田村セツコの世界に触れる！時代を超えて愛される「カワイイ」とは？85歳現役イラストレーター、田村セツコの世界

田村セツコさんの作品に見る、孤独と「カワイイ」の世界

この章では、田村セツコさんの作品に見る孤独と、「カワイイ」の世界について深く掘り下げていきます。

歳、カワイイぼっちでハッピー！オッケー！イラストレーター・田村セツコさん（ページ目）

✅ 田村セツコさんは、86歳にして現役のイラストレーターとして活躍しており、自身の人生観や仕事に対する情熱を語っています。

✅ 彼女は「ぜいたくは敵」の時代に、ミシンで洋服を手作りした母親の影響を受け、「千円札1枚あれば大丈夫」という豊かな精神を持ち、年齢を重ねても「お葬式はしません」と、明るく死生観を語っています。

✅ 仕事と家庭の両立が難しいと感じ、結婚せず、絵を描くことを選択した田村さんは、孤独死を恐れない一方で、世の中の女の子や女性に「オッケー、オッケー、だいじょうぶだから！」というメッセージを込めて作品を描き続けています。

さらに読む ⇒女性自身［光文社女性週刊誌出典/画像元: https://jisin.jp/entertainment/interview/2289517/3/

孤独をテーマにした作品が多いということに驚きました。

その中で、応援団という考え方で乗り越えようとしている姿勢に感動しました。

田村セツコさんは、1938年生まれのイラストレーター＆エッセイストで、50年以上第一線で活躍しています。

少女漫画誌、小説誌、月刊誌など幅広い媒体で活躍し、85歳になった今も現役でイラストを描き続けています。

田村セツコさんは、孤独をテーマにした作品を多く発表しており、孤独は普遍的なものであり、それを乗り越えるために「応援団」という考え方を持っていると語っています。

本展では、田村セツコさんの初期から近作まで、イラスト原画やグッズを展示し、「少女の部屋」と「おばあさんの部屋」の二つのテーマで、田村セツコさんの多様な世界観を紹介しています。

長年「かわいい」を体現してきた田村セツコさんの作品を通して、時代を超えて愛される「カワイイ」の世界観を堪能できます。

セツコさんの作品は、どこか懐かしいけど新しい、独特の世界観がありますよね。孤独をテーマにしていると聞いて、さらに興味が湧きました。

3人の作家が語る、インスピレーションの源泉

最後の章では、田村セツコさんを含む3人の作家による企画展についてご紹介します。

月日木〜日土冬の三人展「街の灯

✅ 「街の灯-ILLUMINATION-」展は、田村セツコさん、北見隆さん、竹井千佳さんの3人のアーティストによる企画展です。

✅ 12月の景色や「ILLUMINATION」をテーマに、それぞれのアーティストが自由に表現した作品を展示します。

✅ 本展は、当画廊の12月の風物詩として、毎年恒例となっている企画展です。

さらに読む ⇒出典/画像元: https://spaceyui.com/illumination/

それぞれが異なるインスピレーションから作品を生み出しているんですね。

田村セツコさんの表現の幅広さに改めて感銘を受けました。

田村セツコさん、北見隆さん、竹井千佳さんの3人の作家は、それぞれ光の美しさ、温かい気持ち、そして風景の美しさにインスピレーションを受けて作品を制作しています。

田村セツコさんは、信号待ちで見た光の美しさに感動した経験を語りました。

北見隆さんは、住宅街の電飾を見て子供の頃を思い出す温かい気持ちになると話しました。

竹井千佳さんは、ニューヨークの夜景や福島で見られた星空の美しさを挙げました。

好きな場所について、田村セツコさんはパリの洗練された雰囲気とインドの美しい子供たちの瞳に魅了され、北見隆氏は都会の空気感に落ち着きを感じ、竹井千佳氏は日本の文化や風景に魅力を感じています。

色々な方の作品が見られるのは素晴らしいですね。私も、色々なインスピレーションを受けて、創作意欲を掻き立てられますなぁ。

今回の記事を通して、田村セツコさんの多才な才能と、年齢を重ねても変わらない「カワイイ」への情熱に触れることができました。