岸恵子さんの波乱万丈な人生とは?女優から作家へ、フランスでの結婚生活や離婚、そして5月という特別な月女優・作家、岸恵子の華麗なる人生。フランスでの結婚、離婚、作家としての活動、5月という特別な月
映画女優、作家として輝き続ける岸惠子。映画『君の名は』で一世を風靡し、フランス人監督との国際結婚を経て、激動の人生を歩む。91歳でエッセイを出版するなど、今もなお旺盛な執筆意欲を見せる。女優業、結婚、離婚、そして5月という特別な月との繋がりを通して、彼女の波乱万丈な人生と、その内面に迫る。
💡 女優・作家である岸恵子さんのフランスでの結婚生活と離婚について焦点を当て、その背景にある出来事を詳しく解説します。
💡 岸恵子さんの作家としての活動に注目し、彼女の作品やその背景にある想い、近年の活動についてご紹介します。
💡 岸恵子さんにとって特別な意味を持つ「5月」という月。その月に起きた出来事を通して、彼女の人生を振り返ります。
それでは、岸恵子さんの華麗なる人生を紐解いていきましょう。
まずは、岸恵子さんの人生を大きく分けた3つの出来事をご紹介します。
フランスでの結婚生活と離婚
岸惠子さんのフランスでの結婚生活はどうだったのでしょうか?
18年続き、その後離婚
女優として活躍し、フランスで結婚生活を送った岸恵子さん。
その波乱万丈な人生の始まりを振り返りましょう。

✅ 1957年4月30日、女優の岸恵子さんがフランスの映画監督イヴ・シャンピ氏と結婚するため渡仏されました。
✅ 日仏合作映画への出演がきっかけで、羽田空港には八千草薫さん、野添ひとみさん、久我美子、有馬稲子さんなど女優仲間が見送りに駆けつけました。
✅ 岸恵子さんは24歳で、フランスでの新しい生活をスタートされました。
さらに読む ⇒(よんななニュース)出典/画像元: https://www.47news.jp/7726143.html岸恵子さんのフランスでの生活は、華やかなイメージとは裏腹に、苦労も多かったようです。
女優としての活躍と、異国での生活の両立は容易ではなかったでしょう。
岸惠子さんは、1932年生まれの女優・作家です。
高校時代は小説家志望でしたが、映画『美女と野獣』に影響を受け、松竹に入社。
デビュー作『我が家は楽し』がヒットし、その後も『君の名は』3部作などで人気を博しました。
1955年、『風は知らない』の主演に抜擢され、英語習得のためロンドンへ。
そこでフランスの映画監督イヴ・シャンピと出会い、『長崎の台風』で共演。
1957年、フランスで結婚し、娘のデルフィーヌ=麻衣子・シャンピをもうけました。
フランスでの生活は慣れない環境に苦労しましたが、1963年に娘のデルフィーヌ・麻衣子さんが誕生しました。
しかし、結婚生活18年目の1975年に離婚。
岸惠子さんは、鶴田浩二など多くの俳優と浮名を流し、その恋愛遍歴でも知られています。
イヴ・シャンピとの結婚生活は18年続きましたが、イヴ・シャンピの才能枯渇により、夫婦関係は破綻したと言われています。
離婚後、岸惠子さんは女優業を続け、フランスと日本を行き来しながら生活しています。
岸恵子は、娘の親権を持ち、養育費も受け取らずにフランスを後にしました。
離婚後も娘と元夫の関係は良好で、岸恵子さんは日本とフランスを行き来しながら娘を育てました。
1982年に元夫が心臓病で亡くなった際に、娘さんが母親を支え、その後も良好な関係を築いています。
いやあ、岸恵子さん、八千草薫さんや野添ひとみさん、豪華な顔ぶれに見送られて渡仏されたんですね。時代を感じますね。
作家としての活動
岸惠子さんは今何歳で、どんな活動を精力的に続けている?
91歳で執筆活動
作家としても活躍する岸恵子さん。
その作品を通して、彼女の人生観や価値観に触れることができるでしょう。

✅ 本書は、戦火の中で女優となり祖国を去り、結婚、出産、別離、そして世界を旅した一人の女性の経験と思索をまとめたものである。
✅ 著者は、国境や伝統といった壁を乗り越え、心の自由を追求したことで、通常の人間には経験できない人生を送った。
✅ 本書は、現代社会における孤独や居場所探しといった問題に対し、地球を生きる意味と本質について考えさせ、読者の生き方を変化させる可能性を秘めている。
さらに読む ⇒岩波書店出典/画像元: https://www.iwanami.co.jp/kishikeiko/91歳でエッセイを出版されるなんて、本当にすごいですね。
年齢を重ねても、新しいことに挑戦する姿勢は見習いたいです。
岸惠子さんは、2024年現在も精力的に執筆活動を続けており、91歳でエッセイ『91歳5か月いま想うあの人あのこと』を出版しました。
2021年には自伝『岸恵子自伝 卵を割らなければ、オムレツは食べられない』を出版しており、2022年のインタビューでは、今後も2~3冊の本を執筆したいという意欲を見せています。
横浜市の白楽に自宅を構え、かつて40年以上住んでいたパリの自宅も所有しています。
現在は横浜の実家で暮らしていますが、コロナ流行前は年に1回ほどパリを訪れていました。
女優としての活動は近年見られませんが、作家としての活動は盛んであり、高齢になっても精力的に執筆活動を続けていることがわかります。
今後の執筆活動にも注目が集まります。
本を読むと、その人の人生観や価値観に触れられるから好きです。岸恵子さんの本も読んでみたいですね。
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岸惠子の人生は5月と共にある。空襲、渡仏、離婚…激動の人生を、シャンピとの出会いや別れを通して描く。5月が彩る彼女の物語。