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樹木希林の生き方とは?型破りな女優の言葉と死生観を紐解く?女優・樹木希林の型破りな生き方と、死生観。

唯一無二の女優、樹木希林。容姿や主役にとらわれず、共演者の言葉に耳を傾け、年齢を重ねるごとに輝きを増した。死を日常の一部として受け入れ、がんとの闘病を通して、より深く人生を見つめた。名言の数々は、ありのままの自分を受け入れ、欲を捨て、後悔のない生き方へと導く。彼女の言葉は、生きることの本質を問いかけ、私たちに生きるヒントを与えてくれる。

樹木希林の生き方とは?型破りな女優の言葉と死生観を紐解く?女優・樹木希林の型破りな生き方と、死生観。

📘 この記事で分かる事!

💡 女優としてのキャリアをスタートさせ、型破りな生き方で多くの人々を魅了した樹木希林。

💡 病と向き合いながらも、死を日常として受け入れ、独自の死生観を貫いたその姿。

💡 自己を深く見つめ、その言葉で多くの人々に影響を与え続けた、樹木希林の生き方。

さて、ここからは樹木希林さんの多岐にわたる活動や、彼女の言葉を通して、その生き方に迫っていきましょう。

女優としてのスタートと、型破りな生き方

樹木希林、女優としての型破りな強さとは?

欲や執着を持たない生き方。

女優としてのスタート期から、型破りな生き方を貫いた彼女の姿を見ていきましょう。

3ページ目)内田也哉子「型破りな両親のもとに育ち、甘えられなかった幼少期。夫と結婚して抱いた悩みは、母の言葉で吹っ切れて」 母・樹木希林 の七回忌を終えて

公開日:2025/03/07

3ページ目)内田也哉子「型破りな両親のもとに育ち、甘えられなかった幼少期。夫と結婚して抱いた悩みは、母の言葉で吹っ切れて」 母・樹木希林 の七回忌を終えて

✅ 樹木希林さんの言葉をまとめた本の中で、特に30代の頃の対談をまとめた『心底惚れた』がお気に入りの著者の話。

✅ この本には、生きることに必死で対談相手に鋭く切り込む30代の樹木希林さんの姿が描かれており、娘としては思わず「もうやめて~」と言いたくなるほど。

✅ 巻末の解説で武田砂鉄さんが「世の中の端切れまで鋭く眼差しを向け続けた攻撃的な人」と評したことに、著者は救われるような思いを感じた。

さらに読む ⇒婦人公論.jp|芸能、事件、体験告白……知りたいニュースがここに!出典/画像元: https://fujinkoron.jp/articles/-/15955?page=3

30代の希林さんの言葉は、生々しくも力強いですね。

著者が「もうやめて〜」と感じるほど、対談相手に鋭く切り込む姿は、まさに希林さんの本質を表しているようです。

樹木希林は、18歳で文学座に入り女優としてのキャリアをスタートさせました。

彼女は、容姿や主役を演じることよりも、共演者のセリフを聞き、それに合わせた演技をすることを重視していました。

30代から老婆役を演じ、年齢を重ねるにつれて、その役は観る人の心に響くものへと変わっていきました。

彼女は、晩年まで第一線で活躍し、その生き方は多くの人々に影響を与え続けました。

樹木希林は、女優業だけでなく、人間としての生き方を重視し、欲や執着を持たないことを強さとしていました。

彼女の型破りな生き方は、一人娘の也哉子さんの自立心を育む教育にも表れています。

9歳で海外留学を経験させ、掃除や料理を一度だけ教えるなど、自ら考え行動する力を養う教育を実践しました。

希林さんの30代の姿、今ではなかなかお目にかかれないですよね。あの頃から自分の生き方を確立していたんですね。

病との闘い、そして死生観

樹木希林、がんを「ありがたい病気」と言った理由は?

人生の気づき、周囲との関係性、死生観の深まり。

闘病生活を通して見出した、彼女の死生観について見ていきましょう。

生きるのも日常、死んでいくのも日常」 樹木希林さんが語っていた死生観

公開日:2018/09/16

生きるのも日常、死んでいくのも日常」 樹木希林さんが語っていた死生観

✅ 女優の樹木希林さんが、75歳で死去した。彼女の死生観を表す言葉として「生きるのも日常、死んでいくのも日常」が知られている。

✅ 2016年には、宝島社の広告「死ぬときぐらい好きにさせてよ」に登場し、その中で彼女の死生観が表現され、大きな反響を呼んだ。

✅ 樹木希林さんは、がん闘病中でありながら、カンヌ映画祭で最高賞を受賞した「万引き家族」での演技が高く評価されていた。

さらに読む ⇒ハフポスト - 日本や世界のニュース、会話を生み出す国際メディア出典/画像元: https://www.huffingtonpost.jp/entry/kikikirin_jp_5c5d805ce4b0974f75b34018

「生きるのも日常、死んでいくのも日常」という言葉は、深く考えさせられますね。

病気と向き合いながらも、生活の質を重視する姿勢は、本当に素晴らしいと思います。

2003年に網膜剥離を発症し失明に至るも手術を拒否し、物事の裏側を見つめようとした彼女の決断は、その人生観を象徴しています

2004年には乳がんを発症し、その後も転移を経験しながらも、治療を続け、女優としての活動を継続しました。

「生きるのも日常、死んでいくのも日常」という考えのもと、生活の質を重視する姿勢は多くの人々に感銘を与えました。

樹木希林は、2度目の日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した際に、全身がんであることを告白。

彼女は、がんになったことで自分の体と向き合い、死を意識することで、より深く人生を理解できたと語りました。

「死なないで。

どうか生きて、命がもったいない」という言葉は、彼女の死生観を表しています。

また、彼女はがんはありがたい病気であり、病気を通じて周囲の人々との関係性が深まり、人生における様々な気づきを得られると語りました。

不自由さを受け入れ、それを面白がることが人生を豊かにすると考えていました。

死を日常の一部として捉える彼女の考え方は、今を生きる私たちにも響きますね。とても勉強になります。

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樹木希林、その言葉は生き方の教科書。いじわるさも弱さも認め、自分らしく生きるヒントが満載。死を恐れず、今を輝く生き方、あなたもきっと見つかる。