有馬稲子の女優人生を振り返る!宝塚から銀幕、そして舞台へ、その軌跡とは?有馬稲子:輝ける女優の軌跡
宝塚歌劇団から映画界へ、そして舞台へ。激動の人生を駆け抜けた女優、有馬稲子。DV、結婚と離婚、そして不倫…波乱万丈の過去を乗り越え、日本映画黄金期を彩った美貌と才能。小津安二郎監督との出会い、数々の名作への出演、そして自伝での赤裸々な告白。今もなお輝きを放つ彼女の、愛と葛藤に満ちた人生を描く。
💡 宝塚歌劇団出身、映画界に進出し、数々の名作に出演。
💡 小津安二郎監督との出会い、銀幕での華々しい活躍。
💡 私生活の苦悩を乗り越え、舞台へと活躍の場を広げる。
本日は、女優・有馬稲子さんの華麗なる軌跡を、その貴重なエピソードと共にご紹介いたします。
輝ける舞台への序章
有馬稲子、宝塚歌劇団から女優へ!彼女の成功への第一歩は?
読売新聞の「新人指名」!女優の道を開く。
まず、有馬稲子さんの女優としての第一歩、宝塚歌劇団時代から映画界への進出までを振り返ります。
1953年、読売新聞の「新人指名」で注目を集めました。

✅ 宝塚歌劇団出身の女優、有馬稲子さんの読売新聞初登場について、1953年の映画進出直後の「新人指名」コーナーで千葉泰樹監督から指名を受け、その才能を高く評価された。
✅ 1960年の映画「わが愛」での演技に対し、新聞記者が「今年まず期待したい女優」と評するなど、女優としての成長を認められ、その後も活躍を続けた。
✅ 1988年の連載「あの時この人」の中で、宝塚時代の芸名や男役への打診を断ったエピソードが語られ、有馬さんの抱負が紹介されている。
さらに読む ⇒popstyleブログ : エンタメ : 読売新聞オンライン : 宝塚 初物語16(有馬稲子)出典/画像元: https://blog.yomiuri.co.jp/popstyle/2021/03/16-add2.html有馬稲子さんの才能が、早くから認められていたことがわかります。
千葉泰樹監督からの指名も、彼女の将来性を期待されていた証拠ですね。
1932年、本名・中西盛子として生まれた有馬稲子は、幼少期に養父母との別れや実父からのDVという苦難を経験しました。
しかし、彼女は持ち前の明るさで困難を乗り越え、1949年に宝塚歌劇団に入団。
2代目有馬稲子として娘役で人気を博し、その才能を開花させました。
1953年には読売新聞の「新人指名」で、映画監督から女優としての将来を期待され、まさに輝かしい未来への第一歩を踏み出しました。
いやあ、有馬さんの輝きは別格だったね。宝塚時代から、もうスターのオーラがすごかったんだ。あの頃は、映画館に行くのが本当に楽しみだったもんだ。
銀幕への華麗なる飛翔
有馬稲子、映画界での活躍!黄金期の代表作といえば?
『東京暮色』など、小津作品で活躍。
続いて、有馬稲子さんの銀幕での華麗なる活躍に迫ります。
小津安二郎監督作品への出演や、日本映画黄金期を支えた数々の名作について見ていきましょう。

✅ 小津安二郎監督の生誕115年を記念した4Kデジタル修復版特集上映「小津4K 巨匠が見つめた7つの家族」が開催され、映画『東京暮色』の有馬稲子さんのトークショーが行われた。
✅ 有馬さんは、4Kデジタル修復版の美しさや共演者の演技を絶賛し、小津監督のキャスティングのうまさ、特に笠智衆、高橋貞二、原節子、杉村春子、山田五十鈴らの演技を高く評価した。
✅ 小津監督との撮影秘話として、演出へのこだわりや、17時にはお酒を楽しみたがる一面、セリフの難しさなどを語り、小津作品の絵画的な美しさについて言及した。
さらに読む ⇒松竹シネマクラシックス出典/画像元: https://www.cinemaclassics.jp/news/1327/小津監督との出会いは、有馬稲子さんの女優人生において大きな転換点だったのでしょうね。
4Kデジタル修復版の美しさ、ぜひ見てみたいです。
宝塚歌劇団退団後、有馬稲子は映画界へ進出し、東宝の専属女優として活躍。
1950年代には、小津安二郎監督の『東京暮色』をはじめとする数々の名作に出演し、日本映画黄金期を支えました。
彼女の美貌は文豪の川端康成や谷崎潤一郎にも称賛され、映画「わが愛」での演技は高く評価されました。
小津監督からは着物が贈られるなど、親密な関係性もうかがえます。
この時期、映画『結婚の条件』や『華々しき一族』など、様々なジャンルの作品に出演し、その表現力に磨きをかけました。
共演者には、岸恵子、八千草薫、野添ひとみ、久我美子といった名だたる女優陣が名を連ねました。
小津安二郎監督の映画は、本当に独特の世界観があって好きです。有馬稲子さんの出演作も、映像美が素晴らしいですよね。あの頃の映画は、本当に良い時代でした。
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女優・有馬稲子の波乱万丈な人生。映画、舞台、そしてテレビで輝き続ける彼女の、愛と葛藤、そして未来への希望を描く。自伝で明かされる赤裸々な過去とは。