吉永みち子さんとは?ノンフィクション作家としての半生と社会への貢献とは?吉永みち子さんの生い立ちから現在までの軌跡
女性初の競馬記者からノンフィクション作家へ。吉永みち子の波乱万丈な人生を描く。母との複雑な関係、結婚、離婚、そして夫との死別…様々な経験を通して、女性の生き方を鋭く考察。現在もコメンテーターとして活躍し、社会問題への提言も行う。彼女の言葉には、生きるヒントが隠されている。
💡 元騎手の吉永正人さんと結婚、離婚を経て、ノンフィクション作家として活躍。代表作は『気がつけば騎手の女房』
💡 母子家庭での育ち、母親との複雑な関係、そしてそこから得た経験を糧に社会活動を行う姿。
💡 コメンテーターとしても活躍、様々な社会問題について言及。日本年金機構理事も務める。
それでは、吉永みち子さんの生い立ちから、現在に至るまでの活躍について、詳しく見ていきましょう。
吉永みち子さんの生い立ちと結婚
吉永みち子さんの転身ポイントは?
競馬新聞記者
吉永みち子さんの生い立ちから結婚、そして離婚に至るまでの経緯を追います。
公開日:2022/10/17

✅ 吉永みち子さんは、元騎手の吉永正人と結婚し、息子さんを1人授かりました。しかし、その後離婚し、夫は2006年に亡くなりました。離婚後も子供たちとの関係は良好に続いていたようです。
✅ 吉永みち子さんは、母子家庭で育ち、父親は彼女が9歳の時に亡くなりました。その後、母親と2人で下宿屋を営んでいました。
✅ 吉永みち子さんは、作家やコメンテーターとして活躍する傍ら、男女共同参画運動にも積極的に取り組み、講演活動を行っています。
さらに読む ⇒久米田康治の娘とはどんな人?妻との結婚や馴れ初めの驚愕の事実とは?出典/画像元: https://entamesports.com/geinou/yosinaga/吉永みち子さんの波乱万丈な人生が伝わってきますね。
離婚後も良好な関係を築いているというのは、素晴らしいです。
吉永みち子さんは1950年3月12日生まれのノンフィクション作家、コメンテーターです。
埼玉県川口市出身で、母子家庭で育ちました。
中学生時代にアイドルタレントを目指し、渡辺プロダクションのオーディションに合格しますが、後に埼玉県立浦和第一女子高等学校を卒業し、東京外国語大学外国語学部インドネシア語学科に進学します。
卒業後は、競馬専門誌『勝馬』を発行する立馬株式会社に入社し、日本初の女性競馬新聞記者となります。
1973年に日本初の女性競馬新聞記者としてデビューし、日刊ゲンダイを経て、騎手の吉永正人と結婚しました。
1977年に騎手の吉永正人と結婚し、息子を1人もうけましたが、その後離婚しています。
離婚理由は、友達関係に戻りたいというもので、仲違いによるものではなかったため、離婚後も夫や子供たちとの関係は良好でした。
吉永正人は2006年に胃がんで亡くなり、吉永みち子は亡くなる直前の身の回りの世話をしていました。
いやあ、吉永さんの人生も色々とありましたなあ。競馬の世界からノンフィクション作家ですか。すごい。
結婚と作家デビュー、社会貢献
吉永みち子さんは、どんな困難を乗り越えて作家になったの?
両親の反対を押し切って結婚
吉永みち子さんの作家としての活動と、社会への貢献について見ていきましょう。

✅ 吉永みち子さんは、相談者のKUさんの「わがままで口うるさい夫との生活」について、夫の不満を先読みして自分を縛ることをやめ、夫の言動に反応を変えていくことで、夫婦関係を変えることをアドバイスしています。
✅ 具体的には、夫の食事の不満には事前に「何が食べたい?」と聞き、夫の指示には「捨てていいよ」とだけ答えるなど、夫の言うことを無視することで、夫に変化を促すことを提案しています。
✅ また、相談者が夫よりも長く生きることを目標に体を鍛えることに関しては、夫の死後の自由を求めるよりも、今自分が自由になる方法を考えることが重要だと述べています。
さらに読む ⇒ゆうゆう出典/画像元: https://youyoutime.jp/articles/10006107夫婦関係へのアドバイス、そして社会貢献への姿勢、とても興味深いですね。
自分らしい生き方を模索する姿は、多くの人に勇気を与えそうです。
吉永みち子さんの両親は、正人さんとの結婚に反対していたようです。
特に母親は、正人さんのことを非常に嫌っていたというエピソードが残っています。
しかし、みち子さんは正人さんと結婚し、7人で生活を始めました。
結婚をきっかけにノンフィクション作家としての活動を本格化させ、『気がつけば騎手の女房』で、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞しました。
現在はワイドショーのコメンテーターとしても活躍し、自身の経験を踏まえた発言で知られています。
1983年に『優駿』のエッセイコンテストで最優秀賞を受賞し、1984年にノンフィクション作家としてデビューしました。
代表作は『気がつけば騎手の女房』で、女性の視点から競馬の世界を描いた作品として大きな反響を呼びました。
その後、社会問題や人生について独自の視点で数々の著作を発表し、女性の生き方に関する鋭い考察や、時代を反映した社会批評で高い評価を得ています。
現在も精力的に執筆活動を続けており、テレビ番組のコメンテーターとしても活躍しています。
2022年には日本年金機構理事に就任するなど、社会貢献にも積極的に取り組んでいます。
主な著作には、『試練は女のダイヤモンド』『終活にハマる女たち』『増補文庫版怖いもの知らずの女たち』などがあります。
作家デビューのきっかけとなった作品、大宅壮一ノンフィクション賞受賞など、素晴らしいですね。ワイドショーのコメンテーターとしても活躍されているのは、すごい。
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ノンフィクション作家、吉永みち子の母との葛藤と、夫の死、そして子供たちとの絆。人生の試練を乗り越え、今を生きる彼女の姿を描く。