漫画家・島津郷子の闘病エッセイ『漫画家、パーキンソン病になる。』とは?病と向き合い、漫画を描き続ける島津郷子の軌跡
漫画家・島津郷子の壮絶な闘病と、それを乗り越えて描かれた感動の物語。ヒット作『ナース・ステーション』で知られる彼女は、パーキンソン病と診断されながらも、不屈の精神で完結編を完成させた。自身の体験を綴ったエッセイも出版し、病と向き合う姿は多くの人に勇気を与えている。医療、ヒューマンドラマ、そして人生の困難に立ち向かう姿を描いた、心に響く作品群。
💡 人気漫画家・島津郷子がパーキンソン病と診断され、闘病生活をエッセイ漫画で描いています。
💡 代表作『ナース・ステーション』を描いた島津郷子の、病気と向き合う姿に焦点を当てます。
💡 闘病生活、創作活動再開、そして作品に込められたメッセージを紹介します。
それでは、彼女の波乱万丈な人生と、作品に込められた想いを紐解いていきましょう。
漫画家としての活躍と病魔との出会い
島津郷子さんはどんな病気に苦しんでいた?
パーキンソン病
島津郷子さんのエッセイ漫画は、病気と向き合う人々に希望を与える作品ですね。

✅ 人気漫画家・島津郷子がパーキンソン病と診断され、闘病生活の全てを描いたエッセイ漫画「漫画家、パーキンソン病になる。」が配信されています。
✅ 漫画は、体調不良から始まり、病院を転々とし、原因不明のまま約7年過ごした末にパーキンソン病と診断された経緯、入院、薬物療法、脳への電極埋め込み手術など、闘病生活のリアルな描写が特徴です。
✅ かつて人気漫画「ナース・ステーション」を連載していた島津郷子の、病気と向き合う姿が描かれた作品です。
さらに読む ⇒現代ビジネス講談社出典/画像元: https://gendai.media/articles/-/86949?page=27年間原因不明の症状に苦しみ、パーキンソン病と診断された経緯は、とても重く、考えさせられますね。
島津郷子は、1973年に漫画家としてデビューし、数々のヒット作を生み出しました。
代表作には、『シンデレラの森』や医療・病院を題材にした『ナース・ステーション』などがあります。
特に『ナース・ステーション』は雑誌『YOU』で10年以上連載され、多くの読者から愛されました。
しかし、2001年に島津郷子は右半身のだるさや右手の震えを感じ始め、様々な病院を受診するも、原因不明の症状に悩まされます。
7年の間、多くの病院に通い、過労やうつ病と診断された後、2008年についにパーキンソン病と診断されました。
パーキンソン病は、手足の震えや歩行困難、発語障害などの症状を引き起こす神経変性疾患です。
完治は難しい病気ですが、命を落とす病気ではありません。
いやあ、昔『ナース・ステーション』はよく読んでいたなあ。あの島津先生がこんなことになっていたとは…時の流れを感じるね。
闘病と創作活動の再開
島津郷子は、パーキンソン病と闘いながらも何を実現しましたか?
小説の完結編を出版
島津郷子先生の不屈の精神には頭が下がります。
8年のブランクから執筆を再開し、完結編を完成させるとは…。

✅ 島津京子さんは、漫画家として1973年にデビューし、代表作に「ナース・ステーション」などがあります。
✅ 病気で活動休業後、8年のブランクを経て2009年に執筆を再開し、現在は漫画家として活動を続けています。
✅ 昨年は、闘病記「漫画家、パーキンソン病になる。」を出版されました。
さらに読む ⇒日刊ゲンダイ出典/画像元: https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/health/347240/5病気と向き合いながらも、漫画家としての活動を続ける姿は、多くの人々に勇気を与えますね。
パーキンソン病と診断された島津郷子は、闘病生活を余儀なくされました。
しかし島津郷子は諦めませんでした。
2009年に脳への電極埋め込み手術を受け、1年半かけて『ナース・ステーション』の完結編を完成させました。
完結編は、ベテラン看護師の中山桂子が、元恋人の村上との再会を通じて揺れる心を描くラブストーリーです。
文庫版には、島津さんの闘病記も収録されており、同じように苦しむ人々への励ましのメッセージも込められています。
自身の体験をまとめたエッセイ『漫画家、パーキンソン病になる』も出版し、多くの読者から共感を呼びました。
このエッセイは、パーキンソン病の治療法としての脳への電極埋め込み手術をリアルに描いた貴重な作品として注目を集めています。
脳への電極埋め込み手術って、すごいですね。医療技術の進歩も感じますし、それを受け入れた島津さんの勇気にも感銘を受けました。
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島津郷子の作品は、医療、ミステリー、ロマンス…多ジャンル!病と闘い、人生を懸命に生きる姿を描く感動の物語。