五木寛之『捨てない生き方』とは?ガラクタと記憶を巡る、人生後半を豊かに生きるヒント?『捨てない生き方』とは!!?五木寛之氏が提唱する、モノとの向き合い方
五木寛之が贈る、モノを捨てない生き方。断捨離ブームに異議を唱え、ガラクタに宿る記憶を大切にすることで、人生後半を豊かに生きる術を説く。大量消費社会への警鐘と、持続可能な生き方へのヒントが満載。90歳を迎えた著者の人生哲学が詰まった一冊。
💡 五木寛之氏の著書『捨てない生き方』は、モノを捨てるのではなく、ガラクタを大切にすることを提唱。
💡 本書は、過去の記憶を呼び覚ますガラクタを大切にし、人生の後半を豊かに生きるヒントを示す。
💡 五木氏の人生経験や、現代社会への警鐘、成熟した生き方について考察する。
それでは、まず本書の概要と、五木寛之氏が提唱する『捨てない生き方』について掘り下げていきましょう。
捨てない生き方という思想
五木寛之は何を大切に、人生後半を豊かに?
記憶を呼び覚ますガラクタと回想力。
五木寛之氏の著書『捨てない生きかた』は、モノとの向き合い方を通して、人生を豊かに生きるためのヒントを与えてくれます。
![特別インタビュー]五木寛之さんへの質問。゛捨てない生きかた゛に至ったきっかけは?](https://just-known.com/imgs/jk/410/1.webp)
✅ 五木寛之氏の著書『捨てない生きかた』は、モノを「捨てる」のではなく、大切に「捨てない」生き方を提唱し、ベストセラーとなっている。
✅ 五木氏は、戦後の貧しい時代や若い頃の経験から、思い出が詰まったモノを「ガラクタ」と呼び、記憶を呼び覚ます大切な存在として捉えている。
✅ 直木賞受賞記念の時計など、長年愛用しているモノを例に挙げ、「ガラクタ」が後半生を豊かに生きるための回想の友となり、コロナ禍以降の新たな生き方のヒントとなるとしている。
さらに読む ⇒家庭画報|゛素敵な人゛のディレクトリ出典/画像元: https://www.kateigaho.com/article/detail/137238五木氏の経験に基づいた言葉は、現代の断捨離ブームに対する一つのアンチテーゼとも言えますね。
興味深い。
五木寛之氏の著書『捨てない生き方』は、現代社会の断捨離ブームに異議を唱え、モノを捨てることよりも、過去の記憶を呼び覚ますガラクタを大切にすることで、人生後半を豊かに生きるヒントを提示しています。
五木氏は、終戦直後の食糧難の時代や貧しいアルバイト生活を経験し、モノを大切にすることの重要性を痛感しました。
また幼少期の「デラシネ」としての体験から、落ちた場所に根を張るたくましさを学び、現在の生活の豊かさへの感謝につながっています。
本書は、90歳を迎えた五木氏が、大量生産・大量消費・大量廃棄の資本主義からの脱却と、持続可能な社会への移行を提唱するものであり、人間の回想力こそが晩年の豊かさをもたらすと主張しています。
なるほど、私も昔の品々を捨てられずにいるので、とても共感できますね。ガラクタも良いものだ。
記憶を呼び覚ますガラクタたち
五木氏が語る、モノの価値とは?
記憶を呼び覚ます「依代」としての存在
五木氏のガラクタに対する考え方は、単なるノスタルジーを超え、人生哲学に繋がっているようです。

✅ 記事は、複雑な図形(ロゴ)のSVGコードを提示しています。
✅ SVGコードは、複数のパスで構成され、座標や形状、色などの情報を記述しています。
✅ ロゴは、複雑な曲線や直線、塗りつぶし、色の変化などによってデザインされています。
さらに読む ⇒中日新聞出典/画像元: https://www.chunichi.co.jp/article/426982ガラクタが記憶を呼び覚ます装置というのは面白いですね。
私も大切にしているものがあります。
五木氏は、敗戦後の平壌からの脱出、米軍難民キャンプでの生活など、過酷な経験を通して、モノとの向き合い方を形成しました。
自身もノマドワーカー的な働き方をする一方で、ガラクタが多く存在する自宅から、モノが記憶を呼び覚ます装置であることを伝えています。
例えば、50年以上愛用しているダッフルコートや直木賞受賞時の腕時計など、長年使い続けることの価値を説き、それらは単なる物質ではなく、過去の記憶を呼び覚ます「依代」として、重要な存在となっています。
本書では、シューキーパーやペルシャの骨牌など、捨てられないガラクタの写真が紹介されています。
モノを捨てることは、自身の人生や時代という歴史を捨てることにも繋がると指摘し、不要不急なモノにも存在する理由があると説き、モノを手放すことへのプレッシャーを感じる人々に、この「捨てない生き方」も選択肢の一つとして提案しています。
モノには、確かにその人だけの物語が宿りますよね。愛着を持って長く使うことの大切さを感じます。
現代社会への警鐘
消費社会で、本当に大切なものって何?
人間関係と、自然と消えるモノ。
五木氏の鋭い視点から、現代社会への警鐘が鳴らされています。
これは考えさせられますね。
公開日:2022/04/18

✅ 作家の五木寛之氏は、ロシアとウクライナ情勢について簡単にコメントすることを避け、複雑な歴史的背景や宗教的視点から深く理解する必要性を説いています。
✅ 五木氏はウクライナ侵攻をスペイン内戦になぞらえ、各国の思惑に翻弄されるウクライナの現状を憂慮し、長期戦を避ける重要性を訴えています。
✅ 五木氏は長年、難民問題に関心を寄せ、20世紀後半を「デラシネ」(故郷を追われた人々)の時代と捉え、21世紀になっても難民が減らない現状を憂いています。
さらに読む ⇒週刊エコノミスト出典/画像元: https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20220414/se1/00m/020/003000dモノを捨てることの価値観が、人間関係にまで影響を及ぼすというのは、非常に興味深い指摘です。
五木氏は、現代の飽食とモノへの溢れかえりが、人々を消費と廃棄のサイクルに陥らせ、人間関係までもを「捨てる」ような風潮を生んでいると指摘します。
不要なものを処分し、整理整頓された部屋が豊かさの象徴とされる現代の価値観に疑問を呈し、モノを捨てることの評価は、人間関係の仕分けにもつながると警鐘を鳴らします。
本書は、大量生産・消費・廃棄を繰り返す資本主義の負の側面、衣料品の大量廃棄や海洋汚染、方言の消滅といった問題にも言及し、五木氏は、安易な消費社会への警鐘を鳴らします。
五木氏自身、多くのモノに囲まれて生活しており、無理に減らそうとしなくても、不要なモノは自然と消えていくと述べています。
大量消費社会への警鐘は、今の時代にこそ響きますね。レトロカルチャー好きとしては、モノを大切にする精神は共感できます。
成熟した生き方とは
五木寛之氏が提唱する、成熟した生き方とは?
様々なものを抱え込むこと。
五木氏の提唱する成熟した生き方とは、単にモノを捨てるのではなく、抱え込むことにあるというのは、深いですね。

✅ 五木寛之氏の著書『捨てない生きかた』は、コロナ禍を経て「モノを減らす」風潮がある中で、モノに宿る思い出を大切にし、捨てることだけが生き方ではないと問いかける内容である。
✅ 担当編集者の話によると、当初は「捨てる」がテーマだったが、仏教の「捨てない」考え方にも着想を得て、本のテーマが決定した。
✅ 読者層は60~70代を中心に幅広く、実家の片付け問題などに悩む若い世代にも、固定観念から解放されるきっかけを与えている。
さらに読む ⇒文春オンライン世の中の「ほんとう」がわかります出典/画像元: https://bunshun.jp/articles/-/55243成長と成熟の違いをモノを通して語るというのは、非常に示唆に富んでいます。
興味深いですね。
五木氏は、成長期には捨てることも必要だが、成熟するためには様々なものを抱え込むことが重要であると説き、読者に生き方を見つめ直すきっかけを提供します。
本書は、単なる断捨離論ではなく、生き方論を展開しています。
また、五木氏の「捨てない」という態度は、資本主義の原則に反するものの、モノとの向き合い方を見つめ直すきっかけになるかもしれません。
近年では、三越伊勢丹によるユーズドジーンズのリフォーム販売や、ジョルジオ・アルマーニ氏の持続可能なモードへの提言など、企業やデザイナーが廃棄問題に真剣に取り組み始めている現状を紹介し、社会全体の意識の変化を肯定的に捉えています。
成熟していくためには、色々なものを受け入れることが大切なのかもしれませんね。私も見習いたいです。
捨ててはいけないもの
五木氏が警鐘を鳴らす、現代社会の危機とは?
環境問題と、グローバルな生存に関わる危機。
環境問題は、現代社会が直面する重要な課題ですね。
五木氏が、この問題に言及している点も注目です。

✅ 佐賀県玄海町が、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査の受け入れを表明し、原発立地自治体としては初めての事例となりました。
✅ 日本では、使用済み核燃料から出る核のごみの最終処分場が未定であり、OECDの提言に基づき地層処分が検討されていますが、場所は決まっていません。核のごみは数万年もの間、強い放射能を出し続けるため、安全な保管場所の確保が急務となっています。
✅ 政府は脱炭素化のため原発の活用を進めていますが、核のごみの問題解決が遅れており、最終処分場の選定プロセスは最大20年かかる見込みです。文献調査を受け入れる自治体には交付金が支払われますが、これまで受け入れた自治体は少数にとどまっています。
さらに読む ⇒就活ニュースペーパーby朝日新聞就職サイトあさがくナビ出典/画像元: https://asahi.gakujo.ne.jp/common_sense/current_events/detail/id=3895核のごみ問題から、個人が向き合うべき問題まで、五木氏の視点の広さに感銘を受けました。
五木氏は、今回「捨てる」ことの対象として、ガラクタだけでなく、現代社会が直面するグローバルな問題にも目を向けています。
具体的には、使用済み核燃料の廃棄、気候変動、海洋汚染など、環境問題が個人のライフスタイルだけでなく、生存に関わる問題となっていると指摘し、以前は環境問題への認識が薄かった人々も、もはや他人事ではない状況になっていると警鐘を鳴らしています。
最終的に、五木氏は本当に捨ててはいけないもの、大切にすべきものを問いかけ、読者に多様な価値観を持つことを促しています。
本当に捨ててはいけないもの、私たち一人ひとりが考える必要がありそうですね。
五木寛之氏の『捨てない生き方』は、モノを通して人生を豊かにするヒントを与えてくれる、示唆に富んだ記事でした。
💡 五木寛之氏の『捨てない生き方』は、モノとの向き合い方を通して人生を豊かにするヒントをくれる。
💡 過去の記憶を呼び覚ますガラクタを大切にし、モノを捨てることだけが全てではないという思想。
💡 現代社会の消費社会に対する警鐘と、成熟した生き方について考えさせられる内容。