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星野道夫の世界へようこそ!写真家が見たアラスカの自然とは?アラスカと写真と星野道夫。

写真家・星野道夫。アラスカを愛し、自然と人々の姿をレンズに収めた冒険家の軌跡。16歳で北米を旅し、アラスカの地へ。カリブーやグリズリーと心を通わせ、先住民と交流し、大自然と人間存在の意味を問い続けた。写真集やエッセイを通して、命の尊さ、自然との共存を訴えかける。没後もなお、多くの人々を魅了し続ける星野道夫の世界へ。

星野道夫の世界へようこそ!写真家が見たアラスカの自然とは?アラスカと写真と星野道夫。

📘 この記事で分かる事!

💡 アラスカの自然とそこに生きる人々を写した写真家、星野道夫。彼の生涯と作品を振り返ります。

💡 アラスカの自然、野生動物との出会い。写真を通して自然への敬意と愛情を感じることができます。

💡 未完の連載「森と氷河と鯨」。時間や自然、人間存在の意味を探求した星野道夫の思想に触れます。

さて、今回は写真家・星野道夫さんの世界観に迫っていきたいと思います。

まずは、彼の生い立ちや写真家としての道を紐解いていきましょう!。

アラスカへの憧憬と写真家への道

星野道夫を北極圏へと駆り立てたものは?

シシュマレフ村の写真

星野道夫さんの写真展では、アラスカの自然と人々の温かい眼差しで捉えた写真が展示されています。

彼の写真を通して、アラスカへの憧憬を感じ、写真家としての情熱を読み解くことができます。

星野道夫「悠久の時を旅する」写真展に行ってきました

公開日:2022/04/21

星野道夫「悠久の時を旅する」写真展に行ってきました

✅ 星野道夫さんの写真展「悠久の時を旅する」は、アラスカの自然とそこに生きる人々の姿を、彼の温かく優しい眼差しで切り取った写真の数々を展示している。

✅ 写真展では、星野道夫さんが19歳の時にシシュマレフ村の村長に送った手紙や、彼がヒグマに襲われて命を落としたことなど、彼の生き様と写真に対する情熱を感じることができる。

✅ 現代ではデジタルカメラやパソコンの普及により、写真や文章の制作が容易になっているが、星野道夫さんの時代には、フィルムカメラや原稿用紙を用いた制作を通して、作品に深みと重みを感じることができた。

さらに読む ⇒出典/画像元: https://www.myaonote.net/monolog/hoshinomichio/

19歳でシシュマレフ村の村長に手紙を送ったり、ヒグマに襲われて命を落としたエピソードからは、星野さんの写真に対する強い思いを感じます。

フィルムカメラを使った写真表現は、現代とは異なる深みがありますね。

星野道夫は、幼い頃から自然に興味を持ち、特に北極圏に魅了されていました。

16歳の時には北米を旅し、その経験は彼の探求心を育みました

1972年、写真集『ALASKA』で見たシシュマレフ村の写真に魅せられた星野は、村長に手紙を送り、1973年の夏に村を訪れ、3ヶ月間滞在しました。

そこで、ニシン漁やシカ猟、アザラシの解体など、村人の生活に触れ、彼らの精神に感銘を受けました。

その後、写真家となり、アラスカの自然や人々の暮らしを撮り続けました。

ふむ、星野道夫さんですか。19歳で村長に手紙を送ったなんて、今の若い人には考えられない行動力だね。時代背景の違いも興味深い。

自然と野生動物との出会い

星野道夫が自然撮影で大切にしていたことは?

敬意と愛情

「星野道夫の100枚」展では、35mmフィルムで撮影された野生動物の写真が展示されています。

写真を通して、自然の雄大さや野生動物の生命力を感じることができます。

没後年、星野道夫による写真展開催。アラスカの大自然で撮影した写真など、のフィルムをルーペで鑑賞
没後年、星野道夫による写真展開催。アラスカの大自然で撮影した写真など、のフィルムをルーペで鑑賞

✅ 「星野道夫の100枚」展が開催され、アラスカの野生動物や大自然を写した星野道夫の写真が展示されている。

✅ 展示されている写真は35mmフィルムで撮影されており、来場者はルーペを使って鑑賞できる。

✅ 今回の写真展では、ホッキョクグマ、カリブー、グリズリーなどの野生動物や、アラスカの雄大な自然風景などが展示されている。

さらに読む ⇒ファッションに関するニュースを配信出典/画像元: https://www.fashion-headline.com/article/11629/121861

星野道夫さんの自然への敬意と愛情が伝わってきますね。

グリズリーとの距離を縮めて撮影したエピソードからは、自然をありのままに捉えたいという強い意志を感じます。

星野道夫は、アラスカ大学で野生動物学を学びながら、18年間アラスカ各地を旅し、写真を通して自然と人間の繋がりを描き続けました。

カリブーやグリズリーなど、様々な野生動物を撮影し、その姿は「没後20年特別展星野道夫の旅」で展示されています。

カリブーの撮影では、広大な北極圏で一ヶ月キャンプをし、その姿を捉えようと待ち続けました。

一方、グリズリーとの距離を縮め、同じ空間で時間を共有するように撮影していたエピソードは、星野さんの自然に対する敬意と深い愛情を感じさせます。

彼は銃を持たずに撮影に臨んだのは、自然をありのままに感じたいという強い意志があったからです

自然と人間との繋がりを描いた写真、いいですね。私もたまには自然の中で過ごしたくなりますね。そういえば、最近はデジタルカメラばかりで、フィルムカメラの良さって忘れがちですよね。

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アラスカを愛した写真家、星野道夫。大自然と人間の姿を捉えた写真と、示唆に富む言葉たち。未完の連載から著作集まで、彼の世界観に触れる感動を。