ヤマザキマリの息子デルスさんの軌跡と自由な生き方とは？デルスさんの世界を旅する人生

それでは、デルスさんの足跡を辿りながら、彼の魅力に迫っていきましょう。

まずは、彼の幼少期から大学時代について解説します。

世界を放浪し、ハワイ大学へ

本日は、ヤマザキマリさんの息子であるデルスさんについて掘り下げていきます。

幼少期から世界を旅し、ハワイ大学に進学したデルスさんの足跡を辿ります。

ハワイ留学】元ハワイ大生が教える！ハワイ大学マノア校

公開日:2020/01/12

✅ ハワイ大学マノア校は、ハワイ州立大学機構の4年制大学の一つで、世界80カ国から約19,000人の学生が学んでいます。

✅ 研究機関としても高い評価を受け、第二外国語教育研究、海洋研究、天文研究などで全米トップ10にランクインしています。

✅ 留学生は、ハワイ州立大学機構内のコミュニティカレッジから編入するのが一般的で、カピオラニコミュニティカレッジからマノア校に編入する場合は、卒業時点のGPAが基準を満たせば授業料が半額になる制度があります。

さらに読む ⇒元ハワイ大生のブログ出典/画像元: https://yu-96815.hatenablog.com/entry/2020/01/12/154114

ハワイ大学に進学されたエピソード、大変興味深いですね。

学長の一言で進路を決めるあたり、デルスさんの柔軟性、そして魅力的な人柄が伺えます。

ヤマザキマリさんの息子であるデルスさんは、イタリア・フィレンツェ生まれで、両親の影響で世界中を旅し、ハワイ大学マノア校機械学部を卒業しました。

理数系が得意で、中学時代にはポルトガルの数学オリンピックで優勝するほどの才能を発揮しました。

ヤマザキさんは、デルスさんの大学選びに積極的に関わることはせず、むしろ「大学進学なんてやめな」とまで言っていたそうです。

しかし、デルスさんは10校以上に願書を提出するも、最終的にはイリノイ工科大学への入学を決めていました。

しかし、ハワイ大学の見学に行ったデルスさんは、学長から「ハワイは君に向いている気がする」と勧められ、すぐに「イリノイやめてここにするわ」と決断しました。

ハワイ大学は、デルスさんの得意な理系分野に強く、移民も多いことから、生活しやすい環境だったようです。

ヤマザキさんは当初「ハワイはチャラチャラしてそうだな」と思っていましたが、友人のアドバイスもあり、デルスさんの決断を尊重しました。

ハワイ大学での生活は、勉強が大変で、6年間でワイキキビーチには一度しか行けなかったそうです。

それでも、卒業式はアロハシャツ姿で、ハワイらしさいっぱいの式だったとのこと。

ヤマザキさんは、息子が自身の道を歩むことを尊重していることがうかがえます。

ハワイ大学でのエピソードは、まるで映画のようですね。私も、自分の進路をあの時もっと真剣に考えていれば…と、少し後悔しました。

父親との別れと孤独

今回は、デルスさんと周囲の人々との関係に焦点を当てます。

デルスさんの父親との関係や、岩手でのボランティア活動について見ていきましょう。

ヤマザキさんちのデルスくん

公開日:2013/07/08

✅ アメリカ人の若者、ヤマザキデルスさんが、災害支援ボランティアのために、昨年同様、著者の家に滞在し岩手の被災地を訪れた。

✅ デルスさんは漫画家ヤマザキマリさんの息子で、明るく人懐っこい性格で、様々な人と交流し、被災地の人々に希望を与えた。

✅ 著者は、デルスさんの明るさと優しさに魅了され、まるで息子のように感じている。来年も岩手に戻ってきてくれることを楽しみにしている。

さらに読む ⇒歌うどんぐり。出典/画像元: https://blog.ekollon.jp/?p=244

デルスさんの優しさ、そして周りの人々を惹きつける魅力が伝わってきますね。

まるで物語のようなエピソードに、心が温まります。

デルスさんの父親は、ヤマザキマリさんがフィレンツェで出会った4歳年上のイタリア人です。

自称詩人で生活力に乏しかったため、ヤマザキマリさんは同棲生活10年後に別れています。

ヤマザキマリさんは、デルスさんに父親について否定的なことは一切言わず、出生の秘密をありのまま伝えてきたそうです。

デルスさんは孤独と向き合いながら、自立心を育んできました。

様々な国を転々とした経験は、彼の成長に大きく影響を与え、現在は写真家として活躍しています。

彼の波瀾万丈な人生は、孤独と自立、そして成長の物語です。

父親との関係性が語られていますが、色々な事情があったとしても、ありのままを伝えることが大事ですよね。私も見習いたいです。