カルーセル麻紀、波乱万丈の人生とは?映画・芸・病との闘いを通して見えてくるものとは?82歳、カルーセル麻紀の今を紐解く…映画、テレビ、そして多様性の象徴
82歳、カルーセル麻紀。LGBTQという言葉すらなかった時代から、テレビや舞台で活躍し、映画賞も受賞した彼女の人生は波瀾万丈!ゲイバーでの黄金時代、性転換手術、病との闘い…社会の偏見と戦い続けた生き様は、多様性を受け入れる社会を象徴する。芸で勝負し、自由に生きる不自由さを体現する彼女の言葉は、現代を生きる私たちに勇気を与える。
💡 映画助演俳優賞受賞、82歳にして現役で活躍。その華麗なる経歴と現在の活動に迫ります。
💡 1960年代からニューハーフタレントとして活躍。LGBTQという言葉すらない時代の先駆者です。
💡 幼少期から現在までの人生を振り返り、彼女が社会に与えた影響、そして彼女の生き様に迫ります。
カルーセル麻紀さんの壮絶な人生を、彼女の言葉と共にご紹介します。
各章では、彼女の人生を彩る様々な出来事を深掘りしていきます。
黎明期からの闘い
カルーセル麻紀さん、82歳!何が彼女を輝かせた?
固定概念との闘いと、LGBTQとしての生き様。
カルーセル麻紀さんの幼少期から現在に至るまでの人生を振り返ります。
彼女がどのような時代を生き、どのようにして今の地位を確立したのかを見ていきましょう。

✅ 映画「一月の声に歓びを刻め」で助演俳優賞を受賞したカルーセル麻紀が、第79回毎日映画コンクールの贈呈式に出席しました。
✅ 82歳のカルーセルは、長年続いている映画賞の歴史に触れ、「長生きしてよかった!」と喜びを語りました。
✅ 映画は、性暴力をテーマにした作品で、前田敦子、哀川翔、坂東龍汰らと共演しています。
さらに読む ⇒ナタリー - ポップカルチャーのニュースサイト出典/画像元: https://natalie.mu/eiga/news/611424映画受賞、おめでとうございます!長きにわたるご活躍、本当に素晴らしいですね。
82歳になっても輝きを失わない姿、感動します。
1960年代からニューハーフタレントとして活躍し、今年82歳になるカルーセル麻紀さんの人生は、まさに波瀾万丈であった。
彼女はLGBTQという言葉すらなかった時代から、テレビや舞台を中心に活躍し、昨年出演した映画「一月の声に歓びを刻め」で毎日映画コンクール助演俳優賞を受賞するなど、その実績は目覚ましい。
幼少期から女性としての意識を持ち、9人兄弟の大家族の中で育ったカルーセル氏は、北海道釧路市出身。
ゲイバーでの黄金時代を経て、モロッコでの壮絶な性転換手術を経験するなど、彼女の人生は常に社会の固定概念と闘ってきた。
いやあ、カルーセル麻紀さんと言えば、やっぱりゲイバーですよね。あの頃は良かったなあ…。
芸の道、そして苦悩
カルーセル麻紀、芸の道へ導いた出会いは?
三島由紀夫と美輪明宏との出会い。
彼女が芸の世界に入り、どのようにして才能を磨いていったのかに焦点を当てます。
当時の社会情勢についても触れながら、彼女の葛藤と成長を追っていきます。

✅ 15歳で家出したカルーセル麻紀は、ゲイバーで働き始め、そこで接客や男を魅了する方法を学んだ。
✅ その後、全国各地のゲイバーを転々とし、17歳で上京して銀座のゲイバー「青江」で働くようになった。
✅ 「青江」では、財界人との交流を通じて、粋な遊びや新しい世界を知り、自身の源氏名「マキ」を得た。
さらに読む ⇒ 週刊女性PRIME出典/画像元: https://www.jprime.jp/articles/-/20371?page=3彼女の芸に対するストイックな姿勢には頭が下がりますね。
外見だけでなく、芸で勝負するという決意、本当に素晴らしいと思います。
カルーセル麻紀氏が芸の世界で生きることを決意したのは、14歳の時に三島由紀夫の小説と美輪明宏氏に出会ったことがきっかけだった。
ショーパブ・ゲイバーでの下積み時代は厳しく、彼女の芸の基盤となった。
テレビに出始めた70〜80年代には、性的少数者は見世物扱いされ、バカにされるような番組が多く、苦悩の日々を送った。
しかし、彼女のような存在がいたからこそ、現在の多様性が認められるようになったと言える。
その一方で、彼女は自身のセクシャリティを売り物にせず、芸で勝負することにこだわった。
外見の美しさだけで注目されるのは一時的であり、芸がなければ生き残れないという考えは、彼女の生き方を決定づけた。
美輪明宏さんとの出会いが、カルーセルさんを芸の道へと導いたんですね。やっぱり、あの時代は、すごい人たちがたくさんいたんだなあ。
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カルーセル麻紀、波乱万丈人生を語る!脳梗塞、詐欺被害も…それでも前向きに生きる姿に感動!多様性を受け入れる社会へのメッセージも。