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津川雅彦、俳優人生を振り返る!芸能一家に生まれ、映画・ドラマで活躍した名優の軌跡とは?津川雅彦、映画『狂った果実』で鮮烈デビュー。日活スターとして一世を風靡

映画『狂った果実』で鮮烈デビュー、以降、日活スターとして活躍した津川雅彦。悪役から徳川将軍まで、幅広い役柄をこなし、時代を駆け抜けた名優。伊丹十三作品や『必殺シリーズ』での存在感は圧巻。玩具店経営、鉄道事業、政治活動にも意欲的に取り組んだ。愛娘誘拐という壮絶な過去を乗り越え、晩年まで精力的に活動。映画界に輝かしい足跡を残し、その名は永遠に記憶される。

津川雅彦、俳優人生を振り返る!芸能一家に生まれ、映画・ドラマで活躍した名優の軌跡とは?津川雅彦、映画『狂った果実』で鮮烈デビュー。日活スターとして一世を風靡

📘 この記事で分かる事!

💡 津川雅彦さんは、芸能一家に生まれ、16歳で俳優デビュー。石原裕次郎さんの弟役で注目を集めました。

💡 ドラマ『君の名は』で二枚目俳優としてブレイク。晩年は個性的な悪役や名脇役としても活躍しました。

💡 俳優業以外にも、実業家や政治活動にも関わり、多才な才能を発揮。日本の映画界に貢献しました。

津川雅彦さんの輝かしい軌跡を辿り、その生涯を詳しく見ていきましょう。

まずは、生い立ちから、俳優としての道のりをご紹介します。

芸能一家に生まれ、俳優としての道を歩む

津川雅彦の芸能一家としてのルーツは?

映画監督の孫

津川雅彦さんの俳優デビューから晩年の活躍まで、その波乱万丈な人生を振り返ります。

゛゛→☆訃報:俳優・津川雅彦(「狂った果実」「マルサの女」)、死去。歳。←→

公開日:2018/08/07

゛゛→☆訃報:俳優・津川雅彦(「狂った果実」「マルサの女」)、死去。歳。←→

✅ 俳優の津川雅彦さんが7月4日に亡くなったことが7日、明らかになりました。享年78歳でした。今年4月27日に妻の朝丘雪路さんが亡くなり、5月20日に会見で「彼女を残すよりはいい結果になった」と語ったのが最後の公の場となりました。まさに、妻を追うように亡くなりました。

✅ 津川雅彦さんは子役として数本の映画に出演した後、石原慎太郎さんのすすめで、1956年の映画「狂った果実」で石原裕次郎さんの弟役として本格デビューしました。日活のスターとして一躍有名になりました。代表作は1962年のテレビドラマ「君の名は」。このドラマで二枚目俳優としてブレイクしました。

✅ 津川雅彦さんは晩年は悪役や好色ジジイなど、さまざまな役を演じ、名脇役として活躍していました。数多くの映画作品に出演し、日本の映画史に名を刻みました。ご冥福をお祈りいたします。

さらに読む ⇒の映画スクラップ貼出典/画像元: https://fpd.hatenablog.com/entry/2018/08/08/080000

津川雅彦さん、本当に惜しい方を亡くしました。

映画、ドラマ、舞台と、幅広いジャンルで活躍されましたね。

晩年の姿も印象的でした。

津川雅彦は、1940年1月2日、京都府で俳優の澤村国太郎と女優のマキノ智子の息子として生まれました。

母方の祖父は映画監督の牧野省三であり、まさに芸能一家に育ちました。

幼少期から子役として活動し、16歳の時には映画『狂った果実』で俳優デビューを果たします。

石原慎太郎から「津川雅彦」という芸名を授かり、日活映画で人気俳優として活躍しました。

いやー、津川雅彦さん、懐かしいですね。日活のスターだった頃は、本当にカッコよかった。あの頃の映画は、時代を象徴してたよ。

俳優としての転機と多岐にわたる活躍

低迷期を脱した転機となった作品は?

必殺仕掛人

俳優としての転機と、様々な分野での活躍について見ていきましょう。

コラムニスト・ペリー荻野がシリーズにおける「必殺仕置人」を語る「現在まで綿々と続く必殺シリーズの礎となった作品です」
コラムニスト・ペリー荻野がシリーズにおける「必殺仕置人」を語る「現在まで綿々と続く必殺シリーズの礎となった作品です」

✅ 「必殺仕置人」は、「必殺」シリーズの顔である中村主水(藤田まこと)の初登場作品であり、シリーズに多大な影響を与えた。レギュラー陣の演技とバランス、特に山崎努、沖雅也、野川由美子の存在感は、後のシリーズにも継承された。

✅ 「必殺仕置人」では、主水はチームの参謀役であり、悪人顔で、ダークヒーローを感じさせる殺陣を見せた。悪役も魅力的で、大滝秀治、中尾彬、神田隆など当時の名優が、見事な悪役っぷりを披露している。

✅ 念仏の鉄の殺しの場面では、骨を外して絶命させる様子をレントゲン映像で描写し、話題になった。スタッフの意気込みが感じられる凝った映像は、シリーズの礎を築き、多くのファンを魅了した。

さらに読む ⇒スカパー!スポーツ&音楽ライブ、アイドル、アニメ、ドラマ、映画など出典/画像元: https://www.skyperfectv.co.jp/article/detail/2928

『必殺仕置人』は、本当に面白かったですよね。

主水さんの活躍もさることながら、悪役の存在感も際立っていました。

その後、日活から松竹に移籍しますが、低迷期を経験します。

転機となったのは、1972年のテレビドラマ『必殺仕掛人』での個性的な悪役でした

この作品をきっかけに再び人気を獲得し、以降『必殺シリーズ』の常連悪役として活躍しました。

映画やテレビドラマで数多くの作品に出演し、伊丹十三作品やジェームス三木の作品にも多く出演しました。

時代劇では徳川将軍役を演じることも多く、幅広い役柄をこなしました。

『必殺仕置人』は、私もよく見てました。あの時代劇の独特の世界観は、今見ても面白いですよね。役者さんの個性が光ってました。

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俳優、実業家、論客… 多彩な顔を持つ津川雅彦。映画界を彩った名優、その波乱万丈な生涯と、今も語り継がれる功績を振り返ります。