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笠智衆(かさ ちしゅう)出演映画ってどんな作品?名優の生涯とおすすめ作品を紹介?晩年の姿から、昭和を代表する名優の魅力を再発見?

映画史に名を刻む名優、笠智衆。小津安二郎監督に見出され、『晩春』『東京物語』など日本映画史に残る名作に出演。温厚な人柄と円熟した演技で、日本の父親像を体現した。黒澤明、山田洋次ら名匠たちも魅了され、『男はつらいよ』では御前様を好演。笠智衆の遺作を含む、珠玉の出演作ランキングとその魅力を紹介。彼の映画を観れば、きっと心に響くものがあるはず。

笠智衆(かさ ちしゅう)出演映画ってどんな作品?名優の生涯とおすすめ作品を紹介?晩年の姿から、昭和を代表する名優の魅力を再発見?

📘 この記事で分かる事!

💡 笠智衆は、小津安二郎監督作品を中心に、数々の名作に出演し、日本映画史に名を刻んだ俳優です。

💡 笠智衆は、1969年から1993年まで山田洋次監督の『男はつらいよ』シリーズで御前様役を演じ、多くのファンに愛されました。

💡 笠智衆の出演映画は、普遍的なテーマと卓越した演技で、現代の私たちにも感動を与え続けています。

本日は、映画を通して笠智衆さんの魅力を掘り下げていきます。

まずは、笠智衆さんの生涯について、ご紹介します。

笠智衆の生涯と家族

笠智衆はどんな生い立ちだったの?

寺生まれの俳優

本日は、笠智衆さんの生涯に迫ります。

彼の生い立ちから、俳優としてのキャリア、そして家族との絆について見ていきましょう。

原節子さん追悼上映開催小津安二郎監督作「晩春」「東京物語」「秋日和」映画ニュース
原節子さん追悼上映開催小津安二郎監督作「晩春」「東京物語」「秋日和」映画ニュース

✅ 昭和を代表する女優、原節子さんの追悼企画として、彼女の代表作である「晩春」「東京物語」「秋日和」の3作品がデジタル修復版で上映されます。

✅ 東京・丸の内ピカデリーでは「東京物語」と「秋日和」が、埼玉・MOVIX三郷では「晩春」が上映されます。

✅ 「晩春」のデジタル修復版ブルーレイが12月2日に発売され、丸の内ピカデリーには献花台が設置されます。

さらに読む ⇒映画映画のことなら映画出典/画像元: https://eiga.com/news/20151130/6/

原節子さんの追悼企画で、笠智衆さんが出演された作品もデジタル修復版で上映されるのは素晴らしいですね。

特に『東京物語』は、多くの方に観てほしい作品です。

笠智衆は、1904年5月13日に熊本県で生まれました。

実家は浄土真宗本願寺派の寺院で、父は住職でした。

笠智衆は、大学ではインド哲学倫理学科を専攻しますが、ほとんど通わず、友人の紹介で松竹キネマ俳優研究所に入所することになります。

しかし、父の死により寺を継ぐために帰郷し、その後、兄に寺を譲り、再び上京して俳優業に復帰しました。

笠智衆は、1925年に松竹に入社し、大部屋俳優として約10年間活動した後、小津安二郎監督に見出され、数々の名作映画に出演しました。

小津安二郎監督作品では、『晩春』や『東京物語』などに出演し、欠かせない存在となりました。

1929年頃に妻の笠花観さんと結婚し、長男の笠徹さんと次男の笠鉄三さんの2人の息子に恵まれました。

長男の笠徹さんは、立教大学を卒業後、東宝株式会社に入社し、宣伝部で活躍しました

1967年の映画『日本のいちばん長い日』では、父親である笠智衆さんと共演し、秘書役を演じています。

次男の笠鉄三さんは、俳優の笠兼三さんを孫に持ちます。

笠兼三さんは、現在も俳優として活躍しています。

笠智衆は、晩年まで妻を大切に思い、浮気をすることなく、幸せな人生を送りました。

息子である笠徹さんも「春風想」という著作を残し、笠智衆さんの生き方を後世に伝えています。

笠智衆さんの生い立ちから俳優になるまでの経緯、興味深いですね。お父様の死で実家に戻られた後、俳優業に復帰されたというのは、運命を感じますね。

名優としての活躍

笠智衆はどの映画シリーズで「御前様」役を演じた?

「男はつらいよ」

笠智衆さんの俳優としての活躍についてご紹介します。

名匠たちとの出会いを通じて、数々の名作に出演されました。

月日土第作「男はつらいよ寅次郎の青春」テレ東で放送
月日土第作「男はつらいよ寅次郎の青春」テレ東で放送

✅ 本日8月24日(土)夕方6時30分からは、BSテレ東の「やっぱり土曜は寅さん!」にて、第45作目「男はつらいよ 寅次郎の青春」が放送されます。

✅ 本作では、寅さんが理髪店の女主人・蝶子(風吹ジュン)と出会い、彼女の結婚ジンクスに巻き込まれる様子や、満男と泉の青春物語が描かれ、満男の嫉妬が描かれると共に、名優・笠智衆さんの遺作となっています。

✅ ゲストには、『息子』(91年)で山田洋次作品に出演した永瀬正敏さんが出演しています。

さらに読む ⇒松竹シネマクラシックス出典/画像元: https://www.cinemaclassics.jp/tora-san/news/1560/

『男はつらいよ』シリーズの笠智衆さんの遺作となった作品が放送されるのですね。

御前様役は、私にとっても印象深い存在でした。

笠智衆は、俳優として、数々の名作に出演し、日本の映画史に名を刻みました。

小津安二郎監督以外にも、黒澤明、木下惠介、岡本喜八、山田洋次といった名匠たちの作品にも出演しました。

特に、山田洋次監督の大人気シリーズ『男はつらいよ』では、1969年から1993年まで「御前様」役を演じ、シリーズの重要な人物として、多くのファンに愛されました。

1992年に公開された『男はつらいよ寅次郎の青春』は、笠智衆の遺作となりました。

『男はつらいよ』シリーズの御前様といえば、笠智衆さんですよね。寅さんとのやり取りは、本当に面白くて、毎回楽しみにしていました。

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