『肝っ玉かあさん』の魅力とは? 昭和ホームドラマの金字塔の秘密を探る?京塚昌子演じる昭和の肝っ玉母さんの軌跡
昭和を代表するホームドラマ『肝っ玉かあさん』。蕎麦屋「大正庵」を舞台に、肝っ玉母さん五三子と家族の温かい触れ合いを描く。困難を乗り越え、孫との成長を見守る姿は多くの視聴者の心を掴んだ。最高視聴率35.0%を記録した第3シリーズでは、幼児教育という新たなテーマも。京塚昌子をはじめとする豪華キャストの現在と、時代を超えて愛されるドラマの魅力を余すところなく紹介します。
💡 1968年から放送されたホームドラマ『肝っ玉かあさん』は、蕎麦屋を舞台に家族の温かい絆を描いた作品。
💡 京塚昌子演じる肝っ玉母さんが、家族や従業員との間で起こる様々な出来事を乗り越えていく姿を描く。
💡 ドラマの原作となった小説や、ドラマ版のキャスト、舞台裏のエピソードも紹介。
それでは、昭和を代表するホームドラマ『肝っ玉かあさん』の魅力について、深掘りしていきましょう。
『肝っ玉かあさん』:昭和を代表するホームドラマ
「肝っ玉かあさん」は何を描いたドラマ?
家族の温かさ
「肝っ玉かあさん」について、平岩弓枝氏が執筆した小説とドラマ版の違いや、それぞれの魅力を解説します。

✅ 「肝っ玉かあさん」は、昭和ホームドラマの原点ともいえる作品で、原宿にある蕎麦屋「大正庵」の女主人・大正五三子の、人情味あふれる生き様を描いています。
✅ 本書は、1968年から1972年にかけて放送された同名ドラマの原作ではなく、平岩弓枝が新たに書き下ろした小説で、ドラマと同じテーマを扱いながらも、作者独自の視点で描かれています。
✅ 巻末には、ドラマ「肝っ玉かあさん」で主人公を演じた京塚昌子との思い出が綴られており、ドラマとのつながりを感じることができます。
さらに読む ⇒本の話~読者と作家を結ぶリボンのようなウェブメディア~出典/画像元: https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167909093ドラマと同じテーマを扱いながらも、作者独自の視点で描かれた小説版は、ドラマとはまた違った味わいがありますね。
1968年から1972年までTBS系で放送された人気ドラマ『肝っ玉かあさん』は、女手一つで蕎麦屋「大正庵」を切り盛りする大正五三子とその家族、従業員たちの日常を描いています。
明るく前向きな五三子は、様々な困難を乗り越えながら、仕事と孫を生きがいにしています。
ドラマは、五三子とその家族、従業員たちの温かい人間関係を通して、家族や地域社会の温かさを描いています。
『肝っ玉かあさん』は、昭和の時代の人々の暮らしや家族の絆を描いた作品として、多くの視聴者に愛されました。
また、30%前後の視聴率を誇り、後の『ありがとう』や『渡る世間は鬼ばかり』に通じる人気路線の先駆けとなりました。
このドラマは、昭和の家族の姿を映し出す鏡のような作品だったんだろうね。今では考えられない価値観も垣間見えるところが面白い。
『時間ですよ』第3シリーズ:カラー化と新たな家族の物語
「時間ですよ」第3シリーズは何が話題だった?
カラー化と高視聴率
「時間ですよ」第3シリーズは、カラー化され、新たな家族構成や幼児教育というテーマも加わり、更なる進化を遂げました。

✅ 「肝っ玉かあさん」は、1968年から1972年にかけて放送された人気ドラマで、現代では考えられないような登場人物たちの無神経な言動が特徴です。
✅ 当時の社会では、家族間のコミュニケーションや価値観が現在とは大きく異なり、ドラマの中ではそれが露骨に描かれているため、現代の視点から見ると違和感を感じることが多々あります。
✅ しかし、このドラマは当時の視聴者にとって感情移入しやすい内容であり、現代では見られない独特の面白さがあると言えるでしょう。
さらに読む ⇒日記(旧:日記)出典/画像元: http://xelvis.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-5c0f.html当時の社会背景や価値観を反映した描写は、現代の私たちには新鮮な驚きがありますね。
隔世の感があります。
『時間ですよ』第3シリーズは、TBSに唯一現存するシリーズで、カラー化された初の作品です。
最高視聴率35.0%(平均27.8%)を記録し、シリーズ中最高の数字を叩き出しました。
舞台は東京・原宿のそば屋『大正庵』。
女手一つで店を切り盛りする、お人よしで情にもろい肝っ玉かあさんの大正五三子が、長男の嫁との温かい人間関係を軸に物語が展開します。
前作から3年が経過し、別居していた長男の一が妻・綾と3歳の娘・九子とともに『大正庵』に戻ってくることに。
九子の登場により、幼児教育というテーマも新要素として加わります。
出演は、五三子を演じた『日本のお母さん』こと京塚昌子をはじめ、山口崇、長山藍子、沢田雅美らレギュラー陣に加え、乙羽信子、児玉清、波乃久里子が新たにレギュラーとして加わりました。
へえ、カラーになったんですね!それに、幼児教育というテーマも加わったとは。今では当たり前のテーマも、当時は斬新だったんでしょうね。
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京塚昌子主演の名作ホームドラマ『肝っ玉かあさん』の魅力に迫る!あらすじ、キャスト現在の姿、放送情報、知られざるエピソードが満載。昭和を彩った家族の温かい物語を再び。