山口小夜子ってどんな人?:東洋の神秘、モデル、ウェアリスト、その美学とは?山口小夜子の軌跡:モデル、資生堂、パリコレ、そしてレガシー
東洋の神秘、山口小夜子。1970年代、黒髪ボブと白い肌で世界のファッション界を席巻した伝説のモデル。パリコレデビュー、資生堂モデル、そしてイヴ・サンローラン…唯一無二の存在感は、美の概念を覆した。モデルから「ウェアリスト」へ。死後も色褪せない彼女の美学と、影響を受けたクリエイター達の作品を通して、その革新的な生き様と、今もなお輝き続ける魅力を感じてください。
💡 山口小夜子は、1970年代から国際的に活躍したファッションモデルで、「東洋の神秘」と称され、その美貌で人々を魅了しました。
💡 モデル業の傍ら、女優やウェアリストとしても活躍し、表現者として多岐にわたる分野で活躍し、その才能を発揮しました。
💡 晩年は実験的な創作活動にも力を入れ、その功績は没後も展覧会やドキュメンタリー映画を通じて称えられています。
山口小夜子の多岐にわたる活躍、その美学、そして没後もなお人々に影響を与え続ける彼女の魅力を紐解いていきましょう。
美の探求:少女時代からモデルデビューまで
山口小夜子、モデルデビューのきっかけは?
山本寛斎に見出されたこと。
山口小夜子の生い立ちからモデルデビューまでの軌跡を追います。
ファッションへの目覚め、モデルを目指すきっかけ、そして山本寛斎との出会いなどをご紹介します。

✅ 山口小夜子は、1970年代から国際的に活躍した日本のファッションモデルで、漆黒のおかっぱ頭と切れ長の目で「東洋の神秘」と称された。
✅ 山本寛斎、高田賢三、イブ・サンローランらのミューズとして愛され、モデル業の傍ら、女優やウェアリストとしても活動し、表現者として多岐にわたる分野で活躍した。
✅ 晩年は実験的な創作活動に力を注いだが、2007年に死去。没後も展覧会やドキュメンタリー映画が制作され、その功績が称えられている。
さらに読む ⇒映画.com - 映画のことなら映画.com出典/画像元: https://eiga.com/person/74378/山口小夜子は、若くしてその才能を開花させ、プロのモデルとしてデビューされました。
当時の日本には珍しい、彼女の個性的な魅力と才能がそこにはあったのでしょう。
1949年、横浜で生まれた山口小夜子は、幼少期からファッションへの関心を示し、母親が手作りした服を愛用しました。
服飾専門学校で学び、仮縫いモデルの経験を経て、プロのモデルを目指すようになります。
当初は欧米風のモデルが主流でしたが、山本寛斎に見出され、1971年にプロモデルとしてデビューを果たしました。
いやあ、山本寛斎に見出されたってのがすごいね。当時は欧米風のモデルが主流だったろうに、東洋的な美しさを見抜いたんだから、さすがだよ。
世界を魅了する美:パリコレと資生堂との出会い
東洋の美を発信!彼女のメイクの特徴は?
黒髪ボブ、白い肌、赤い唇。
パリコレデビューと資生堂との出会い、そして世界を魅了した彼女の美しさについて掘り下げます。
資生堂との関係性、そして彼女がファッション界に与えた影響を見ていきましょう。
公開日:2015/04/15

✅ 山口小夜子の軌跡を辿る展覧会が東京都現代美術館で開催され、彼女をミューズとしたデザイナーの作品や、彼女に影響を受けた表現者たちのインスタレーションが展示される。
✅ 雑誌、写真、スクラップブック、人形などの秘蔵資料や、長年専属モデルを務めた資生堂のアーカイヴを通して、山口小夜子の活動を紹介。
✅ 展覧会では、小夜子メイクを完成させたアーティストによるメーキャップ・ワークショップやトークイベントなど、体験型のイベントも開催される。
さらに読む ⇒VOCE(ヴォーチェ)|美容メディア『VOCE』公式サイト出典/画像元: https://i-voce.jp/feed/81/パリコレデビューは、彼女の世界的な活躍の始まりでした。
資生堂の専属モデルとして、その美しい姿を多くの人々に印象付けたのでしょう。
1972年にはパリコレデビューを果たし、東洋的な美しさを世界に発信しました。
黒髪ストレートボブ、白い肌、赤い唇という独特のメイクは、ファッション業界で前衛的な存在として注目を集め、イヴ・サンローランなどの一流ブランドのモデルも務めました。
資生堂の専属モデルとしても活躍し、その唯一無二の存在感で、「VOGUE」にも度々登場しました。
彼女の美しさは「東洋の神秘」と称され、国内外の多くのデザイナーから愛されました。
資生堂って、昔から革新的なイメージ戦略で有名だけど、山口小夜子さんの起用もまさにその象徴よね。彼女の美しさを最大限に引き出したんだろうな。
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伝説のモデル、山口小夜子の美学に迫る展覧会。ウェアリストとしての美意識、秘蔵資料、クリエイターたちの新作を通して、彼女の永遠の輝きを体感。