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『綾の鼓』とは?能楽とコンテンポラリーダンスが融合した舞台作品の魅力とは?伊藤郁女と笈田ヨシが贈る、ダンスシアター『綾の鼓』の世界

国際的振付家・伊藤郁女と名優・笈田ヨシが贈る、フランス生まれのダンス・シアター『綾の鼓』。能楽と三島由紀夫にインスパイアされた、老いた劇場清掃員と若いダンサーの切ない恋物語。ジャン=クロード・カリエールのテキスト、二人の身体表現、吉見亮のパーカッションが織りなす、魂を揺さぶる舞台。生死を超えた愛の幻影を、KAAT神奈川芸術劇場で目撃せよ!

『綾の鼓』とは?能楽とコンテンポラリーダンスが融合した舞台作品の魅力とは?伊藤郁女と笈田ヨシが贈る、ダンスシアター『綾の鼓』の世界

📘 この記事で分かる事!

💡 能楽「綾鼓」と三島由紀夫の戯曲に着想を得た、ジャン=クロード・カリエールのテキストによる舞台。

💡 国際的に活躍する振付家・舞踊家 伊藤郁女と、伝説の俳優 笈田ヨシによる、年齢と才能を超えた共演。

💡 コンテンポラリーダンスと古典芸能を融合。老人の叶わぬ恋をテーマにした、普遍的な愛の物語。

それでは、まずこの舞台の概要と、見どころを3つのポイントに分けてご紹介いたします。

「綾の鼓」上演概要

「綾の鼓」はどんな物語?

老人の切ない恋物語

はい、この舞台は、能楽と現代演劇を融合させた意欲作ですね。

綾の鼓」静岡で開幕、笈田ヨシ「ここでできてよかった」(舞台写真コメントあり)
綾の鼓」静岡で開幕、笈田ヨシ「ここでできてよかった」(舞台写真コメントあり)

✅ SPAC「冬の特別公演」の一環として上演されている「Le Tambour de soie 綾の鼓」が静岡芸術劇場で開幕しました。

✅ この作品は、能の「綾鼓」と三島由紀夫の「綾の鼓」をモチーフに、ジャン=クロード・カリエールがテキストを執筆し、伊藤郁女と笈田ヨシが演出・振付・出演しています。

✅ 舞台は、劇場の清掃員と若いダンサーの恋愛を描いており、コンテンポラリーダンスと古典芸能が融合した作品となっています。

さらに読む ⇒ナタリーポップカルチャーのニュースサイト出典/画像元: https://natalie.mu/stage/news/457150

能の「綾鼓」と三島由紀夫の作品をモチーフに、コンテンポラリーダンスで表現するとは、非常に興味深いですね。

12月24日(金)にKAAT神奈川芸術劇場にて上演される「綾の鼓」は、国際的に活躍する振付家・舞踊家伊藤郁女と伝説の俳優笈田ヨシがフランスで創作したダンス・シアター作品です。

この作品は、コロナ禍のフランスで生まれ、能の曲目「綾鼓」と三島由紀夫の「綾の鼓」からインスピレーションを受け、劇場を掃除している老人がダンサーに恋をする悲劇を描いています。

ジャン=クロード・カリエールのテキスト、伊藤郁女と笈田ヨシの身体表現、そして吉見亮の打楽器演奏が織りなす、かなわぬ恋の物語にご期待ください。

笈田ヨシさんの円熟した演技と、伊藤郁女さんのダンスの融合、これは見逃せませんな。三島由紀夫の作品がどのように表現されるのか、楽しみです。

「綾の鼓」の舞台内容とテーマ

「綾の鼓」を題材にした舞台で、老いとは何かを問う作品とは?

「LeTambourdesoie綾の鼓」

はい、老人がダンサーに恋をするという悲劇的な物語ですね。

で『綾の鼓』が開幕!
で『綾の鼓』が開幕!

✅ 「KAAT DANCE SERIES 2021 『Le Tambour de soie 綾の鼓』」は、国際的に活躍する振付家・舞踊家の伊藤郁女と伝説の俳優・笈田ヨシがフランスで創作したダンス・シアター作品です。

✅ 老人がダンサーに恋をするという悲劇的な物語を、能の曲目「綾鼓」と三島由紀夫の翻案作品「綾の鼓」からのインスピレーションを受け、ジャン=クロード・カリエールのテキスト、伊藤郁女と笈田ヨシのダンス、矢吹誠の打楽器によって表現しています。

✅ 12月24日から26日まで、KAAT 神奈川芸術劇場〈大スタジオ〉にて上演され、フランス語上演、日本語字幕付きです。

さらに読む ⇒えんぶの情報サイト演劇キック出典/画像元: http://enbu.co.jp/kangekiyoho/kaat%E3%81%A7%E3%80%8Ele-tambour-de-soie-%E7%B6%BE%E3%81%AE%E9%BC%93%E3%80%8F%E3%81%8C%E9%96%8B%E5%B9%95%EF%BC%81/

老いた劇場清掃員と若い踊り子の関係性を、フランス語での朗誦と現代ダンスで表現するというのは、非常に興味深いです。

笈田ヨシさんの演技にも期待が高まります。

2021年の年の瀬にKAAT神奈川芸術劇場で上演された伊藤郁女と笈田ヨシによる『LeTambourdesoie綾の鼓』は、能の『綾鼓』を三島由紀夫が翻案した『綾の鼓』を題材に、ジャン=クロード・カリエールがテキストを手掛け、コンテンポラリーダンスの振付家・ダンサーである伊藤郁女と御年88歳の伝説の俳優笈田ヨシが演出・出演した作品です。

フランス語で進行する朗誦と現代ダンスが融合した舞台は、老いた劇場清掃員と若い踊り子の関係を通して、老いた男の心情を問いかけます

笈田ヨシの自然体で、老人の日常を体現した演技は、役者という媒体を感じさせないほど見事であり、伊藤郁女の演じる踊り子は、リハーサルシーンではちゃきちゃきとした姿を見せ、本番では老人に思いを込めたような迫真のダンスを見せます。

感情の起伏が激しい演技は、観客を物語に引き込み、老人の抱く感情が本当に「恋情」なのか、舞台の解釈を深めます。

フランス語での上演ということですが、字幕付きなのでしょうか?作品の世界観に浸りたいので、詳細を知りたいですね。

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能と現代演劇が融合!『綾の鼓』。美しき舞台美術、音楽とダンス、そして笈田ヨシの強烈な存在感。愛と死の幻影が交錯する、忘れられない演劇体験を。