樹木希林さんの生き様とは？死生観、内田裕也との関係性から紐解く、唯一無二の生き方とは？（？マーク）樹木希林さんの言葉と生き方、内田裕也さんとの関係

それではまず、樹木希林さんの人生観や価値観が色濃く反映された、書籍の内容から見ていきましょう。

運命的な出会いから始まった、自由奔放な結婚生活

書籍を通して、樹木希林さんのポジティブな考え方、困難に立ち向かう姿に触れられます。

樹木希林の遺言』別居婚のまま年以上、夫・内田裕也への深い愛情「愛というより、私には内田さんが必要だった」

✅ 樹木希林さんの言葉を集めた書籍「樹木希林 120の遺言 ～死ぬときぐらい好きにさせてよ」が発売され、15万部を超える売上を記録している。

✅ 本書には、樹木希林さんが様々な場面で語った120の言葉が掲載されており、老い、病気、人生に対する彼女のポジティブな考え方や、夫である内田裕也さんに対する深い愛情が読み取れる。

✅ 樹木希林さんの言葉は、困難に直面した際にヒントを与え、人生の考え方を変えさせてくれる可能性を秘めているとされる。

さらに読む ⇒ダ・ヴィンチ出典/画像元: https://ddnavi.com/article/d517414/a/

樹木希林さんの言葉には、人生を豊かに生きるヒントが詰まっていると感じました。

内田裕也さんとの出会い、結婚には驚きましたね。

樹木希林さんと内田裕也さんの出会いは1973年のドラマ撮影現場でした。

わずか2か月後、再会した2人はその日のうちに同棲を始め、約1か月後には結婚というスピード婚を果たします。

その後、2人は別居婚を選択し、互いに自由な生活を送りました。

内田裕也さんはロックミュージシャン、俳優として知られていますが、日本のロックシーンの裏方として貢献した側面も持ち合わせていました。

樹木希林さんと内田裕也さんの関係は一見奇異にも思えますが、互いに必要な存在であったことがわかります。

2人のエピソードからは、愛情と尊敬、そして自由な生き様を感じることができます。

いやあ、お二人の出会いと結婚、まさに電撃でしたね。あの時代ならではの自由な価値観を感じます。

複雑な関係性と、揺るぎない絆

別居婚という形を選びながらも、良好な関係を築いていた希林さんと裕也さん。

驚きです。

人生の贈りもの】役者・樹木希林（）夫と年別居、あの世では同居？

✅ 樹木希林さんは、45年間夫の内田裕也さんと別居生活を送りながらも、夫婦関係は良好で、互いに干渉しすぎない距離感を保っています。

✅ 樹木希林さんは、娘の也哉子さんが俳優の本木雅弘さんと結婚した際、結婚の重要性を説き、婿養子として迎え入れることを快諾しました。

✅ 樹木希林さんは、自身の経験から受賞や賞賛に執着せず、世間が楽しんでいるなら受け入れるというスタンスを貫き、夫の内田裕也さんから「四の五の言わずに、おとなしくいただいとけ」とアドバイスされたことを明かしました。

さらに読む ⇒【クラフトワークス】訪ねる、ニッポンのモノ造り。出典/画像元: https://craft.asahi.com/article/2020/09/kikikirin5/

受賞や賞賛に執着しない姿勢、内田裕也さんの存在を『重し』と捉える考え方は、非常に興味深いですね。

樹木希林さんは、内田裕也さんの暴力や女性問題にも毅然とした態度で臨みました。

内田裕也さんの存在を「重し」と捉え、自身の性格を修正する機会として捉えていたようです。

離婚に至らなかった理由は、愛情だけでは説明しきれない、複雑で深い関係性があったことを示唆しています。

樹木希林さんは、内田裕也さんと離婚しなかった理由について、生活費はもらっていなくても、別れるのが良いとは限らないこと、内田さんの存在が、自分自身の破壊性を修正する「重し」になっていること、そして何より娘さんのためであることを挙げています。

樹木希林さんは、内田さんとの関係を通じて、自身の個性を磨いてきたと言えるのかもしれません。

希林さんの、ご自身の個性を磨き続ける姿勢には感銘を受けますね。内田さんの存在が、彼女の生き方に良い影響を与えていたのかもしれません。