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菅井きんさん、その輝かしい女優人生とは?「必殺」シリーズでの名演、そして晩年

名女優、菅井きんさん逝去。92年の生涯で、ドラマ『必殺』シリーズの姑役や黒澤映画など、数々の作品で強烈な存在感を放った。最高齢主演女優としてギネス記録も持つ。その温かい人柄と、現場でのプロ意識は多くの人に愛された。代表作『中村せん』の「ムコ殿!」は、今も記憶に残る。謹んで哀悼の意を表します。

菅井きんさん、その輝かしい女優人生とは?「必殺」シリーズでの名演、そして晩年

📘 この記事で分かる事!

💡 菅井きんさんは、舞台、映画、テレビドラマで活躍した名女優で、特に「必殺」シリーズの姑役で知られています。

💡 晩年には認知症を患いながらも、映画「ぼくのおばあちゃん」で主演を務め、ギネス世界記録を樹立しました。

💡 2018年8月10日、心不全のため92歳で逝去。その存在は、多くの人々に惜しまれています。

それでは、菅井きんさんの女優人生を振り返り、その魅力に迫っていきましょう。

輝かしい女優人生

菅井きんさんの代表作は?

「必殺仕置人」の「中村せん」役

菅井きんさんの華々しい女優人生を、詳細にご紹介いたします。

菅井きんの死因は?認知症?若い頃は?夫は?子供は?ムコ殿!
菅井きんの死因は?認知症?若い頃は?夫は?子供は?ムコ殿!

✅ 菅井きんさんは、1926年生まれの女優で、1946年に「東京芸術劇場」に入所し、1947年に初舞台を踏みました。その後、「俳優座」に移籍し、舞台や映画で活躍されました。

✅ 1959年に「俳優座」を退団後、映画やテレビドラマを中心に数多くの作品に出演し、庶民的なお母さんの役を多く演じました。特に1973年の「必殺仕置人」の中村せん役は人気を博し、同シリーズでは全作品に姑役で出演されました。

✅ 菅井きんさんは、1984年に「お葬式」で「第9回報知映画賞最優秀助演女優賞」を受賞するなど、多くの作品で評価され、2017年12月20日に亡くなりました。晩年は認知症を患っていたとされています。

さらに読む ⇒こいもうさぎのブログ出典/画像元: https://koimousagi.com/19479.html

菅井きんさんの幅広い活躍と、晩年の映画主演でのギネス世界記録樹立は、本当に素晴らしいですね。

数々の作品での名演が、今も人々の記憶に残っていることでしょう。

菅井きんさんは1926年生まれ、OL生活を経て、1947年に初舞台を踏み、その後、俳優座に移籍し、映画やテレビドラマで活躍しました。

特に、1973年の「必殺仕置人」シリーズの「中村せん」役や、同じく1973年の「太陽にほえろ!」での松田優作の母親役などが有名です。

映画では、黒澤明監督の「どですかでん」、伊丹十三監督の「お葬式」などに、脇役ながら印象的な演技で出演し、第8回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞しました

2008年の映画「ぼくのおばあちゃん」では、最高齢主演女優としてギネスに登録されました。

最後のドラマ出演は、2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」でした。

1990年には紫綬褒章、1996年には勲四等宝冠章を受章しました。

女優の菅井きんさんは、2018年8月10日、心不全のため92歳で亡くなりました。

いやあ、菅井きんさんといえば、やはりあの独特の存在感ですよね。晩年まで第一線で活躍されていたというのは、本当にすごい。

「必殺」シリーズでの活躍

「ムコ殿!」のセリフ誕生秘話、知ってる?

菅井さんのアイデアです

「必殺」シリーズでの菅井きんさんの名演について、詳しく見ていきましょう。

菅井さん死去「必殺」Pが明かす秘話…藤田まことさんと「ムコ殿」アイデア芸能デイリースポーツ
菅井さん死去「必殺」Pが明かす秘話…藤田まことさんと「ムコ殿」アイデア芸能デイリースポーツ

✅ 「必殺」シリーズの姑役で知られる女優の菅井きんさんが、92歳で亡くなりました。

✅ プロデューサーの仲川氏は、菅井さんが「必殺」シリーズに家庭の要素を取り入れるアイデアを提供し、藤田まことさん演じる中村主水と姑の関係性が、視聴者の心を掴む人気要素になったと語りました。

✅ 仲川氏は菅井さんの人柄について「周囲に気を使い、上品で心優しい人」と振り返り、撮影現場では「お母さん」と慕われていたことを明かし、その死を惜しみました。

さらに読む ⇒デイリースポーツ出典/画像元: https://www.daily.co.jp/gossip/2018/08/23/0011570398.shtml

「必殺」シリーズにおける菅井きんさんの貢献は、計り知れないものがありますね。

プロデューサーの仲川氏の言葉からも、その重要性がよくわかります。

元朝日放送制作部の仲川利久氏は、菅井さんのキャスティングは「奥さんたちにも見てもらいたい」という思いからだったと明かし、菅井さんが持ち込んだアイデアで「ムコ殿!」のセリフが生まれたことや、役名の「せん」と「りつ」が「戦慄」をかけていることなどを語りました

仲川氏は、菅井さんの「婿殿」の一言が「必殺仕事人のエンターテインメントを担ってくれた」と感謝の言葉を述べました。

現場では周囲に気を使い、上品で心優しい人だったという菅井さんの訃報に、仲川氏は「非常に残念で寂しい」と悲しんでいます。

「ムコ殿!」のセリフが生まれたエピソード、面白いですね。菅井きんさんのアイデアが、作品をより魅力的にしたんですね。

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名女優、菅井きんさん逝く。「必殺」シリーズの姑役、黒澤映画でも活躍。92歳で天国へ。あの名セリフが蘇る。ご冥福を祈ります。