの提言は多くの示唆に富んでいます。
彼女は、50代から70代を「老いの働き盛り期」と位置づけ、積極的に活動することの重要性を強調しています。
公開日:2023/08/14

✅ 作家の黒井千次さんと評論家の樋口恵子さんは同じ小学校の同窓生で、それぞれ「老いの日常」をテーマにしたエッセイが話題になっている。
✅ 黒井さんは40歳でサラリーマンから作家に転身し、長寿時代における生き方に興味を持つ人が多いと感じている。
✅ 黒井さんは、自身の老いに関する短編小説をきっかけに、エッセイの連載を始め、当時は70代前半で「未熟高齢者」と自称していた。
さらに読む ⇒婦人公論.jp|芸能、事件、体験告白……知りたいニュースがここに!出典/画像元: https://fujinkoron.jp/articles/-/9281?display=full黒井千次さんのエッセイも興味深いですね。
同窓の樋口恵子さんと、それぞれの視点から「老い」をテーマに語り合う姿は、共感を呼ぶのでしょう。
評論家・樋口恵子氏は、女性地位向上運動のリーダーとして長年活躍し、90代を迎えた今も高齢者や女性の視点から社会に発信を続けています。
樋口氏自身も、人生100年時代を生きる高齢者を「初代」と自任し、平均寿命が延びる現代において、長く生きることへの不安を理解しつつも、高齢期をどのように明るく生き抜くかを提案しています。
50代から70代を「老いの働き盛り期」と位置づけ、人生の設計と実践をする最後の時間として、積極的に活動することの重要性を強調しています。
この年代は、新しいことへの挑戦も可能であり、パートの仕事や習い事、ボランティアなど、高齢期を無駄にすることなく過ごせるとしています。
樋口先生のような方がいらっしゃるのは心強いですね。私も、これからの人生をどのように過ごそうか、考えるきっかけになりました。
「ヨタヘロ期」との向き合い方
樋口氏が名付けた「老い」のユーモラスな表現とは?
「ヨタヘロ期」。身体機能の衰えを表現。
樋口恵子さんは、90代に入り、身体的な変化や人間関係の変化など、これまでの想像と違う「老い」を日々体験しています。
本書では、「ヨタヘロ期」という言葉で表現し、老いを受け入れる姿勢を示しています。
公開日:2023/08/09

✅ 91歳、人生100年時代の「老いのトップランナー」である樋口恵子さんのエッセイ『老いの地平線 91歳自信をもってボケてます』が刊行。
✅ 90代に入り、身体的な変化や人間関係の変化など、これまでの想像と違う「老い」を日々体験し、その中で得た気づきや不安、そしてそれを乗り越えるための考えをまとめた。
✅ 戦争体験や乳がん手術を経験し、老いへの不安を抱えながらも、長生きできたことへの感謝を忘れず、ユーモアを交えて日々の生活を綴っている。
さらに読む ⇒BOOKウォッチ出典/画像元: https://books.j-cast.com/topics/2023/07/31021574.html「ヨタヘロ期」という言葉は、とてもユーモラスですね。
老いを隠さず、むしろ受け入れて楽しむという姿勢は、見習いたいものです。
樋口氏は、80代後半から実感する「老い」を「ヨタヘロ期」と名付け、身体機能の衰えをユーモラスに表現しています。
加藤シヅエ先生の言葉(90代になると、立っているだけで転ぶことがある)を体験したエピソードなど、具体的な体験を通して「本物の老い」を語り、老いを受け入れる姿勢を示しています。
後期高齢者になると、日々の生活における億劫さとの闘いが始まり、食事の準備や入浴、外出することすら億劫に感じることが増えます。
樋口さんは75歳を過ぎた頃から億劫さを感じるようになったといい、その億劫さと闘いすぎると生きる気力も失われる可能性があるため、どのように向き合うかが重要だと述べています。
「ヨタヘロ期」ですか…初めて聞きました。私も将来、そういう時期が来るのだろうか。でも、樋口さんのように面白く生きたいですね。
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93歳樋口氏が語る、老いを「楽しげに」生きる秘訣!人間関係、健康、終活…ユーモアと実践で、自分らしい老後をデザイン。前向きに生きるヒント満載!