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瀬戸内寂聴と瀬尾まなほ:出会いから最期、そして受け継がれる心(?)瀬戸内寂聴氏を支え、エッセイストとしても活躍する瀬尾まなほ

瀬戸内寂聴さんの秘書、瀬尾まなほさんが語る、師との10年間の軌跡。就職活動から始まり、99歳で逝去するまでの寂聴さんの日常、創作への情熱、そして深い愛情を秘めたエッセイ。コロナ禍での変化、遺言、最後の小説集…秘書として見つめた等身大の姿と、人生を変えた出会い。寂聴さんの言葉を胸に、未来へと歩む瀬尾さんの姿を通して、生きるヒントが見つかる。

瀬戸内寂聴と瀬尾まなほ:出会いから最期、そして受け継がれる心(?)瀬戸内寂聴氏を支え、エッセイストとしても活躍する瀬尾まなほ

📘 この記事で分かる事!

💡 瀬戸内寂聴さんの秘書を務めた瀬尾まなほさんの、出会いと秘書としての活動、エッセイストへの転身を紹介します。

💡 瀬戸内寂聴さんの晩年を支えた瀬尾まなほさんの、秘書としての仕事内容や、寂聴さんとの関係性を紐解きます。

💡 瀬尾まなほさんが寂聴さんから受け継いだ「おもてなしの心」や社会貢献活動、そして寂聴さんの最期について解説します。

それでは、瀬戸内寂聴さんと瀬尾まなほさんの出会いから、その後の活動について、詳しく見ていきましょう。

寂聴さんと秘書、瀬尾まなほさんの出会い

寂聴さんの秘書、瀬尾さんの仕事への決意を固めたものは?

父の言葉

瀬尾まなほさんが寂聴さんの秘書になるまでの経緯を説明します。

寂聴さんと生きた年。秘書・瀬尾まなほさんが知った゛出会いで広がる人生゛
寂聴さんと生きた年。秘書・瀬尾まなほさんが知った゛出会いで広がる人生゛

✅ 瀬戸内寂聴さんの秘書・瀬尾まなほさんは、大学卒業後、22歳で寂聴さんのもとで働き始め、晩年の10年間を支え、29歳でエッセイストとしてデビューしました。

✅ 寂聴さんとの出会いは、友人から紹介された祇園のお茶屋のアルバイト先の客として、寂聴さんが新スタッフを探していることを知らされたことがきっかけでした。

✅ 当初は出版関係の事務を担当していましたが、ベテランスタッフが辞めたことをきっかけに、25歳で寂聴さんの秘書となり、最晩年の10年間を支えることになりました。

さらに読む ⇒(ミモザマガジン)出典/画像元: https://mimosa-mag.prudential.co.jp/_ct/17725851

寂聴さんと瀬尾さんの関係性が、年齢差を超えた温かいものだったことが伝わってきますね。

瀬戸内寂聴さんの秘書として10年以上共に過ごした瀬尾まなほさんは、大学卒業後、寂聴さんのもとで働き始めました。

就職活動に迷っていた瀬尾さんは、友人に誘われて寂聴さんの面接を受け、有名人のもとで働くことに少しミーハーな好奇心を感じながらも、面接に挑み、合格しました。

当初は出版関係の事務を担当していましたが、3年目の春にベテランスタッフが辞め、25歳の瀬尾さんが寂聴さんをひとりで支えることになりました。

不安やプレッシャーを感じながらも、父の言葉に背中を押され、覚悟を決めた瀬尾さんは、寂聴さんと共に過ごす中で、緊張よりも先生への愛情が深まっていきました。

66歳という年の差を感じさせない、二人の軽快なやりとりは、温かい関係性を伺わせるものです

いやあ、いい話だねぇ。若い女性が有名人秘書に憧れるのはよくある話だが、こんなに深い絆が生まれるとは。まさに師弟関係といったところだな。

瀬尾まなほさんのエッセイストとしての活動

寂聴さんと過ごした瀬尾まなほさんが、寂聴さんから何を学び、どのように感じているのか?

愛情と生き様

瀬尾まなほさんがエッセイストとして活動する様子を説明します。

先生もきっと喜んでいる」寂聴さん秘書の瀬尾まなほさん、遺作と自著出版会見
先生もきっと喜んでいる」寂聴さん秘書の瀬尾まなほさん、遺作と自著出版会見

✅ 瀬戸内寂聴さんの秘書を務めた瀬尾まなほさんが、寂聴さんの遺作と自身の著書の出版会見を行いました。

✅ 会見では、寂聴さんが亡くなる前に完成させた遺作について語られました。

✅ 瀬尾さんは、寂聴さんが亡くなった後も、彼女の意志を受け継いで活動を続けることを表明しました。

さらに読む ⇒徳島新聞デジタル|徳島県のニュース、イベント情報出典/画像元: https://www.topics.or.jp/articles/-/645769

寂聴さんの遺志を継ぎ、瀬尾さんが文章を書き続ける決意をしたことに、感銘を受けました。

寂聴さんの愛情が伝わってきますね。

瀬尾まなほさんは、寂聴さんと共に過ごした経験を基に、エッセイストとして活躍しています。

2024年1月には『寂聴さんに教わったこと』が文庫化され、他にも講演活動などを行っています。

瀬尾さんは、寂聴さんの最後の長編エッセー「その日まで」と同時発売された著書「寂聴さんに教わったこと」の中で、寂聴さんとの思い出を語っています

寂聴さんが99歳で亡くなるまで、寂聴さんの日常を近くで見てきた瀬尾さんは、寂聴さんの体力的な衰えを感じながらも、生き生きとした様子がエッセイに記されていると語っています。

コロナ禍で寂庵での生活に変化があったこと、寂聴さんが執筆活動に励んでいたこと、そして、寂聴さんが亡くなるまでの様子について、詳細に語られています。

瀬尾さんは、寂聴さんが亡くなった後も、寂聴さんの言葉を胸に、文章を書き続けることを決意したようです。

寂聴さんが亡くなる直前に出版されたエッセイ集は、寂聴さんとの貴重な思い出とともに、瀬尾さんの寂聴さんへの深い愛情が感じられる作品となっています。

寂聴先生との思い出を綴ったエッセイ、ぜひ読んでみたいですね。きっと、先生の温かさが伝わってくるんでしょう。

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瀬戸内寂聴、その生涯と秘書が語る素顔。愛と希望を込めた言葉、寂庵での日々、そして遺言。99歳まで作家として生きた彼女の魂に触れる。