樋口恵子さんの『老~い、どん!』から学ぶ!90代を超えても前向きに生きるヒントは?人生100年時代を生き抜くための知恵とは!?
90歳を超えても現役の作家・樋口恵子さん。老いをユーモアと知恵で乗り切る彼女の秘訣とは?「ヨタヘロ期」の現実、転ばぬ先の対策、前頭葉を鍛える方法…人生100年時代の生き方を、貴重な経験と深い洞察から学ぶ!
💡 高齢者の日常生活における課題や解決策が具体的に示されている
💡 高齢者世代が社会に貢献できる場や役割の重要性を訴えている
💡 人生を機嫌よく楽しむためのヒントが満載
今回は、90代を超えても精力的に活動を続ける樋口恵子さんについて、著書『老~い、どん!』を例に、高齢者の方々が抱える課題や克服方法について解説していきます。
老いの現実と覚悟 樋口恵子さんの『老~い、どん!』
樋口恵子さんの新刊が語る「ヨタヘロ期」とは?
健康寿命と平均寿命の間の10年間
樋口恵子さんの率直な言葉とユーモアが光る作品ですね。

✅ 「老~い、どん!あなたにも「ヨタヘロ期」がやってくる」は、88歳の著者が自身の「ヨタヘロ期」をユーモラスに綴ったエッセイで、健康寿命と平均寿命の間のおよそ10年間を「ヨタヨタ・ヘロヘロ」とよろめきながらも直進する時期と定義しています。
✅ 本書では、調理、買い物、移動など、高齢者が直面する様々な課題や、建て替え引越し、認知症への対応など、人生後半の具体的な体験が詳細に語られています。
✅ 著者の経験を通して、高齢期の生活をより豊かに過ごすためのヒントや、家族や社会がどのように高齢者を支えるべきかについての考察が示されています。
さらに読む ⇒婦人之友社出典/画像元: https://www.fujinnotomo.co.jp/book/essay/b2404/80代、90代をリアルに、そしてユーモアを交えて描写することで、高齢者の生活を身近に感じることができました。
樋口恵子さんは、88歳で著書『老~い、どん!あなたにも「ヨタヘロ期」がやってくる』を出版しました。
本書は、健康寿命と平均寿命の間に訪れる約10年間を「ヨタヘロ期」と名付け、高齢者の日常生活における課題や解決策を具体的に提示しています。
84歳での建て替え引越しや、中流型栄養失調症、街角のベンチの必要性など、高齢者の様々な苦労や工夫を赤裸々に語り、老いの現実と覚悟を伝えています。
また、老いと向き合う上で大切な「自立」と「支え合い」の重要性を説き、高齢者自身だけでなく、家族や社会全体で高齢者を支えることの大切さを訴えています。
懐かしいなぁ、私もあの頃、色々あったよ。でも、恵子さんのように前向きに人生を歩んでいきたいなぁ。
老いの実況中継 樋口恵子さんの歩み
樋口恵子さんは、老いをどう捉えていますか?
老いは今、自分らしく
樋口恵子さんのような人生経験豊富な方の言葉は、重みがありますね。
公開日:2025/01/22

✅ 92歳になった樋口恵子さんは、自身の体調の波に乗りながら「今」を過ごすことの大切さを説き、高齢者の現状と自身の経験を踏まえ、高齢社会における課題と高齢者世代が担うべき役割について考察しています。
✅ 近年、高齢者人口が増加し、特に80歳以上、90歳以上の人口が急増している現状を挙げ、高齢者を取り巻く環境の変化について言及しています。
✅ 著者自身は、長年「高齢社会をよくする女性の会」の理事長として活動してきた経験から、高齢者世代が社会に貢献できる場や役割の重要性を訴え、すべての世代が共存できる社会の実現に向けて提言しています。
さらに読む ⇒婦人公論.jp|芸能、事件、体験告白……知りたいニュースがここに!出典/画像元: https://fujinkoron.jp/articles/-/15420?display=full高齢者人口が増加する中で、高齢者世代が社会に貢献できる場をどのように作っていくかが課題ですね。
樋口恵子さんは、92歳で『婦人公論』に新連載「老いの実況中継」を執筆しました。
最終回では、自身の体調の変化や90代の現実を率直に語っています。
88歳で出版した『老いの福袋』は28万部を超えるベストセラーとなりましたが、近年は体調の波に乗りながら、日々を過ごしています。
80歳以上の人口が日本の総人口の10.4%、90歳以上の人口が2.3%という現実を目の当たりにし、自身の経験から高齢者世代が直面する課題について考察しています。
長年「高齢社会をよくする女性の会」の理事長を務め、人生経験とエネルギーをもって活動してきた樋口さんは、現在の状況を「老後はまさに今」と表現し、年齢を重ねても自分らしく生きることの大切さを訴えています。
私も高齢者になったけど、まだまだ社会に貢献したい気持ちはあるわ。
90歳の挑戦 乳がんと向き合う樋口恵子
90歳で乳がんになった樋口さんが手術を決めた理由は?
がん進行リスク回避のため
90歳で乳がんの手術を決断するというのは、並大抵の決意ではないですね。

✅ 樋口恵子さんは、89歳で乳がんが見つかり、手術を決断するまでに1年を要しました。高齢による体力的な不安、歯の抜歯の可能性など、66歳の時とは異なる課題に直面したことが分かります。
✅ 手術を決断するまでの間、樋口さんは「がんとわかって最初に浮かんだ感情は゛え? もうおしまい?゛ ゛つまんないのー゛ だったんですよ(笑)」と、年齢を重ねても人生を楽しみたいという強い意志を持っていることを示しています。
✅ 主治医の「今は100歳の手術もありますよ」という言葉が、樋口さんの背中を押す最後のひと押しとなり、手術を決意したことがわかります。年齢を重ねても、前向きに人生を歩む姿勢が印象的です。
さらに読む ⇒ 週刊女性PRIME出典/画像元: https://www.jprime.jp/articles/-/28393?display=b年齢を重ねても、人生を楽しみたいという気持ち、素晴らしいですね。
樋口恵子さんは、90歳で乳がんの手術を受けました。
6年前に家の改築をした際に、お風呂場に大きな鏡を付けていたため、去年の6月に鏡に映った胸を見て、左側の方がいくらか大きいことに気づいた。
同居している放射線科医の娘に相談したところ、病院で検査した結果、乳がんと診断されました。
樋口さんは、担当医から「100歳の方もいます」と言われ、90歳で乳がんになることに驚きました。
ホルモン療法を始めて、がんは少し小さくなりましたが、手術という選択肢もありました。
しかし、歯を抜くかもしれないと言われ、手術を迷っていました。
手術を決めたのは、がんが急に大きくなる可能性と、手術ができない状態になったら困ると思ったから。
また、手術によって、がんが進行し、死に至る可能性を回避できる可能性もありました。
全身麻酔に耐えられるかの検査も問題なく、歯も抜く必要がないことがわかり、手術を決めた。
手術は成功し、術後の痛みもありませんでした。
樋口さんは、90歳でも乳がんになることを教訓として、「無用と思うな90の乳房、がんが棲み着く、はびこるぞ」と、高齢者の方々に、乳がん検診の重要性を訴えています。
90歳で乳がんの手術って、想像もできない。でも、恵子さんのように前向きに生きていきたい。
転ばぬ先の杖 高齢者の安心安全
高齢者の安心生活、何を意識すべき?
安否確認体制、万全に
高齢者の安心安全は、本人だけでなく、周りの人にとっても重要な課題ですね。

✅ 本書は、92歳の著者が自身の経験や調査データに基づき、人生100年時代における「老い」に対する考え方や具体的な対策を提示しています。
✅ 老後の生活を豊かに過ごすために、食生活の見直しや健康管理、介護対策といった具体的な方法を、高齢者の立場からわかりやすく解説しています。
✅ 特に、高齢者を取り巻く社会環境の変化や介護問題に対する認識を深め、高齢者自身も主体的に人生を豊かに過ごせるようにするためのヒントが満載です。
さらに読む ⇒PR TIMES|プレスリリース・ニュースリリースNo.1配信サービス出典/画像元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000094062.html高齢者自身も主体的に安全対策を講じることの大切さを改めて認識しました。
樋口恵子さんの新著『老いてもヒグチ。
転ばぬ先の幸せのヒント』から、高齢者が安心して生活を送るための心得を一部ご紹介します。
高齢になると、体力や筋力が衰え、転倒のリスクが高まります。
特に一人暮らしの場合は、転倒時の発見が遅れ、命に関わる事態に発展する可能性も。
樋口さんは、自身の経験を踏まえ、高齢者は安否確認の体制を整えることの重要性を訴えています。
具体的には、近隣住民に緊急連絡先を伝えておくことや、家族や友人と定期的な連絡を密にすることなどを推奨しています。
また、高齢者の自宅での孤独死が増加傾向にある現状を挙げ、事故死した場合、家族は監察医務院による検死解剖を受けなければならず、手続きが煩雑になることを指摘しています。
高齢者は、自分自身だけでなく、周りの人にも迷惑をかけないように、事前に万全な対策を講じておく必要があることを強調しています。
私も、高齢の両親がいるので、この本を読んで改めて安心安全対策の大切さを実感しました。
老いを愉しむ 前頭葉を鍛え、ユーモアと共に
90歳を超えても前頭葉を鍛えるには?
多角的な思考と表現が鍵
前頭葉を鍛えることは、高齢期においても重要なことですね。

✅ 講談社は、文芸、ノンフィクション・学芸、実用・趣味・ファッション、幼児・児童など幅広いジャンルの書籍を発行しています。
✅ 講談社は、講談社文庫、講談社ノベルス、講談社タイガなど、複数の文庫レーベルを展開しています。
✅ 講談社は、講談社現代新書、ブルーバックス、講談社+α文庫など、複数の新書レーベルを展開しています。
さらに読む ⇒今日のおすすめ 講談社 今日のおすすめ出典/画像元: https://news.kodansha.co.jp/books/10171ユーモアを交えながら老いを乗り越える樋口恵子さんの生き方に共感しました。
91歳の樋口恵子さん と精神科医の和田秀樹さんの対談から、高齢期における前頭葉の鍛え方についてまとめます。
和田先生は、前頭葉は知能に直接関与しておらず、様々な側面から物事を考え、自分の考えを言葉で表現することが重要だと説明しています。
具体的には、テレビや雑誌などの情報を鵜呑みにせず、別の見方も考えること、感じたことを人に話したり文章にしたりすることが前頭葉を鍛えるのに有効だとされています。
樋口さんは、自身の老いを「老いの実況中継」として捉え、好奇心と意欲を持ち続けることを重要視しています。
高齢期においても、新たな発見や経験を通して、前頭葉を活性化させることが大切です。
91歳の評論家・樋口恵子さんは、人生を機嫌よく楽しむことを提唱し、老いをユーモアで乗り越えることを重要視しています。
樋口さんは、老いに関する独自の造語を数多く生み出し、講演会などで聴衆を沸かせています。
特に「ローバは一日にしてならず」という造語は、老いが徐々に訪れることをユーモラスに表現しており、樋口さんの造語への情熱と人生を楽しむ姿勢を表しています。
樋口さんのユーモアは、老いを悲観的に捉えるのではなく、人生の面白さを再認識させてくれる力を持っていると言えるでしょう。
樋口恵子さんは、80代、90代を「ヨタヘロ期」と名付け、心身ともに健やかに生きるのは困難であると指摘します。
高齢者の増加に伴い、人生100年時代と言われる現代において、老いを受け入れ、生き延びるための対策が求められます。
高齢化に伴う体の不調や物忘れなどの変化を受け入れ、周囲の状況を客観的に理解することが重要です。
そして、自身の置かれている状況に基づいて、生きるための方法を探し、社会的な状況を把握することが大切になります。
老いをユーモアで乗り越えるって、素敵ですね。私も、年齢を重ねても前向きに人生を楽しみたいと思います。
樋口恵子さんの経験を通して、高齢者の方々が直面する課題や克服方法について理解を深められたのではないでしょうか。
💡 高齢者は、自立と支え合いを意識することが大切
💡 高齢者世代が社会に貢献できる場や役割が必要
💡 ユーモアを持ち、前向きに人生を楽しむことが大切