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横井庄一 グアムのジャングルから帰還! 28年間のサバイバル生活とは?横井庄一 - ジャングルからの帰還、28年間の潜伏とその後

28年間のジャングル生活を終え帰還した横井庄一。発見時のカルテから紐解く、過酷な環境下での心身の変化。靴擦れなどの些細な出来事から、ニクソン大統領への無関心まで、記録された価値観。孤独と絶望、そして生への執着を語った肉声テープは、残留日本兵の真実を伝える。自給自足の生活術と不屈の精神は、今も多くの人々に勇気を与え続けている。

28年間のサバイバル生活

28年間も潜伏!横井庄一は何処で生きていた?

グアム島で、日本の敗戦を知らずに潜伏。

愛知県にある横井庄一氏の記念館では、28年間のサバイバル生活を学ぶことができます。

横井氏の生家を利用した記念館、その内容を見ていきましょう。

【28年間の孤独】世の中を生き抜く術は横井庄一記念館で学べ!

公開日:2020/10/14

【28年間の孤独】世の中を生き抜く術は横井庄一記念館で学べ!

✅ 太平洋戦争終戦後、グアム島で28年間もの間、1人でサバイバル生活を送った横井庄一氏の生涯を学べる記念館が愛知県に存在する。

✅ 記念館は横井氏の生家を利用しており、奥様が館長を務め、当時の生活やグアムでの生活について詳しく解説している。

✅ 館内には、横井氏がグアムで生活していた「横井ケーブ」の模型や、28年間を生き抜いた方法など、様々な展示物がある。

さらに読む ⇒知の冒険~世の中は思った以上に面白い出典/画像元: https://chinobouken.com/yokoisyoichi/

横井氏が生み出した衣服や道具、自給自足の生活など、そのサバイバル能力には驚かされます。

グアムでの生活を支えた、その知恵と工夫は、学ぶべき点が多いですね。

横井庄一さんは大正4年(1915年)に愛知県で生まれ、昭和16年(1941年)に召集されました。

満州を経て昭和19年(1944年)からグアム島に配属され、同年8月に戦死とされました。

しかし、日本の敗戦を知らずに28年間もグアム島で潜伏生活を送りました

食糧不足や病気と闘いながら、木の皮や自作の織り機で衣類を調達するなど、自給自足の生活を続けました。

グアム島では、パゴの木から繊維を取り布を織るなど、生活に必要なものは何でも自分で作り出すサバイバル能力を発揮しました。

グアムでの生活って、凄いですね。木の皮で服作ったり、織り機作ったり。レトロというか、究極のエコライフですよね。憧れます。

生への執着と、語り継がれる精神

横井庄一さんの肉声テープ、どんな内容が記録されてる?

孤独と絶望、生への執着が語られている。

一宮市博物館で開催された展示会では、横井庄一氏がグアムで使用した衣服や道具が展示されました。

今回は、その展示内容と、肉声テープについてご紹介します。

戦後の密林生活、衣服や道具紹介 元日本兵・横井庄一さん展 一宮 /愛知

公開日:2021/07/26

戦後の密林生活、衣服や道具紹介 元日本兵・横井庄一さん展 一宮 /愛知

✅ 戦後28年間グアムの密林で生活した元日本兵、横井庄一さんの衣服や道具を紹介する展示が一宮市博物館で開催されています。

✅ 展示では、ハイビスカスの皮から作った衣服など、横井さんが現地で使用していた品々を見ることができます。

✅ 横井さんの生涯を切り絵で伝える絵本の原画も展示されており、8月15日まで開催されます。

さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20210724/ddl/k23/040/127000c

肉声テープからは、横井氏の孤独や絶望、そして生への執着が伝わってきます。

28年間という長い年月の中で、どのようにして生きてきたのか、その心情に触れることができます。

横井庄一さんの肉声テープが発見され、その内容が明らかにされました。

帰国翌年の1973年頃に、約25時間にわたって語られたそのテープには、孤独と絶望、そして生への強い執着が本人の肉声で記録されており、残留日本兵の心情を深く理解するための貴重な資料となっています。

彼は1941年に召集され、グアム島での戦闘やジャングルでの生活について詳細に語り、米軍の上陸と日本軍の壊滅、そしてジャングルでの潜伏生活の様子を伝えています。

横井庄一のサバイバル生活は、その不屈の精神と生活術を通して、多くの人々に影響を与え、書籍としても出版され、現在もその精神が語り継がれています。

横井さんのグアムでの生活道具64件92点を展示する展示会が、平成27年10月17日から11月29日まで名古屋市博物館で開催されました。

横井さんの肉声テープというのは、貴重ですね。戦争の悲惨さ、そして、その中でどう生きたのか。あの時代を生きた人たちの思いを知る、良いきっかけになりますね。

本日は、横井庄一氏の28年間のジャングル生活について、様々な角度からご紹介しました。

その不屈の精神とサバイバル術は、今もなお語り継がれていますね。

🚩 結論!

💡 横井庄一氏は、28年間グアムのジャングルで潜伏生活を送り、自給自足で生き抜きました。

💡 帰国後のカルテや肉声テープからは、28年間の潜伏生活が心身に与えた影響を知ることができます。

💡 横井庄一氏の生涯を学べる記念館や展示会を通して、その精神とサバイバル術を学ぶことができます。