91歳現役介護士、細井恵美子さんの介護への想いとは？介護への情熱と70年以上のキャリアを持つ細井恵美子さんの生き方
91歳の現役介護士、細井恵美子さん。戦後、シベリアからの帰還兵の看護から始まり、訪問看護の先駆けとして、70年以上、人々の人生に寄り添ってきた。退院後の生活まで見据えたケア、認知症の方への温かいサポート…その原動力は「みんなの笑顔が見たい」という純粋な想い。年齢を重ねても輝き続ける細井さんの生き方から、介護の未来と人生の豊かさを学ぶ。
人生経験から生まれた介護への情熱
91歳の介護士、細井さんの介護への情熱は何から生まれた？
看護師経験と利用者の人生への思いやり
細井さんの人生経験から生まれた介護への情熱、素晴らしいですね。
✅ 細井恵美子さん（97歳）は、終戦後、両腕を失った男性患者の世話をして、退院後の彼の生活を案じ、看護師としての人生を歩み始めました。
✅ その後、訪問看護をスタートし、「山城ぬくもりの里」の開設にも携わり、70年間、看護、介護、ケアの現場で、利用者と向き合ってきました。
✅ 認知症の利用者に対しては、相手の反応から色々なことがわかるとして、たとえ一方通行の時があっても、会話を通して、少しでも元の状態に戻れるように寄り添い、利用者や家族、同僚から信頼される存在となっています。
さらに読む ⇒出典/画像元: https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/212565?page=3細井さんのように、困難を乗り越え、介護の道に進まれた方の言葉は、心に響きますね。
細井恵美子さんは、1931年生まれの91歳の介護士です。
京都府与謝郡出身で、佛教大学社会学部社会福祉学科を卒業しています。
細井さんは15歳の時に看護婦養成所に入学し、終戦直後の舞鶴港でシベリアからの引揚船で傷ついた人々の看護にあたり、そこで相手の人生を思いやる姿勢を学んだそうです。
その後、5つの病院で看護師として経験を積み、1967年には京都南病院に就職し、総婦長に抜擢されました。
しかし、ある日、退院間近の高齢男性が窓から飛び降りて亡くなる事件が起こり、細井さんは退院後の生活までケアする重要性に気づきます。
1972年には、病院に訪問看護を提案し、1986年には老人保健施設の設立を働きかけ、自ら副施設長として看護から介護の仕事へと軸足を移しました。
現在も91歳になった細井さんは、利用者の「人生を看る」ことを介護の本質と考え、初期認知症の方向けのケアなど、様々な取り組みを行っています。
細井さんの介護に対する想いは、番組「あなたと共に生きたい細井恵美子子さん91歳 介護現場への想い」で詳しく紹介されます。
90歳を超えても現役でいらっしゃるなんて、本当にすごいですね！ 昔の看護婦さんたちの話は、映画みたいで興味深いです。
70年以上の介護人生
細井恵美子さんの70年以上続く介護への情熱の源泉は？
笑顔が見られること
70年以上も介護の仕事に携わっているなんて、本当に尊敬します。
公開日:2022/12/24
✅ 細井恵美子さん（91）は、70年以上看護と福祉の分野で「生涯現役」を貫いてきた看護師です。
✅ 細井さんは、17歳から看護婦として働き始め、国立舞鶴病院に就職した1948年ごろ、シベリア抑留から帰国した男性の世話を通して「人の役に立つ喜び」を深く実感したと語っています。
✅ 現在は、特別養護老人ホーム「山城ぬくもりの里」の顧問として、利用者の方々と温かく接し、その人らしい生活をサポートしています。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20221224/ddf/001/040/003000c細井さんのように、働くことへの喜びを感じながら、高齢になっても働き続ける姿は、多くの人に勇気を与えますね。
細井恵美子さんは、70年以上介護の仕事に携わっており、その理由は「働くことによってみんなの笑顔が見られること」だと語ります。
細井さんは、戦後すぐの1948年に看護師として働き始め、両腕を失った患者を担当した経験から、訪問看護の必要性を感じ、その後は「山城ぬくもりの里」の開設にも携わりました。
さらに、1972年には訪問看護の仕組みを提唱し、日本の訪問看護の先駆けとなりました。
3年前の大腿骨骨折を乗り越え、再び職場に戻り、認知症の利用者さんとの接し方や介護の知識を深めています。
細井さんの生き方は、年齢を重ねても働き続けることの意義や、人生の価値観について考えさせられます。
彼女の熱い思いと経験は、多くの介護職員にとって貴重な財産であり、介護現場の世代間交流の重要性や、高齢者の経験を生かすことの意義を示唆しています。
細井さんのように、長く第一線で活躍されている方がいるのは、素晴らしいですね。働くことへの喜び、本当に大切ですね。
高齢者介護の未来への提言
90代現役介護士の秘訣は？
笑顔と寄り添う心
高齢者の自立を支えるための、細井さんの活動は素晴らしいですね。
✅ 細井恵美子さんは、1946年から看護師として活躍し、1972年には日本で初めて訪問看護の仕組みを病院に提案した先駆者です。
✅ その後、介護老人保健施設の設立にも尽力し、現在92歳になっても介護職員として働き続けています。
✅ 高齢者の方々が自分らしく生きられるように、医療と介護の橋渡し役として、その活動を続けています。
さらに読む ⇒ユニーク看護師細井恵美子歳現役ナースハートネット出演│アクティブナース図鑑出典/画像元: https://cango.blog/hosoi/長年の経験と温かい愛情で、高齢者の方々に寄り添う細井さんの姿は、まさに理想の介護の形ですね。
90代現役介護士の細井恵美子さんは、70年近くのキャリアを持ち、週3日勤務で「みんなの笑顔が見たい」と働き続けている。
シベリア抑留者の看護経験から、利用者一人ひとりの人生に寄り添う個別ケアを大切にしている。
細井さんは、17歳で看護師として働き始め、シベリア抑留で両腕を失った男性患者との出会いが、訪問看護の重要性を強く意識させるきっかけとなった。
その後、精神科病棟での経験を経て、37歳で京都南病院の総婦長に就任し、訪問看護を開始。
その後、「山城ぬくもりの里」の開設にも携わった。
細井さんの介護への情熱は、利用者の方々の「その後の人生」に寄り添う深い愛情から生まれており、認知症の方への個別サポートや、一人ひとりの個性を尊重する姿勢が特徴である。
細井さんは、自宅から1時間かけて職場に通い、利用者の機能維持をサポートするため、計算問題を一緒に解いたり、食事の介助をしながら会話を試みたりと、時間をかけて向き合っている。
細井さんの長年の経験と温かい人柄は、経営者からも高く評価され、若い介護職員にはない効果をもたらしている。
細井恵美子さんの人生を通して、私たちがどのように生き、どのように年齢を重ねていくのか、そのヒントを探っていきましょう。
細井さんのように、長く現役でいらっしゃる方は、本当にすごいですね。 個別ケアや、その人らしい人生を尊重する姿勢、見習いたいです。
本日は、91歳現役介護士、細井恵美子さんの介護への想いをご紹介しました。
細井さんの長年の経験と温かい人柄は、多くの人に感動を与えますね。
💡 細井恵美子さんは、91歳にして現役の介護士として活躍しています。
💡 細井さんは、70年以上の長きにわたり、介護の現場で経験を積んできました。
💡 細井さんの介護に対する情熱は、高齢者の生活を豊かにすることに繋がっています。
