曽野綾子さん、その人生と作品の魅力とは?(作家、愛、老い?)作家 曽野綾子さんの多才な生涯を振り返る
作家・曽野綾子氏、93歳で逝去。キリスト教的倫理観に基づき、戦争、社会問題、老いなどをテーマにした作品で数々のベストセラーを世に送り出した。夫との深い愛、献身的な介護、そして死生観を赤裸々に綴った彼女の生き様は、多くの人々に影響を与え続けている。代表作『太郎物語』、『誰のために愛するか』、そして映画化もされたエッセイは、現代社会に生きる私たちに、人生の意味を問いかける。

💡 エッセイスト、小説家として活躍し、数々のベストセラーを生み出した
💡 キリスト教的倫理観に基づいた作品で、愛、結婚、社会問題をテーマとした
💡 晩年まで執筆活動を続け、老いや死に向き合う姿勢を示した
今回は、多才な作家、曽野綾子さんの生涯と作品を通して、彼女の思想や生き方を探求していきます。
まずは、彼女の人生を様々な角度から見ていきましょう。
多才な作家、曽野綾子の生涯と逝去
作家・曽野綾子氏、その功績とは?どんな作品を残した?
小説、エッセイ多数。社会、宗教テーマで活躍。
曽野綾子さんの生涯を振り返ると、その多才さと多様性、そして揺るぎない信念を感じます。
まずは、彼女の人生を簡潔に紹介することから始めましょう。

✅ 著者は「愛」を「その人のために死ねるか」と定義し、愛する相手は少ないとしながらも、愛していない人をも愛する方法があると説いています。
✅ 本書は、愛する相手、結婚、夫婦関係、そして女性の生き方について、著者の経験や考察を通して深掘りしています。
✅ 各章では、愛の定義、結婚における心構え、夫婦間の関係性、女性が抱える悩みなど、様々なテーマについて具体的に論じられています。
さらに読む ⇒WAC ワック出典/画像元: https://www.web-wac.co.jp/book/tankoubon/827曽野綾子さんの作品は、時代を超えて多くの人々に影響を与えていますね。
特に『誰のために愛するか』は、今読んでも考えさせられるテーマです。
2024年2月、多岐にわたる分野で活躍した作家、曽野綾子氏が93歳で老衰のため逝去しました。
彼女はキリスト教的倫理観に基づき、小説やエッセイを通じて、宗教、戦争、社会といったテーマを探求し、数々のベストセラーを生み出しました。
代表作には青春小説『太郎物語』や、中絶をテーマにした『神の汚れた手』があり、エッセイ『誰のために愛するか』はミリオンセラーとなりました。
また、日本芸術院会員や国の審議会委員、日本財団会長としても活躍し、ヴァチカン有功十字勲章を受賞するなど、その功績は多方面にわたります。
晩年も執筆活動を続け、91歳のエッセイは、高齢化社会を生きるシニア女性たちに希望を与えました。
曽野氏の葬儀は、生前の希望通り、家族とスタッフのみで行われました。
曽野綾子さんの作品は若い頃にずいぶん読みましたよ。あの頃は恋愛や結婚について、色々と考えさせられました。
夫との絆と、その死後の日々
曽野綾子氏、結婚生活63年で得た夫婦の絆とは?
深い愛情と信頼、献身的な介護と看取り。
夫との深い絆と、晩年の介護生活について見ていきましょう。
曽野綾子さんの献身的な姿に、胸を打たれます。
![[曽野綾子さん]夫・三浦朱門と最後の1年](https://just-known.com/imgs/jk/5174/2.webp)
✅ 作家の曽野綾子さんは、夫である三浦朱門さんの自宅介護を通して、食べ物のことなど三浦さんのために何ができるかを常に考えていた。
✅ 介護中は、自宅の環境整備やヘルパーの手配などに苦労し、入浴時の失敗からヘルパーの協力を得て乗り越えた。
✅ 三浦さんの最期は、意識がなくなる直前まで本や新聞に親しみ、救急搬送を経て、曽野さんが見守る中で静かに息を引き取った。
さらに読む ⇒読売新聞オンライン : ニュース&お得サイト出典/画像元: https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20180117-OYTET50019/夫との63年間の結婚生活、そして夫の介護を通して、曽野綾子さんが見せた愛情の深さに感動しました。
まさに理想の夫婦ですね。
曽野氏は、作家である夫・三浦朱門氏との結婚生活63年間を深い愛情と信頼で育み、会話を最大の娯楽とする夫婦でした。
晩年、三浦氏は介護が必要な状態となり、曽野氏は献身的に在宅介護を行いました。
食事や移動のサポート、ヘルパーや看護師の手助けを得ながら、24時間体制で夫を支えました。
三浦氏が亡くなるまで、曽野氏は常に最悪の事態を予測し、動揺することなく、夫の最期を看取りました。
夫の死後も、曽野氏は夫が望むであろう「ふつうの生活」を続け、夫の「声」が聞こえるという表現で、深い絆と愛情を示しました。
夫婦の愛情と信頼関係が、こんなにも深いものだったとは驚きました。現代社会でも見習うべき姿ですね。
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曽野綾子原作の映画『誰のために愛するか』。揺れ動く女性の愛と葛藤を描く。加山雄三と酒井和歌子の共演。氏の死生観と、その遺産を今、振り返る。