吉行和子: 舞台から映画まで、女優人生を振り返る?吉行和子、女優としての軌跡と転換
女優、エッセイスト、俳人として活躍する吉行和子。舞台、映画、ドラマと60年以上も第一線で活躍し続ける彼女の波乱万丈な女優人生を振り返る。 喘息を患い、内向的な少女時代から、劇団民藝でのデビュー、体当たりの演技で女優としての地位を確立。恋愛体質で、好奇心旺盛な彼女の魅力と、数々の作品、共演者とのエピソードを紹介。現在も輝きを放つ吉行和子の"今"に迫る。
女優人生の転換期
吉行和子さんの女優人生の転換期となった作品は?
「愛の亡霊」
劇団民藝を退団し、新しい世界へ飛び込む決断。
女優としての新たな挑戦ですね。

✅ 吉行和子さんは、劇団民藝に所属し順調なキャリアを積んでいましたが、1960年代後半に唐十郎さんの「状況劇場」や寺山修司さんの「天井棧敷」など、新劇とは異なる表現が注目を集めるようになり、従来の演劇界に新しい波が押し寄せたことを感じます。
✅ 吉行さんは、唐十郎さんの戯曲「少女仮面」に触れ、その斬新な表現に惹かれ、劇団民藝を脱退し、鈴木忠志さんの「早稲田小劇場」に移籍することを決断します。
✅ 劇団民藝での安定した環境を捨ててまで「少女仮面」に出演したいと決めた吉行さんは、劇団民藝の重鎮である宇野重吉さんに相談し、彼の理解と励ましを受けながら、新しい世界への一歩を踏み出します。
さらに読む ⇒ホーム社文芸図書サイト出典/画像元: https://hb.homesha.co.jp/n/n7b36ad3985e1新しい表現を求めて劇団を辞め、新たな舞台に挑む姿は、まさに挑戦者ですね。
そこから、女優としての更なる活躍へと繋がったというのも、素晴らしいです。
吉行和子さんは、2023年にはNHK放送文化賞を受賞し、現在も現役バリバリの女優として活躍しています。
2008年には舞台から引退を発表しましたが、現在もテレビドラマや映画に出演するなど、幅広く活躍しています。
34歳の時、唐十郎さんや鈴木忠志さんの舞台『少女仮面』に出演することをきっかけに、劇団『民藝』を退団し、新しい世界に飛び込みます。
この舞台では、観客の反応も良く、初めてお芝居の楽しさを知ったそうです。
その後も舞台を中心に活動し、43歳の時には大島渚監督作品『愛の亡霊』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞するなど、女優として活躍しました。
吉行さんは映画「愛のコリーダ」には出演していませんが、続編となる映画「愛の亡霊」に出演しました。
この映画は過激な演出で問題作として知られており、吉行さんは周囲から反対される中、体当たりで役柄に挑みました。
この映画での活躍は、吉行さんの女優人生のターニングポイントとなり、数々の賞を受賞し、後の活動につながりました.。
唐十郎とか寺山修司って、まさにアングラ演劇の時代ですよね!吉行和子さんが、そんな世界に飛び込んだっていうのが、なんかカッコイイですよね。
橋爪功との共演
吉行和子さんと橋爪功さんはどんな関係で共演が多い?
夫婦役
橋爪功さんとの共演、息の合った夫婦役、楽しみですね。
公開日:2017/03/10

✅ 「家族はつらいよ2」の予告編が公開され、映画本編映像が初公開されました。
✅ 周造の運転免許返上をめぐり、家族は再び大騒動に巻き込まれます。
✅ 橋爪功、吉行和子をはじめ、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優など豪華キャストが再集結し、小林稔侍、風吹ジュン、劇団ひとり、笑福亭鶴瓶らも出演しています。
さらに読む ⇒シネマカフェ出典/画像元: https://www.cinemacafe.net/article/2017/03/10/47725.html夫婦役での共演が多いということは、信頼関係が築かれているということですね。
お互いを認め合いながら、作品を作り上げていく様子が目に浮かびます。
吉行和子さんと橋爪功さんは夫婦役での共演が多く、2016年の映画「家族はつらいよ」でも共演しました。
2人は夫婦役として息ピッタリで、お互いにその魅力を認め合っています。
吉行さんは橋爪さんを「謎の男で素敵」と評価し、一方で橋爪さんは吉行さんを「秘密主義でイヤなやつ」と冗談めかして評しています。
しかし、夫婦役としての演技には互いに信頼関係があることが伺えます。
橋爪功さんとの共演作は、いつも楽しみにしています。あの絶妙な掛け合いは、本当に面白い。これからも、色々な作品で共演してほしいですね。
吉行和子さんの女優人生を振り返り、その多才な才能、挑戦する心、そして今後の活躍から目が離せません。
💡 女優デビューから数々の映画、ドラマ、舞台での功績を振り返りました。
💡 結婚、離婚、そして女優人生の転換期など、様々な出来事をご紹介しました。
💡 橋爪功さんとの夫婦役での共演など、彼女の魅力を多角的に考察しました。