沢井一恵の音楽人生とは?箏と革新、国際的活躍の軌跡を探る?沢井一恵:邦楽界のパイオニア 多岐にわたる音楽性
幼少期から箏に親しみ、ジャンルを超えた音楽表現を追求した沢井一恵。邦楽の可能性を信じ、武満徹との出会いを経て、作曲・演奏活動を本格化。夫・沢井忠夫との箏曲院設立、世界ツアー、坂本龍一とのコラボなど、革新的な活動で邦楽界に新風を吹き込んだ。伝統楽器・十七絃箏の魅力を世界に発信し、ボーダーレスな音楽表現を追求し続けた、その軌跡を辿る。

💡 幼少期から箏に親しみ、東京藝術大学で邦楽を学ぶ。西洋音楽との出会いと邦楽の可能性を探求。
💡 武満徹の『ノヴェンバー・ステップス』との出会いを機に、邦楽の再評価を促し、新たな音楽表現を模索。
💡 夫である沢井忠夫との出会い、結婚後の活動再開、リサイタル開催と芸術祭優秀賞受賞。
本日は邦楽界を牽引した箏曲家、沢井一恵さんの音楽人生を紐解きます。
彼女の音楽への情熱、革新的な活動、国際的な活躍を通して、その魅力を余すことなくお伝えします。
音楽への目覚めと伝統からの旅立ち
邦楽家の著者が感じた、邦楽を取り巻く課題とは?
邦楽の社会的地位と他音楽科との隔たり。
沢井一恵さんは幼少期から箏に親しみ、音楽の世界へ足を踏み入れました。
東京藝術大学邦楽科で学び、伝統音楽の奥深さに触れます。
しかし、そこから彼女は更なる音楽の可能性を求めます。
公開日:2024/10/29

✅ 東京藝術大学の邦楽科は、1879年の音楽取調掛を起源とし、全国の芸術大学で唯一の邦楽科として、三味線音楽、邦楽囃子、日本舞踊など多岐にわたる分野の実技と演奏理論を教授しています。
✅ カリキュラムは、古典研究と実技指導に加えて、洋楽を含む幅広い音楽知識の習得を目指し、優秀な演奏家や教育者を育成することを目標としています。学部では実技、演奏会、副主専攻実技などを通して専門性を深め、大学院では高度な演奏技術と研究能力を養います。
✅ 卒業後は演奏家、教育者として活躍するほか、大学院への進学も可能です。教育職員免許状取得希望者はピアノの実技試験に備える必要があります。
さらに読む ⇒東京藝術大学出典/画像元: https://www.geidai.ac.jp/department/music/traditional_japanese_music東京藝術大学の邦楽科での学びは、伝統音楽の基礎を築く上で重要だったのですね。
西洋音楽との交流が限定的だったという点は、その後の彼女の活動に影響を与えたのでしょうか。
邦楽演奏家である著者は、幼少期からお筝に親しみ、様々な音楽に挑戦したいと願っていました。
しかし、当時は邦楽が十分に認められていない状況でした。
東京藝術大学で邦楽を学びましたが、西洋音楽との交流は限定的であり、邦楽科と他の音楽科との間の隔たりに違和感を覚えます。
卒業後、洋楽の作曲家に作曲を委嘱し、五線譜の楽譜を箏で演奏するための工夫を重ねました。
邦楽の世界も、大学で専門的に学べるようになったんですねえ。当時は邦楽もなかなか大変だったようですが、こうして音楽家として大成されたのは素晴らしい。
西洋音楽との出会いと邦楽の再評価
西洋音楽の行き詰まりが邦楽再評価につながった理由は?
邦楽の「間」の美しさが見直されたから。
西洋音楽との出会いは、沢井一恵さんの音楽観に大きな影響を与えました。
武満徹の『ノヴェンバー・ステップス』との出会いは、邦楽の新たな可能性を切り開くきっかけとなります。

✅ 武満徹の『ノヴェンバー・ステップス』とメシアンの作品を収録したCDの中古品。
✅ 定価2,136円のものが990円で販売されており、1~5日以内に発送、店舗受取サービスに対応している。
✅ 武満徹の代表作である『ノヴェンバー・ステップス』と、メシアンの作品『さればわれ死者のよみがえるを待ち望む』が収録されており、演奏についても言及されている。
さらに読む ⇒トップ | ブックオフ公式オンラインストア出典/画像元: https://shopping.bookoff.co.jp/used/0001065973中古CDの価格情報まで詳細に解説されているのですね。
武満徹の作品が、邦楽に新たな風を吹き込んだという点は、非常に興味深いですね。
西洋音楽が新しい創造に行き詰まり、異文化を取り入れようとする動きが出てきたことで、邦楽の再評価の機運が高まりました。
武満徹の「ノヴェンバー・ステップス」の成功は、その大きな契機となり、邦楽が持つ「間」の美しさ、つまり静寂や空間に美を見出す精神性が再認識されました。
著者は、この時代の流れの中で、邦楽の新たな可能性を模索し始めます。
西洋音楽との交流が、邦楽の再評価につながったとは、面白いですね。その時代の流れの中で、彼女がどのように音楽を追求していったのか、興味が湧きます。
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夫を支え、39歳で再始動。十七絃箏で世界を魅了!ジャンルを超えた音楽表現で、伝統楽器の可能性を切り拓いた沢井箏曲院 沢井一恵。