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宅間秋史さん、その愛と軌跡…妻・山村美智さんが語る闘病生活と『7秒間のハグ』とは?宅間秋史さん追悼:フジテレビを彩った名プロデューサーの生涯

フジテレビで数々のヒット作を手掛けた宅間秋史氏。その妻、山村美智さんは、夫の闘病と死を通して、愛と喪失、そして再生の物語を紡ぎます。『花より男子』などの名作を生み出した夫との36年半の歩み、13回の入退院、コロナ禍での別れ…。最愛の夫を失い、現実を受け入れられない彼女が、夫との思い出を胸に、97歳の母の介護と向き合いながら、前向きに生きる姿を描く。赤裸々に綴られた著書「7秒間のハグ」は、深い感動と共感を呼ぶ。

宅間秋史さん、その愛と軌跡…妻・山村美智さんが語る闘病生活と『7秒間のハグ』とは?宅間秋史さん追悼:フジテレビを彩った名プロデューサーの生涯

📘 この記事で分かる事!

💡 元フジテレビプロデューサー宅間秋史さんの通夜に、長谷川京子さん、内田有紀さんら約300人が参列しました。

💡 代表作には『花より男子』『GTO』『ウォーターボーイズ』などがあり、15年にフジテレビを退社後は制作会社を設立。

💡 妻・山村美智さんが、夫との闘病生活や深い愛情について語った著書『7秒間のハグ』とは。

それでは、まず宅間秋史さんの足跡を振り返りつつ、奥様の山村美智さんの想いをお伝えしていきます。

敏腕プロデューサー、宅間秋史さんの歩み

宅間秋史さんの代表作は?

「花より男子」「GTO」など

宅間秋史さんの人生を振り返る、最初のチャプターです。

妻・山村美智は涙…元フジ宅間秋史さん通夜に約300人芸能デイリースポーツ
妻・山村美智は涙…元フジ宅間秋史さん通夜に約300人芸能デイリースポーツ

✅ 元フジテレビプロデューサーの宅間秋史さんが65歳で亡くなり、通夜が営まれました。長谷川京子、内田有紀、田中麗奈、河野景子、小泉進次郎など約300人が参列しました。

✅ 宅間さんはフジテレビ時代に「29歳のクリスマス」「花より男子」「ウォーターボーイズ」などを担当し、15年に退職後、制作会社を設立しました。

✅ 昨年7月にがんが判明し闘病中も制作意欲を燃やしていた宅間さんについて、妻の山村美智さんは「父であり、兄であり、ものすごい親友でした」「結婚してよかった」と涙ながらに語りました。

さらに読む ⇒デイリースポーツ出典/画像元: https://origin.daily.co.jp/gossip/2020/12/21/0013953823.shtml

数々のヒット作を手掛けた宅間秋史さんの功績を改めて感じます。

奥様の深い愛情にも胸を打たれます。

1955年生まれの宅間秋史さんは、慶應大学卒業後、1980年にフジテレビに入社しました。

同期入社の山村美智さんと1984年に結婚し、フジテレビで数々のドラマや映画の制作に携わりました。

代表作には『花より男子』『GTO』『ウォーターボーイズ』などがあります。

2015年にフジテレビを退社し、映像制作会社「株式会社サンダーストームエンターテイメントグループ」を設立しました

いやあ、あの頃のドラマは本当に面白かった。宅間さんの手腕が大きかったんですね。

闘病と別れ

宅間秋史さんはどんな病気を患ったのですか?

食道がん

宅間秋史さんの闘病生活について掘り下げていきます。

山村美智が胸中明かす年半連れ添った夫との「コロナ禍の別れ」
山村美智が胸中明かす年半連れ添った夫との「コロナ禍の別れ」

✅ 2019年7月に夫である宅間秋史さんが食道がんと診断され、その後12回の入退院を繰り返し、2020年8月に肺炎で緊急入院。これが最後の入院となり、110日間の闘病の末に2020年12月18日に他界した。

✅ 宅間さんは、病気と闘いながらも常にポジティブでユーモアを忘れず、映画の企画を立てたり、山村さんと「これからの人生」を語り合ったりしていた。

✅ コロナ禍のため、山村さんは最後の入院中は面会や付き添いが叶わず、苦しい状況の中で夫を見送った。

さらに読む ⇒ポストセブン出典/画像元: https://www.news-postseven.com/archives/20210215_1633641.html?DETAIL

コロナ禍での闘病は、ご本人にとってもご家族にとっても大変だったでしょう。

奥様の心中を思うと、言葉になりません。

2019年7月、宅間秋史さんは食道がんと診断されました。

ステージIIIのため手術後も転移を繰り返し、13回の入退院を繰り返しました。

山村美智さんは夫の闘病に寄り添い、看病に尽くしました。

2020年8月には肺炎で緊急入院し、その後110日にわたる最後の入院となります。

コロナ禍のため家族は面会ができず、山村さんは夫と離れて過ごす苦しみを味わいました

病気と闘いながらも、映画の企画を立てたり、夫婦で未来を語り合ったり…前向きな姿勢に心打たれますね。

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36年連れ添った夫との別れ…山村美智さんが明かす、看病と喪失、そして再生への道。激動の日々を綴った感動のノンフィクション。