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葉祥栄の建築、光と影を操る革新的な空間デザインとは?建築家・葉祥栄、その光とガラスの表現

日本の建築界に革新をもたらした葉祥栄。光を操る独創的な発想と、ガラスを駆使した斬新なデザインで建築界を牽引。代表作《インゴット》をはじめ、光と影、自然との調和を追求した作品は、現代でも色褪せない。2026年1月からの熊本市現代美術館での個展を前に、その先駆的な建築思想を再評価する。

葉祥栄の建築、光と影を操る革新的な空間デザインとは?建築家・葉祥栄、その光とガラスの表現

📘 この記事で分かる事!

💡 葉祥栄の建築は、光と影を巧みに利用し、自然との調和を図った空間デザインが特徴。

💡 ガラスと構造を融合させた革新的な技術により、新しい建築表現を追求。

💡 地域文化との連携を重視し、その土地に根ざした建築を数多く手掛けた。

本日は、革新的な建築家、葉祥栄氏の作品とその魅力について、深く掘り下げていきます。

革新と再評価の軌跡

葉祥栄氏の革新的な建築、代表作といえば?

グラスステーション、海のピラミッドなど。

建築家・葉祥栄氏の逝去と、その作品の再評価について触れます。

国内外での展覧会やデジタルアーカイブの活用など、多様な角度から葉氏の功績を検証していきます。

【再掲】現代を先取りした建築家・葉祥栄、世界で再評価の波

公開日:2026/01/13

【再掲】現代を先取りした建築家・葉祥栄、世界で再評価の波

✅ 建築家の葉祥栄氏が2026年1月8日に誤嚥性肺炎のため死去。1980年代からコンピュテーショナルデザインを先取りしたような建築を手掛け、近年、海外での評価が高まり日本でも再評価されていた。

✅ 葉氏の作品展覧会「Revisiting Shoei Yoh 葉祥栄再訪」がオーストラリア・デザインセンターで開催され、VR展覧会も同時開催された。デジタルアーカイブを活用し、3Dスキャンやゲームエンジンを用いたデジタル空間での建築モデルを紹介。

✅ 記事筆者は、葉氏の建築を熊本県で取材し、その斬新さに感銘を受けた。道の駅ゆうステーションや小国ドームなど、竣工当時のものとは思えない先進性を持つ葉氏の建築は、現代においても高い評価を受けている。

さらに読む ⇒ BUNGA NET出典/画像元: https://bunganet.tokyo/yoshoei/

葉祥栄氏の逝去は大変残念です。

先進的な設計思想は、現代でも色褪せることなく、多くの人々に影響を与え続けていますね。

建築家・葉祥栄氏は、2026年1月8日、85歳で誤嚥性肺炎のため逝去されました

葉氏は1980年代から、現代のコンピュテーショナルデザインを先取りしたような建築を実現し、その先見性は近年、国内外で再評価されています。

その功績を称え、2021年にはオーストラリア・デザインセンターで展覧会「RevisitingShoeiYoh葉祥栄再訪」が開催され、九州大学の「葉祥栄アーカイブ」の資料やVR展示なども用いられました。

代表作には、ガソリンスタンドの「グラスステーション」、道の駅小国ゆうステーション、小国ドーム、三角港フェリーターミナル・海のピラミッド、小国町隣保館などがあり、その革新的な発想と技術は、多くの人々に感銘を与えてきました。

葉祥栄氏の作品は、私も若い頃に雑誌で見て衝撃を受けました。特に、光の使い方が印象的でしたね。

光を操る建築家

葉祥栄建築の核心は?光をどう捉えた?

光を生命とし、自然現象を取り入れた。

葉祥栄氏の建築における「光」の表現に焦点を当てます。

光の「明るさ」「軽さ」、二元論からの脱却、動的な自然現象の建築的表現など、詳細に解説します。

葉祥栄の「光の建築」

公開日:2025/03/28

葉祥栄の「光の建築」

✅ 本記事は、建築家・葉祥栄の作品における「光」の探求をテーマとし、1970年代から90年代にかけての作品を多角的に考察。光の「明るさ」「軽さ」、技術的先進性、一元論的な思考形式、建築を「動くもの」と捉える視点などを論じている。

✅ 各論考では、《ギャラクシー富山》などの作品における光の表現、ガラス建築の技術的革新性、光と影・内部と外部といった二元論からの脱却、動的な自然現象の建築的表現などが分析されている。また、葉祥栄の作品が生命ある存在として捉えられていることが示唆されている。

✅ 2024年の展覧会での葉祥栄の発言から、《小国ドーム》の本質は木構造ではなく「光」であると判明。木構造は光を柔らかくフィルターし、体育館に命を吹き込む触媒としての役割を果たしていると結論づけられている。

さらに読む ⇒WINDOW RESEARCH INSTITUTE出典/画像元: https://madoken.jp/series/32695/

光を操る建築家、葉祥栄。

彼の作品は、光そのものをデザインに取り込み、建築に命を吹き込んでいるようですね。

葉祥栄氏の建築は、特に「光」の表現に特徴があります。

2024年の福岡アジア美術館での発言「《小国ドーム》の本質は『光』である」という言葉は、彼の建築に対する深い洞察を表しています

葉氏は《小国ドーム》を生命ある存在と捉え、木造立体トラスを光を制御する装置、または触媒として、建築に命を吹き込みました。

光の状態を意識し、自然を感覚で受け止める方法を建築に落とし込んだのです。

専門家の分析によれば、葉氏の作品は「明るさ」と「軽さ」を追求し、「効率的かつ経済的な建築」を目指したとされています。

土居義岳氏は、葉の作品を貫く一元論的な思考形式、すなわち「光と影」「内部と外部」などの二元論からの自由を強調し、コンピュテーショナル・デザインとの関連性を考察しました。

さらに、建築を「動くもの」と捉え、光や風などの自然現象を建築表現に取り入れた点も高く評価されています。

光をテーマにした建築、すごく興味深いですね! 今の時代にも通じる、先進的なデザインですね。

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ガラス建築の先駆者、葉祥栄。革新的なSSG構法と地域文化への深い理解が光る。熊本での個展を通して、その建築思想を再評価!