ホームドラマの巨匠 石井ふく子:半世紀の軌跡と、令和の家族の物語は?TBSドラマ『わが家は楽し』と、石井ふく子の現在
98歳現役プロデューサー、石井ふく子。ギネス世界記録保持者として、昭和・平成・令和を代表するホームドラマを制作し続ける。家族の絆、心の触れ合いを描き、視聴者に感動を届ける。山田洋次との新作や、橋田壽賀子との絆、向田邦子への想い…その情熱は衰えることなく、常に新しい挑戦を続ける。年齢を「トル」ものと語る彼女の、人間愛あふれるドラマ作りの軌跡。
💡 石井ふく子氏の半生を振り返り、ホームドラマの歴史とその功績を解説します。
💡 最新作『わが家は楽し』の内容と、現代の家族像への問いかけを探ります。
💡 石井ふく子氏を支えた人々との絆、そして年齢を重ねることへの向き合い方を掘り下げます。
それでは、石井ふく子さんの半生と、最新作『わが家は楽し』を中心に見ていきましょう。
ホームドラマの巨星、石井ふく子:半世紀にわたる軌跡と情熱
98歳現役!石井ふく子、ギネス記録更新の秘訣は?
家族ドラマ2000本超の制作経験と情熱!
石井ふく子氏が手掛ける新作ドラマ『わが家は楽し』が、3月13日に放送されます。
小日向文世さん主演で、定年退職後の夫婦の離婚騒動を描くホームドラマです。

✅ 山田洋次と石井ふく子がタッグを組んだTBSドラマ「山田洋次×石井ふく子 ドラマ特別企画『わが家は楽し』」が、3月13日に放送される。
✅ 小日向文世が主演を務め、戸田恵子、髙橋海人、桜井ユキ、山田杏奈、えなりかずきらが共演する。
✅ 定年退職した夫とブックカフェを開業したい妻の離婚騒動を軸に、家族それぞれの立場で「家族とは何か」を問い直す物語。
さらに読む ⇒映画.com - 映画のことなら映画.com出典/画像元: https://eiga.com/news/20250131/1/小日向文世さんが出演されるんですね。
どんな家族の形が描かれるのか、今から楽しみです。
離婚をテーマにしているということで、現代の家族のあり方を考えさせられる作品になりそうですね。
日本のホームドラマを牽引してきた石井ふく子氏は、98歳にしてギネス世界記録を更新し、現役のテレビプロデューサーとして活躍しています。
彼女は、1961年にTBSに入社して以来、「ありがとう」や「渡る世間は鬼ばかり」など数々のホームドラマを手掛け、昭和・平成・令和の三時代にわたり家族を描き続けてきました。
元々俳優を目指していた石井氏は、その後住宅メーカーでの勤務を経て、TBSからスカウトされ、数々の大ヒット番組をプロデュース。
2000本を超えるドラマ制作経験を持ち、現在も、山田洋次氏との協同で、ドラマ「わが家は楽し」を制作。
定年退職後の夫婦の心のすれ違いをテーマに、現代社会における家族のあり方を問う作品です。
石井ふく子さんのドラマは、昔からよく見ていましたよ。家族の温かさや問題を丁寧に描いていて、毎回感動していましたね。今回も期待しています。
盟友たちとの絆:橋田壽賀子、向田邦子との出会い
石井ふく子は誰との絆を胸に、ドラマ制作を続ける?
橋田壽賀子との約束、遺志を継承。
石井ふく子氏を語る上で、脚本家の橋田壽賀子氏との関係は外せません。
彼女との出会い、そして別れが、石井氏にどのような影響を与えたのでしょうか。

✅ 脚本家の橋田壽賀子が急性リンパ種のため95歳で死去し、NHK朝ドラ『おしん』やTBS系ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』など数々の大ヒットドラマを手掛けた。
✅ 『おしん』では戦前・戦後の日本を描き、朝ドラの基本形を確立、一方『渡鬼』では平成から令和初頭の家族観を描き、他にも多くの高視聴率ドラマを制作した。
✅ その作品は多くの視聴者に愛され、テレビドラマ史において重要な存在だが、そのわかりやすさゆえに、作家性については掴みどころがないという評価もされている。
さらに読む ⇒リアルサウンド|音楽、映画・ドラマ、エンタメ×テック、書籍のカルチャーサイト出典/画像元: https://realsound.jp/movie/2021/04/post-739026.html橋田壽賀子さんの作品は、本当にたくさんの方に愛されましたよね。
石井さんと橋田さんの関係性も、ドラマ作りに大きな影響を与えていたんですね。
二人の絆に感動します。
石井氏は、脚本家の橋田壽賀子氏とは長年にわたり、喧嘩をしながらも共にドラマを制作し、深い絆で結ばれていました。
橋田氏の死後、一度は引退を考えたものの、橋田との約束を胸に現役を続けており、遺志を継ぎ、人間と家族を描く作品を作り続ける決意を表明しています。
また、向田邦子氏とは半世紀前に出会い、家族をテーマにしたドラマを共に制作。
向田の妹とも交流を続け、その作品への思いを今も胸に抱いています。
最近では、相葉雅紀を主演に迎え、橋田壽賀子氏に捧げる「愛の物語」を制作し、新型コロナウイルス禍で薄れた人との絆を描く作品も世に送り出しています。
橋田先生との絆、素晴らしいですね。向田邦子さんとの出会いも興味深いです。あの時代を代表する脚本家の方々との交流があったからこそ、石井さんの作品は深みを増したのでしょうね。
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99歳現役プロデューサー石井ふく子の最新作! 離婚を通して家族の絆を描く感動ドラマ。年齢を力に変え、人々の心に響く作品を創り続ける姿勢は必見!