桑原志織、ピアニストとしての軌跡と未来への挑戦！(ショパン、コンクール？)2025年ショパン国際ピアノコンクールへの出場を目指す、若きピアニスト桑原志織の音楽人生

桑原志織さんのこれまでの音楽活動、そしてこれからの活躍について、詳しく見ていきましょう。

若き日の挑戦と才能の開花

桑原志織さんの音楽人生は、幼少期の経験、ドイツ留学での影響、そして現代音楽への興味へと繋がっていきます。

音楽とどのように向き合ってきたのでしょうか。

特級グランド・コンチェルト2023：桑原 志織さんインタビュー

✅ ドイツ留学を通して、言語習得や人々との距離感の変化により、作品への理解が深まり、特に現代音楽への興味が広がった。

✅ シューマンの音楽は、感情表現の深さと繊細さ、そして危うさを併せ持ち、演奏するには感情をぶつけるだけでは不十分である。

✅ ピアノ協奏曲は、オーケストラとピアノの融合であり、ライブ感や室内楽的な要素を通じて、人と人との繋がりを強く感じられる音楽形式である。

さらに読む ⇒一般社団法人全日本ピアノ指導者協会（ピティナ）出典/画像元: https://concert.piano.or.jp/news/2023/04/tokky_grandconcerto2023_kuwahara.html

シューマンの曲は感情表現が深く、繊細で、音楽の奥深さを感じます。

ピアニストとしての技術はもちろん、内面からの表現も重要だと感じました。

1995年東京生まれのピアニスト桑原志織は、幼少期から人前での演奏に慣れ親しみ、東京藝術大学を首席で卒業後、ベルリンへ留学し、現在コモ湖国際ピアノアカデミーに在籍しています。

2016年にはマリア・カナルス・バルセロナ国際音楽コンクールで第2位を獲得。

2014年の日本音楽コンクールでも2位に入賞するなど、早くから才能を発揮し、2016年にも同コンクールで2位を獲得しています。

彼女は、幼少期はピアノ以外の習い事を好んでいましたが、中学生の頃から音楽に目覚め、ステージでの演奏の楽しさを知りました。

これまでのコンクールでは、バッハ、ベートーヴェン、ラフマニノフなど多様な作曲家の楽曲を演奏し、体力と精神力を鍛えています。

2023年には国内外の音楽祭やホールでの演奏、スカラシップコンサートへの参加など、幅広い活動を展開し、ソロリサイタル、室内楽、協奏曲、レクチャー＆コンサートなど、多岐にわたる活動を通じて才能を発揮しています。

最近のピアニストは凄いですね。才能と努力、そして時代背景が作品に影響を与えているんでしょう。素晴らしい。

2024-2025：充実の活動と更なる飛躍

2024年から2025年にかけての桑原志織さんの活動は、レクチャー＆コンサート、リサイタルと多岐にわたります。

充実した活動内容を見ていきましょう。

務川慧悟さん, 阪田知樹さん 2021年エリザベート王妃国際音楽コンクールファイナル入賞！務川さん3位、阪田さん4位。

✅ 2021年エリザベート王妃国際音楽コンクール（ピアノ部門）で、務川慧悟さんが3位、阪田知樹さんが4位に入賞しました。

✅ 務川さんと阪田さんは東京藝術大学の同期で、それぞれパリ国立高等音楽院とハノーバー音楽演劇大学院に留学中です。

✅ このコンクールは世界三大コンクールの一つで、今年はコロナ禍の影響で無観客で開催されました。

さらに読む ⇒ジャズ・クラシック音楽瓦版出典/画像元: https://jjcmusic.com/elisabethcompe2021-5455

2024年から2025年にかけて、様々な場所で演奏会を開催されているのですね。

精力的な活動に感銘を受けました。

2024年には、朝日カルチャーセンター横浜でのレクチャー＆コンサート、杉並公会堂大ホールでのピアノリサイタル、ドイツ（Krefeld、Wesel）でのリサイタルを開催するなど、精力的に活動しました。

また、9月20日の杉並公会堂でのリサイタルに向けてのインタビューが「月刊ピアノ」9月号に掲載されました。

2024年12月には、朝日カルチャーセンター横浜でレクチャー＆コンサートが開催され、ベートーヴェンやショパンなどの曲が演奏されました。

2025年5月にはエリザベート王妃国際音楽コンクールでファイナリストとなり、着実にその実力を証明しています。

2025年2月には、毛利文香とのデュオ・リサイタルが武蔵野市民文化会館小ホールにて開催予定でしたが、チケットは完売となりました。

時代は変わっても、クラシック音楽は生き続けているんですね。素晴らしいです。チケット完売というのも凄い。