笠智衆(俳優)没後30年、名優の素顔と作品を振り返る(?)生誕120周年と没後30年を記念した、笠智衆作品の特集
名優・笠智衆。小津安二郎監督作品で独特の存在感を放ち、『東京物語』など不朽の名作に出演。寅さんシリーズでは柴又帝釈天の住職役で親しまれた。俳優になる前は寺を継ぐも、その道を諦め、晩年まで俳優として活躍。彼の人生と、息子や孫へと続く芸能一家の系譜、そして若き日のイケメンぶりにも注目!
💡 笠智衆は、日本を代表する名優であり、多くの映画やドラマに出演し、日本の父親像を確立した。
💡 小津安二郎監督作品に多数出演し、晩年の作品では欠かせない存在となり、幅広い世代から愛された。
💡 笠智衆の家族構成、長男である笠徹氏の活躍、次男である笠鉄三氏と孫である笠兼三氏のエピソードを紹介。
本日は、日本を代表する名優、笠智衆の魅力に迫ります。
まずは、笠智衆に関する基本的な情報から確認していきましょう。
名優・笠智衆の生涯
笠智衆はどんな役柄で有名?
寅さんをたしなめる住職役
5月13日に生誕120周年ということで、笠智衆さんの特集が組まれるのは素晴らしいですね。

✅ 5月13日に生誕120周年を迎える笠智衆の特集放送が、CSの衛星劇場で5月1日から行われる。
✅ テレビ初放送となる6作品がラインナップされ、小津安二郎の「父ありき」の修復版や、市村泰一の監督作「女嫌い」、戦争映画などが放送される。
✅ さらに、笠が出演した「男はつらいよ」シリーズ6作品もあわせて放送される。
さらに読む ⇒ナタリーポップカルチャーのニュースサイト出典/画像元: https://natalie.mu/eiga/news/571265テレビ初放送の作品があるのは貴重ですね。
映画館だけでなく、自宅でも笠智衆さんの演技を楽しめるのは嬉しいです。
笠智衆(りゅうちしゅう)は、1904年5月13日に熊本県で生まれました。
本名は笠智衆で、身長171cm、血液型はA型です。
最終学歴は熊本県立玉名中学校(現熊本県立玉名高等学校・附属中学校)(東洋大学中退)です。
笠智衆は、幼少期から俳優を志し、松竹キネマ俳優研究所の研究生一期生として俳優の道を歩み始めました。
しかし、父親の死により一度は俳優業を諦め、寺を継ぎます。
その後、兄に寺を譲り、再び俳優業に復帰しました。
長い下積み時代を経て、小津安二郎監督に見出され、「大学よいとこ」で助演に抜擢されました。
その後も小津作品に欠かせない存在となり、『東京物語』など数々の名作に出演しました。
山田洋次監督の『男はつらいよ』シリーズでは柴又帝釈天の住職役を全シリーズにわたり演じ、寅さんをたしなめる存在として愛されました。
笠智衆は、1993年3月16日に88歳で亡くなりました。
代表作には『東京物語』『男はつらいよ』シリーズ、『宮本武蔵』などがあります。
そうですか。笠智衆さんの作品は、昔よく観ました。あの独特の雰囲気が良いんですよね。
笠智衆の家族
笠智衆の家族はどんな家系だった?
芸能一家
笠智衆さんの息子さんである笠徹さんが、笠智衆の生涯を描いたドラマに出演されるというのは、感慨深いですね。

✅ テレビ熊本制作のドキュメンタリードラマ「名優 笠智衆 ~春風のあるがごとし~」に、笠智衆の孫である笠兼三が、笠智衆の長男役として出演する。
✅ 本ドラマは、FNS九州7局ネットで1月22日(日)16:05~17:20に放送され、FOD、Tverでの配信も予定されている。
✅ 番組は、笠智衆の息子である笠徹が記した「春風想」を元に、笠智衆の生涯を、妻である花観との日々や、人生の決まった流れに抗って生き抜いた姿を中心に描く。
さらに読む ⇒所属俳優の公式プロフィールや最新情報などテレビ熊本ドキュメンタリードラマ・郷土の偉人シリーズ第作「名優笠智衆~春風のあるがごとし」に笠兼三が出演!年月日日~出典/画像元: https://toei-management.com/2022/12/30-202312216051-9861.html家族の絆を感じさせるエピソードですね。
奥様との関係性も興味深いです。
笠智衆は、妻の笠花観さんと結婚し、長男の笠徹さんと次男の笠鉄三さんの2人の息子に恵まれました。
笠花観さんは、映画製作会社松竹蒲田撮影所の脚本部に所属していたという経歴を持ち、笠家は女性が家の中心にいると言われるほど、女性が強い家系だったことが伺えます。
笠智衆の家族は、代々芸能界に携わっており、その家系図は非常に興味深いものです。
特に、笠智衆の孫である笠兼三さんは、現在俳優として活躍しており、テレビ朝日「相棒」やNHK大河ドラマ「利家とまつ」などに出演しています。
家族ぐるみで芸能活動をされているんですね。家系図も気になりますね。
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名優・笠智衆の家族と知られざる素顔!若き日のイケメン時代から、俳優一家の活躍、意外な過去まで。貴重な情報満載です。