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乙羽信子、生誕100年記念特集!宝塚、映画、そして新藤兼人との愛?乙羽信子の華麗なる軌跡、映画と舞台を彩った女優人生

昭和を彩った名女優、乙羽信子。宝塚歌劇団トップ娘役から映画界へ転身し、『裸の島』で世界を魅了。新藤兼人監督との運命的な出会い、そして晩年まで映画に捧げた情熱—。愛と葛藤、そして揺るぎない絆を描いた壮絶な人生。彼女の輝きは、今もなお観る者の心を捉えて離さない。

乙羽信子、生誕100年記念特集!宝塚、映画、そして新藤兼人との愛?乙羽信子の華麗なる軌跡、映画と舞台を彩った女優人生

📘 この記事で分かる事!

💡 宝塚歌劇団での活躍、トップ娘役として黄金期を支えた乙羽信子の舞台作品を紹介。

💡 映画界での転身、新藤兼人監督との出会いと代表作を紹介。数々の受賞作品も。

💡 新藤兼人監督とのパートナーシップ。映画制作を通して深まった絆と永遠の別れ。

本日は、数々の映画や舞台で活躍した女優、乙羽信子さんについて、その魅力を様々な角度からご紹介いたします。

まずは、乙羽信子さんの生い立ちから、その華麗なる経歴を振り返っていきましょう。

宝塚歌劇団から映画界へ

乙羽信子の代表作は?

「裸の島」「絞殺」「午後の遺言状」

皆様、いかがでしたでしょうか、テレビ初放送の作品も含むとは、貴重な特集ですね。

乙羽信子生誕年記念特集・衛星劇場にて(月)より全作品放送決定
乙羽信子生誕年記念特集・衛星劇場にて(月)より全作品放送決定

✅ 衛星劇場にて、9月1日から11作品が放送される「乙羽信子 生誕100年記念特集」が開催されます。

✅ 今回の放送は、映画デビュー作から遺作まで、計11作品がラインナップされており、テレビ初放送となる作品も含まれます。

✅ 特集では、乙羽信子の代表作である「思えば遠くへ来たもんだ」「かげろう」「強虫女と弱虫男」など、バラエティに富んだ作品を観ることができます。

さらに読む ⇒松竹シネマ出典/画像元: https://cinemaplus.shochiku.co.jp/latest-info/detail/142/

乙羽信子さんの舞台から映画への道、素晴らしいですね。

宝塚歌劇団での活躍も、その後の映画界での活躍も、彼女の輝かしいキャリアを物語っています。

乙羽信子は1924年10月1日生まれの女優で、本名は新藤信子。

宝塚音楽学校を卒業後、1940年に宝塚歌劇団に入団し、雪組に所属しました。

戦後のトップ娘役として活躍し、淡島千景とともに宝塚歌劇団第一期黄金時代の中心人物となりました。

主な舞台作品には、「小國民」「櫻井の駅」「棒しばり/勘平の死」「カルメン/春のをどり(愛の夢)」「人魚姫」「蝶々さん」「おもかげ/ファイン・ロマンス」「南の哀愁」「世界の花」「山三と阿國/眞夏の夜の夢」「リラの花咲く頃」「ヴェネチア物語」「アルルの女」「二つの顔」「夜鶴双紙/アロハ・オエ」「ハムレット」「玉昭君/春のをどり」「鏡獅子/ウインナ・ワルツ」「妖炎/ホフマン物語」「お夏笠物狂/君を呼ぶ歌」「雨月物語/キュウバ/人魚姫」などがあります。

1950年に宝塚歌劇団を退団し、映画界に転身。

映画監督の新藤兼人と出会い、数々の作品を制作しました。

代表作には、第2回モスクワ国際映画祭グランプリを受賞した『裸の島』、ヴェネツィア国際映画祭最優秀主演女優賞を受賞した『絞殺』、そして遺作となった『午後の遺言状』などがあります。

1953年にはNHK紅白歌合戦に初出場し、「初恋椿」を歌唱しました。

読売新聞連載「宝塚初物語」シリーズにも登場しています。

いやあ、乙羽信子さん、懐かしいなあ!宝塚時代から知っているんですよ。あの美しさ、存在感は忘れられないねえ。当時の公演をまた観たくなってきたよ。

映画界での活躍

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9月2日からの衛星劇場での特集、楽しみですね。

デビュー作から晩年の作品まで、幅広いラインナップで、乙羽信子さんの魅力を堪能できますね。

乙羽信子の生誕年記念で「愛妻物語」「釣りバカ日誌」「午後の遺言状」など放送
乙羽信子の生誕年記念で「愛妻物語」「釣りバカ日誌」「午後の遺言状」など放送

✅ 9月2日から衛星劇場で「乙羽信子 生誕100年記念特集」がスタートし、乙羽信子の出演作11本が放送される。

✅ 特集では、デビュー作「處女峰」や夫である新藤兼人監督の「愛妻物語」をはじめ、遺作「午後の遺言状」など、さまざまな作品がラインナップされている。

✅ 新藤兼人監督作品「かげろう」と「強虫女と弱虫男」は、今回がテレビ初放送となる。

さらに読む ⇒ナタリーポップカルチャーのニュースサイト出典/画像元: https://natalie.mu/eiga/news/587792

乙羽信子さんの映画出演作、本当に素晴らしいですね。

新藤兼人監督との出会い、そして数々の名作。

彼女の女優としての才能が存分に発揮されています。

乙羽信子は1950年に宝塚歌劇団を退団後、大映に入社し、1951年公開の『愛妻物語』で映画界でもスターの地位を確立しました。

この映画で新藤兼人監督と出会います。

1952年に新藤兼人監督の自主制作映画『原爆の子』に出演し、大映を退社、新藤兼人さんが設立した『近代映画協会』の同人になりました。

1960年には、セリフが一切なく、登場人物も狭い島で働く夫婦だけという実験的な映画『裸の島』に出演しました

リアリティーあふれる画面は大好評となり、世界的に高い評価を受けました。

1970年代からはテレビドラマにも出演し、1983年のNHK連続テレビ小説『おしん』では、主人公・おしんの晩年期を演じ、国内外において新たなファンを獲得しました。

『裸の島』、すごい映画ですよね。セリフがないのに、あんなに心に響くって、本当にすごい。乙羽信子さんの演技も、あの映画を支えてましたよね。

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映画『愛妻物語』で出会い、不倫を経て結婚。乙羽信子と新藤兼人監督、映画を通して育んだ愛と情熱の軌跡。昭和の大女優の波乱万丈な生涯。