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松井久子、晩婚と新たな人生?小説『疼くひと』に見る、70代女性の生き方とは?76歳、晩婚を選んだ松井久子の、人生観と結婚観を探る

76歳、松井久子さんの晩婚物語。長年一人で息子を育ててきた松井さんが、13歳年上の思想史家・子安宣邦さんと結婚を決意。コロナ禍での不安、病気や介護への備え、そして何より“共に生きたい”という強い思いが背中を押した。晩婚を通して得た新たな視点、社会的な認知とその裏側にある課題。高齢者の性愛を描いた小説家でもある松井さんが見つけた、年齢や常識にとらわれない幸せの形とは?

松井久子、晩婚と新たな人生?小説『疼くひと』に見る、70代女性の生き方とは?76歳、晩婚を選んだ松井久子の、人生観と結婚観を探る

📘 この記事で分かる事!

💡 松井久子さんの晩婚の背景には、病気や介護への現実的な不安と、パートナーシップへの強い願望があった。

💡 70代女性の性愛を描いた小説『疼くひと』を通して、年齢を超えた女性の生き方と自己肯定の重要性を提示。

💡 再婚相手である思想史家、子安宣邦さんとの出会いと、そこから始まる新たな人生の章について考察。

それでは、松井久子さんの晩婚に焦点を当て、彼女の人生観や結婚観について、掘り下げていきましょう。

晩婚の決意

松井久子さんが再婚を決めた理由は?

高齢期のサポートのため

松井久子さんの晩婚の決意に至るまでの背景には、健康面や介護の問題、そしてパートナーシップへの強い願望がありました。

松井久子「運命の人は歳、歳で結婚を決意。婚姻届けを出したのは、手術の同意書にサインできるのは家族だけだから」最初の結婚は夫ので破綻、今度は介護も引き受ける覚悟で<前編>

公開日:2023/01/30

松井久子「運命の人は歳、歳で結婚を決意。婚姻届けを出したのは、手術の同意書にサインできるのは家族だけだから」最初の結婚は夫ので破綻、今度は介護も引き受ける覚悟で<前編>

✅ 松井久子さんは、思想史家の子安宣邦さんと結婚した理由として、病気になった際に手術の同意書にサインできるのは家族だけという現実的な事情を挙げている。

✅ また、松井さんは同世代の女性が夫の介護に苦労している現状を目の当たりにし、自身も年上の男性と結婚することで介護の負担を共有したいと考えている。

✅ 松井さんは、子安さんとの出会いを「天からのご褒美」と捉え、彼を支えたいという強い気持ちを持っている。

さらに読む ⇒婦人公論|芸能、事件、体験告白……知りたいニュースがここに!出典/画像元: https://fujinkoron.jp/articles/-/7581?display=full

結婚の決め手となったのは、病気や介護、そしてコロナ禍における現実的な問題でした。

晩婚を選んだ理由を深く掘り下げていますね。

松井久子さんは76歳で、13歳年上の思想史家、子安宣邦さんと結婚しました。

結婚の理由は、病気や介護の際に家族でないと手術の同意書にサインができなかったり、コロナ禍で入院した場合、家族でないと面会できない可能性があったためです。

特にコロナ禍において、子安さんの娘さんから「結婚していないと、入院したらお見舞いにも行けないわよ」と背中を押されたことが大きな決め手となりました。

松井さんは、以前33歳で離婚し、40年以上一人で息子を育ててきました。

そのため、再婚は考えていませんでしたが、高齢になってからの病気や介護を考えたときに、パートナーとして寄り添いたいという気持ちが強くなったようです

なるほど、病気や介護の問題は、誰しも直面する可能性がありますからね。人生経験豊富な松井さんの決断には重みがありますね。

『疼くひと』が語るもの

『疼くひと』は何を描いた小説?

高齢者の性愛

『疼くひと』は、松井久子さんが高齢者の性愛をテーマにした小説です。

この作品を通して、高齢女性の自己肯定と性に関する考察を深めます。

映画監督・松井久子が語る、゛高齢者の性愛゛を小説で描いた理由「幾つになっても自分らしく生きたほうがいい」
映画監督・松井久子が語る、゛高齢者の性愛゛を小説で描いた理由「幾つになっても自分らしく生きたほうがいい」

✅ 松井久子さんの新作小説『疼くひと』は、70代の女性が50代の男性に惹かれる物語を通して、高齢者の性愛をリアルに描写しています。

✅ 作者の松井さんは、女性が自身の身体性と欲求を解放していくことの重要性を訴え、特に自身の世代が受けてきた性的抑圧について、結婚や性に関する社会通念がいかに女性を縛り付けてきたかを語っています。

✅ 小説は、性的な描写だけでなく、女性器の手入れや、結婚後の夫婦関係における性的関係の変化など、女性が日常生活の中でどのように身体と向き合っているのか、具体的な描写を通して深く掘り下げています。

さらに読む ⇒リアルサウンド|音楽、映画・ドラマ、エンタメ×テック、書籍のカルチャーサイト出典/画像元: https://realsound.jp/book/2021/03/post-716675.html

作品を通して、女性の性的抑圧や自己肯定の重要性を訴えているんですね。

松井さんの生き方そのものが、作品に影響を与えているようです。

松井久子さんの作品『疼くひと』は、高齢者の性愛をテーマに、女性が抑圧されてきた性に関する認識や、自身の身体と向き合うことの重要性を描いた小説です。

松井さんは、子安さんの考え方や生き方に共感し、年齢や社会的な常識にとらわれず、共に幸せを追求するという新しい生き方を示唆しています

松井さんは、結婚を通して人生観や家族観について、新しい視点を得たと述べており、晩婚は人生の新たな章の始まりであることを示しています。

高齢者の性愛というテーマは、興味深いですね。社会的なタブーに切り込む姿勢は、素晴らしいと思います。私も読んでみたいです。

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子安宣邦さんと松井久子さん。年齢を重ねて出会い、人生観を共有。結婚を選び、社会的な認知と現実の間で揺れ動く。結婚制度の本質を問いかける。