十日町市博物館と久田教員が紐解く、縄文時代の編布(アンギン)の世界?久田多恵教員と十日町市博物館収穫祭レポート
2023年秋の収穫祭、新潟県十日町市博物館で開催!国宝・火焔型土器と編布(縄文時代の布)をテーマに、学生・卒業生が交流しました。89歳で博士号を取得した尾関清子氏の研究と情熱が、古代の技術を現代に蘇らせる。編布の再現に生涯を捧げた彼女の生き方、そして舞鶴あんぎん同好会の活動から、学び続けることの喜びを感じてください。
💡 十日町市博物館で開催された収穫祭の様子を紹介。久田多恵教員が縄文時代の編布「アンギン」に興味を持ち、企画。
💡 国宝の火焔型土器をはじめとする展示物を紹介。縄文時代の文化と、現代アートの融合。
💡 編布研究の第一人者である尾関清子氏の活動と、舞鶴あんぎん同好会との交流を紹介。古代技術の現代への継承。
今回の記事では、十日町市博物館で開催された収穫祭の様子と、久田教員の取り組みについてご紹介します。
縄文時代の編布「アンギン」の研究、そしてその魅力に迫ります。
収穫祭の始まり:久田教員と十日町市博物館との出会い
通信教育課程の収穫祭、2023年はどこで開催?
新潟県十日町市博物館です。
2023年10月1日、新潟県十日町市博物館で開催された収穫祭。
染織コースの久田多恵教員が、博物館と連携し、縄文時代の編布「アンギン」をテーマにした展示企画を実現しました。
2000年から開催されている通信教育課程主催の「秋の収穫祭」は、全国の学生、卒業生、教員の交流と学びを目的としています。
2023年10月1日には、新潟県十日町市博物館で収穫祭が開催され、染織コースの久田多恵教員がその様子を報告しました。
今回の収穫祭は、久田教員が博物館の国宝・火焔型土器と織物をテーマとした展示、特に縄文時代から作られていた日本最古の布である「編布(アンギン)」に興味を持ったことがきっかけでした。
会場となった十日町市博物館は美しい外観と、国宝である火焔型土器を中心とした展示が特徴です。
当日は定員の2倍を超える申し込みがあり、厳正な抽選で選ばれた30名の参加者が集まりました。
博物館見学:縄文から現代の織物文化への旅
収穫祭で最も印象的だった展示は?
国宝の火焔型土器の解説。
十日町市博物館では、国宝の火焔型土器をはじめ、縄文時代の貴重な土器が多数展示されています。
その造形美と、技術の高さに圧倒されます。
展示を通して、古代の人々の暮らしを垣間見ることができます。
収穫祭では、副館長の菅沼氏による展示解説が行われ、参加者はエントランスホールの「十日町空中散歩」や、3つのテーマ別常設展示を紹介する導入展示室を見学した後、赤を基調とした「縄文時代と火焔型土器のクニ」展示室へ。
国宝の火焔型土器について解説を受けました。
その後、青を基調とした「織物の歴史」展示室では、編布の展示や、織物の材料、用具、図案、近代の織機に関する資料を見学しました。
この地域で織物の材料として使われていた「カラムシ」についても紹介されました。
参加者は、十日町の豊かな文化と歴史に触れ、学びを深めました。
尾関清子氏:編布研究と博士号取得への道のり
89歳博士号!尾関清子氏の編布研究、その秘訣とは?
「作る喜び」と日々の積み重ね!
89歳で博士号を取得された尾関清子氏。
縄文時代の編布の研究に生涯を捧げた彼女の情熱と、その研究成果が詰まった書籍についてご紹介します。
彼女の生き方に感銘を受けます。
今回の収穫祭の背景には、編布の研究者である尾関清子氏の存在があります。
彼女は89歳で立命館大学から博士号を授与されました。
尾関氏は30年以上かけて縄文時代の編布の研究を行い、その成果をまとめた書籍の出版が学位取得につながりました。
尾関さんの人生は波瀾万丈で、16歳で終戦を経験し、その後東京で手芸を学び人形教室を開業。
東海学園女子短大の講師となり、50代で装飾史の研究を始め、編布に出会いました。
編布研究では縄文時代の編布を再現するため、学生たちと竪穴式住居に泊まり込み実験するなど、徹底的に追求しました。
彼女は、50代からでも「作る喜び」があれば何でも続けられると語り、日々の積み重ねが重要であると説いています。
舞鶴あんぎん同好会と小関清子氏の交流:縄文の技術の継承
あんぎんの魅力とは?小関氏が感銘を受けた点は?
縄文技術の継承と現代作品への昇華。
縄文時代の編み物「あんぎん」の研究者である小関清子氏が、舞鶴あんぎん同好会の活動を見学。
古代の技術が、現代の作品として息づいている様子についてご紹介します。
縄文時代にルーツを持つ古代の編み物「あんぎん」の研究者である小関清子氏が、舞鶴あんぎん同好会の活動を見学に訪れました。
会員たちは古代の技法を駆使して現代的な作品を制作しており、小関氏はその創意工夫と集中力を高く評価しました。
舞鶴では、画家で考古学ファンの森下一夫氏が小関氏の著書を参考に道具を自作し、あんぎんの技術を広める活動を行ってきました。
今回の訪問は、森下氏からの手紙がきっかけで実現し、会員たちは小関氏の激励を受け、今後の活動への意欲を新たにしました。
小関氏は、縄文の技術が現代に受け継がれ、新たな作品として息づいていることに感銘を受け、その活動を全国に発信することを推奨しました。
本日は、十日町市博物館での収穫祭を通して、縄文時代の編布「アンギン」の魅力と、それを支える人々の情熱に触れました。
素晴らしいですね。
💡 十日町市博物館での収穫祭の様子を紹介。縄文時代の編布「アンギン」をテーマにした展示。
💡 編布研究の第一人者である尾関清子氏の活動と、舞鶴あんぎん同好会との交流を紹介。
💡 縄文時代の技術が現代に受け継がれ、新たな作品として息づいていることに感銘を受けた。