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石原裕次郎の世界:昭和の銀幕スターの魅力と軌跡は?石原裕次郎:映画、結婚、そして石原プロモーション

没後30年、国民的スター石原裕次郎の軌跡を辿る。映画、恋愛、そして激動の昭和を駆け抜けた男の生き様。映画評論家や写真家が語る影響、豪華俳優陣との共演、破天荒な制作姿勢。石原プロモーション閉鎖が意味するものとは? 昭和の光と影、今、蘇る!

石原裕次郎の世界:昭和の銀幕スターの魅力と軌跡は?石原裕次郎:映画、結婚、そして石原プロモーション

📘 この記事で分かる事!

💡 石原裕次郎の生い立ちから、俳優としての成功、そしてその後の活動について解説します。

💡 映画『狂った果実』をはじめとする、裕次郎の代表作と、その作品が社会に与えた影響を考察します。

💡 石原裕次郎の私生活、特に妻・石原まき子さんとの関係性や、石原プロモーションの歴史を紐解きます。

それでは、石原裕次郎の輝かしい軌跡を時代を追って振り返り、その魅力を多角的に探っていきましょう。

昭和を駆け抜けた男:石原裕次郎の軌跡

石原裕次郎、なぜ国民的ヒーロー?その魅力とは?

長身、笑顔、歌声、そして人間味あふれる演技!

石原裕次郎の俳優としての出発点となった『狂った果実』。

太陽族と呼ばれた若者たちの姿を描き、鮮烈な印象を与えました。

その後の活躍を語ります。

狂った果実

公開日:2018/06/23

狂った果実

✅ 1956年公開の映画『狂った果実』は、石原慎太郎の小説を原作とし、太陽族と呼ばれる享楽的な若者たちの姿を描き、その自由奔放な生き方が衝撃を与えた作品。

✅ 石原裕次郎が主演し、兄弟と女性との三角関係を軸に物語が展開。 彼の眩しい存在感と、中平康監督の洗練された映像表現が、映画を名作たらしめている。

✅ 同時代に起きたフランスのヌーベルバーグや、後のアメリカンニューシネマにも通じる先鋭的な作品であり、日本映画史における重要な作品として位置づけられている。

さらに読む ⇒サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト出典/画像元: https://serai.jp/hobby/312240

『狂った果実』での裕次郎さんの存在感は、時代を超えても色褪せない魅力がありますね。

自由奔放な若者たちの姿は、当時の社会に大きな衝撃を与えたことでしょう。

今年7月に没後30年を迎える石原裕次郎。

その足跡を辿る本村凌二氏の著書『裕次郎』は、国民的ヒーローの振る舞いを通して高度経済成長期の「昭和」を振り返る文化史である

裕次郎は「日本でもっとも愛された男」として、異性だけでなく同性からも支持を集め、長身、笑顔、歌声で人々を魅了した。

映画評論家や写真家も、裕次郎の存在が自身の人生観や価値観に与えた影響を語っている。

地方出身者にとって裕次郎は特別な存在であり、子供時代の体験は深い人間的印象を残した。

大学生時代に裕次郎の映画に魅せられた筆者は、『狂った果実』での彼の存在感に衝撃を受け、『赤い波止場』でのやくざ役の「自然体すぎる悪の華」に新たな魅力を発見する。

石原裕次郎は、従来のイメージを超えた、人間性あふれる演技で観客を魅了した。

裕次郎さんの映画は、あの頃の活気を思い出させてくれますね。若者たちのエネルギーが画面から溢れ出ていたものです。懐かしい。

銀幕とスクリーン:輝き続ける石原裕次郎

石原裕次郎没後30年記念!豪華俳優陣共演のDVDコレクションとは?

日活・石原プロ作品93本収録のDVDコレクション

石原裕次郎と三船敏郎が共演した映画『黒部の太陽』。

巨大プロジェクトである黒部ダム建設を、迫力ある映像で描いた作品です。

その詳細に迫ります。

石原裕次郎、三船敏郎の映画「黒部の太陽」は何がすごいのか!?

公開日:2018/04/07

石原裕次郎、三船敏郎の映画「黒部の太陽」は何がすごいのか!?

✅ 石原裕次郎と三船敏郎が製作・主演した映画「黒部の太陽」は、黒部ダム建設を題材にした超大作で、実写にこだわった迫力ある映像が特徴。

✅ 映画は、関電トンネル掘削における最大の難関「破砕帯」との格闘を描いており、俳優たちの迫真の演技が観客を魅了する。

✅ 出水シーンの撮影では、実際の工事関係者の協力のもと、大規模なトンネルセットが作られ、安全面での懸念もあったものの、迫力ある映像を作り上げた。

さらに読む ⇒AERA dot. (アエラドット) | 時代の主役たちが結集。一捻りした独自記事を提供出典/画像元: https://dot.asahi.com/articles/-/114184?page=1

『黒部の太陽』は、当時の日本映画の技術を結集した大作ですね。

実写にこだわった映像は、観る者に圧倒的な迫力と感動を与えたことでしょう。

没後30年を記念し、日活・石原プロモーション製作の出演作93本を網羅した「石原裕次郎シアターDVDコレクション」が刊行された。

コレクションでは、勝新太郎、三船敏郎、吉永小百合、仲代達矢、エマニュエル・リヴァら国内外の豪華俳優陣との共演作を紹介し、初期の裕次郎作品には、北原三枝、浅丘ルリ子、芦川いづみといったヒロインに加え、藤竜也や梶芽衣子など、後に活躍する俳優たちの若き日の姿も確認できる。

石原プロモーション設立後、製作作品は更に豪華になり、「栄光への5000キロ」や「憎いあンちくしょう」など、海外戦略を意識した作品も登場した。

映画『黒部の太陽』は、三船敏郎と石原裕次郎という日本映画界の二大スターが製作・主演した1968年の超大作であり、黒部第四ダム建設の壮大な記録を映像化した作品である。

実写での再現にこだわり、特に「破砕帯」の突破を描くクライマックスシーンは、迫力とリアリティーをもって観客を魅了した。

DVDコレクションとして発売され、半世紀を経てもなお、その魅力は色褪せることなく、戦後日本映画を象徴する傑作として評価されている。

当時の映画は、セットや撮影方法にもこだわりがあって、本当に見ごたえがありましたよね。今見ても、その熱意が伝わってきます。

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石原裕次郎没後31年。妻・まき子が語る愛と苦悩。渡哲也、舘ひろし…石原軍団の絆と、石原プロ58年の終幕。昭和スターたちの熱き生き様が蘇る。