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山口小夜子とは?唯一無二のカリスマモデルの軌跡を振り返る?山口小夜子:時代を超えた美と表現

漆黒のボブ、東洋的な美しさで世界を魅了した伝説のモデル、山口小夜子。ファッションアイコンとしての彼女の軌跡を辿る。生い立ちからパリコレ、資生堂モデル、ウェアリストとしての多才な才能まで。唯一無二の美しさ、ファッション哲学、そして没後も受け継がれる美学。写真展、映像、CM…今もなお輝き続ける山口小夜子の世界を体感せよ。

山口小夜子とは?唯一無二のカリスマモデルの軌跡を振り返る?山口小夜子:時代を超えた美と表現

📘 この記事で分かる事!

💡 1970年代からモデルとして活躍し、パリコレなど世界の舞台で活躍した。

💡 資生堂のモデルとして、唯一無二の存在感を示し、美の象徴となった。

💡 モデル業にとどまらず、ウェアリストとして多方面で才能を発揮した。

山口小夜子の多岐にわたる活動と、彼女が与えた影響について、各章で詳しく見ていきましょう。

横浜から世界へ、山口小夜子の軌跡

山口小夜子のモデルとしての成功、最大の転機とは?

山本寛斎との出会いと黒髪ボブです!

山口小夜子の横浜時代から世界への飛躍、そして晩年の活動までを網羅した展覧会についてご紹介します。

彼女の原点と、その後の活動を振り返ります。

TABレポ:山口小夜子「未来を着る人」@東京都現代美術館
TABレポ:山口小夜子「未来を着る人」@東京都現代美術館

✅ 1970年代からモデル、クリエイターとして活躍した山口小夜子をトリビュートする展覧会が開催され、初期の活動から晩年のコラボレーションまでを網羅した展示内容となっている。

✅ 展覧会は、アーカイブ資料による過去の活動の振り返りと、生前の小夜子と縁の深かったアーティストによる新作インスタレーションで構成され、彼女の「不在」を通してその存在感を表現している。

✅ ワークショップや割引アプリの案内もあり、山口小夜子の世界観を体験できる。会期は6月28日まで。

さらに読む ⇒Tokyo Art Beat出典/画像元: https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/sayokoyamaguchi-the-wearist-clothed-in-the-future

展覧会では、山口小夜子の過去の活動をアーカイブ資料で振り返り、ゆかりのあるアーティストによる新作インスタレーションも展示しているとのことです。

彼女の存在感を表現する展示内容に興味があります。

1949年、横浜に生まれた山口小夜子は、幼少期からファッションに強い関心を持ち、洋裁が得意な母親の影響で服作りを学びました

杉野学園ドレスメーカー学院在学中に仮縫いモデルを経験し、プロのモデルを目指すようになります。

1971年、プロモデルとしてデビュー。

当初は欧米風のモデルが主流の中、彼女の黒髪ボブと東洋的な顔立ちは、山本寛斎との出会いを通じて大きな転機を迎えます。

高田賢三、三宅一生、コムデギャルソン、ヨウジヤマモトらのショーにも出演し、モデルとしての地位を確立。

1972年にはパリコレデビューを果たし、その後、イヴ・サンローラン、シャネルなど一流ブランドのモデルも務め、世界的ファッション誌「VOGUE」にも登場し、世界を舞台に活躍しました。

山口小夜子さんは、本当に素晴らしい女性でしたね。あの黒髪ボブと東洋的な美しさ、忘れられませんよ。山本寛斎さんのショーも、鮮烈でした。

唯一無二の存在感、資生堂との出会いと美学の確立

山口小夜子の美の秘訣とは?

水、食事、ビタミン剤のバランス。

資生堂のモデルとして、その美学を確立し、ファッション界に多大な影響を与えた山口小夜子。

彼女の書籍を通して、その美意識と哲学に迫ります。

時代の最先端を走り続けた東洋の美のアイコン あなたは山口小夜子を再発見する
時代の最先端を走り続けた東洋の美のアイコン あなたは山口小夜子を再発見する

✅ 山口小夜子は、1970年代にパリ・コレクションでアジア人初のトップモデルとして活躍し、資生堂の広告などでも知られるカリスマ的存在だった。

✅ 晩年は、ファッション、音楽、ダンス、映像などを融合させた表現活動を行い、若手の表現者たちとのコラボレーションも行った。

✅ 東京都現代美術館で開催される展覧会では、彼女のモデルとしての活動だけでなく、パフォーマーとしての側面にも焦点を当て、その軌跡を多角的に紹介する。

さらに読む ⇒FORZA STYLE|ファッション&ライフスタイルフォルツァスタイル出典/画像元: https://forzastyle.com/articles/-/42583

山口小夜子の書籍では、生い立ち、ファッション哲学、美意識が本人の言葉で語られているとのこと。

コンプレックスを乗り越え、スタイルを確立していく過程が興味深いですね。

1973年からは資生堂のモデルとして活躍し、その唯一無二の存在感はファッション界に多大な影響を与えます。

山口小夜子の書籍では、彼女の生い立ち、ファッション哲学、美意識が本人の言葉で語られています

幼少期の記憶、服飾学校での学び、モデルデビューまでの経緯などが語られ、「着る」という概念を独自の哲学で解釈し、歩き方や姿勢など具体的なアドバイスも含まれています。

自己評価でのコンプレックスを乗り越え、自身のスタイルを確立していく過程が示されています。

彼女の美の秘訣は、水、食事、ビタミン剤のバランスでした。

毎朝一杯の水を飲み、和食を中心とした食事を摂り、ビタミン剤で栄養を補給していました。

資生堂の広告、本当に素敵でしたよね。あの時代を象徴する美しさでした。彼女の美の秘訣が、水、食事、ビタミン剤のバランスだったというのは、なるほど、と思います。

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「東洋の神秘」山口小夜子。モデル、ウェアリストとして時代を彩った彼女。晩年の貴重な着物ショーから最新メディア情報まで、その美学と遺産を紐解く。