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曽野綾子『老いの心得』とは? 老年期における幸福論とは?曽野綾子の『人生の疲れについて』を読む

93歳で逝去した作家、曽野綾子氏。老いを「迎え撃つ」と語り、手抜き、ずるさ、怠けを肯定的に捉え、自立した生活と死への学びを推奨。著書『人生の疲れについて』では、老いを新たな可能性と捉え、人生を豊かにするヒントを提示。老いや死生観をテーマに、人間性の深まり、知性の成長、そして新たな自己実現の機会として、年齢を重ねることの面白さを説いた。

曽野綾子『老いの心得』とは? 老年期における幸福論とは?曽野綾子の『人生の疲れについて』を読む

📘 この記事で分かる事!

💡 『人生の疲れについて』では、「手抜き、ずる、怠け」を推奨し、老いを新たな可能性と捉える考え方を提示しています。

💡 「安心しない」毎日を送ることの重要性を示し、自立した生活が認知症予防に繋がることを論じています。

💡 死を恐れず、老いを迎え撃つ姿勢や、自己実現を追求する生き方を提唱し、晩年の幸福について考察しています。

今回の記事では、作家・曽野綾子さんの著書を通して、老いをどのように捉え、人生を豊かにするのか、そのヒントを探ります。

作家・曽野綾子の老年観:『人生の疲れについて』と『人生の後片づけ』から

曽野綾子さん、老いを面白くする秘訣は?

手抜き、ずる、怠けをすすめ、前向きに!

第一章では、曽野綾子さんの著書『人生は、日々の当たり前の積み重ね』について解説します。

夫との死別後、90歳を迎えた著者の日常と心構えが綴られています。

人生は、日々の当たり前の積み重ね
人生は、日々の当たり前の積み重ね

✅ 曽野綾子著『人生は、日々の当たり前の積み重ね』は、夫の死から5年、90歳を迎えた著者が老後の日常と心構えを綴ったエッセイ集。

✅ 『自分流のすすめ』に加え、インタビュー記事も収録された決定版で、ISBNコードや発売日、価格などの書誌情報が記載されている。

✅ 紀伊國屋書店などの書店やオンライン書店での購入が可能で、中公新書ラクレの関連ニュースやランキング情報も提供されている。

さらに読む ⇒中央公論新社出典/画像元: https://www.chuko.co.jp/laclef/2022/12/150780.html

『人生は、日々の当たり前の積み重ね』は、曽野綾子さんの老後の日常と心構えを描いたエッセイ集ですね。

自分流の生き方を示唆する内容に興味があります。

作家の曽野綾子さんは、93歳で老衰のため逝去されました。

晩年は老いや死生観に関する著書で知られ、74歳の頃から「老いの心得」を語り始めました。

彼女の著書『人生の疲れについて』では、老いと前向きに向き合うためのヒントとして、「手抜き、ずる、怠け」のススメを提唱しています。

年を取ってできなくなることを嘆くのではなく、これらの要素を積極的に活用することで、新しい問題への対処法を見つけ、年を取ること自体を面白く捉えることができると述べています。

手抜きは物事を続けやすくし、ずるさは追いつめられない余裕を生み、怠けの精神は新しい技術開発のきっかけにもなりうると肯定的に捉えています。

また、『人生の後片づけ身軽な生活の楽しみ方』では、長寿化に伴い老年の幸福について改めて考える必要性を感じ、健康を幸福の要素から除外した上で、自身の幸福を構成する要素について言及し、老いをポジティブに捉えるためのヒントを示唆しています。

なるほど、曽野さんの本は、今の時代にも響く内容ですね。私も読んでみたくなりました。

「手抜き、ずる、怠け」のススメ:老いを面白く生きる

曽野綾子は何を推奨し、老いを豊かに変えた?

手抜き、ずる、怠けで老いをプラスに変えた。

第二章では、曽野綾子さんが提唱する「手抜き、ずる、怠け」のススメについて掘り下げていきます。

老いを面白く生きるためのヒントを探ります。

90歳・曽野綾子さんに学ぶ「老い」との向き合い方。程よい手抜きや怠けも大切

公開日:2022/05/10

90歳・曽野綾子さんに学ぶ「老い」との向き合い方。程よい手抜きや怠けも大切

✅ 90歳の現役作家・曽野綾子氏の著書『人生の疲れについて』から、老いと前向きに向き合うためのヒントが紹介されている。

✅ 手抜き、ずる、怠けといった「悪い」とされる性格も、見方を変えれば新しい発想や持続の力となり、年を重ねる上では重要であると説いている。

✅ 「安心しない」毎日を送ることで生活を維持し、認知症を予防することが重要であり、恵まれた環境が必ずしも良いとは限らないと述べている。

さらに読む ⇒ESSEonline(エッセ オンライン)出典/画像元: https://esse-online.jp/articles/-/19061

「手抜き、ずる、怠け」を肯定的に捉える視点は興味深いですね。

固定観念にとらわれず、柔軟な発想を持つことが大切だと感じました。

曽野綾子さんは、年を重ねることで生じる変化を悲観的に捉えるのではなく、積極的に「手抜き、ずる、怠け」を取り入れることを推奨しました。

例えば、手抜きをすることで物事が続きやすくなり、ずるい心を持つことで追いつめられず、怠けの精神は新しい技術開発の原動力にもなり得ると考えました。

彼女は、老いを単なる衰退と捉えるのではなく、新たな可能性を発見し、人生をより豊かにする機会と捉えていたのです。

私も、手抜きは得意です(笑)。でも、それが新しい発想に繋がるというのは、面白い視点ですね。

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曽野綾子が語る、老いを恐れず人生を楽しむヒント。自立と学びで脳を活性化し、死と向き合い、二重三重に人生を謳歌する。ポジティブな老い方を提案。